SHORT SHORTS FILM FESTIVAL 2006

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「Thank You for Smoking」上映後の質疑応答

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最後まで観る人を大いに笑わせながらも、自分自身の判断で選択をするということの意義を深く考えさせられる「Thank You for Smoking」。
この作品は、興味深いことに、タバコをテーマにした映画でありながら、喫煙シーンがまったくありません。
上映後のQ&Aでそのことについて尋ねると、ジェイソンは、
「この映画の中では、タバコを勧めることも、やめようと呼びかけることもしたくなかった。もっとパーソナルな感情を語りたかったんだ。
タバコをテーマにしたのは、自己管理とか、自分で選択する、ということを端的に表せる格好の題材だったから。それに、主人公はとても弁の立つ人間という設定だったので、タバコを擁護する、という難しい役割を持たせて、主人公の特徴を際立たせたんだ」と説明してくれました。

また、「プロデューサーは監督のどんなところに惚れ込んだんですか?」という質問にダンが「なんといってもユーモアのセンス。これに尽きるよ」と答えると、ジェイソンは、「ダンは、今まで出会った中でもっとも心が広い人間だったし、それにほら、見てよこのファッション。スタイリッシュだろ?(笑)」とお互いを褒めちぎる一幕も。

今後の作品作りについて、ジェイソンは
「これからもコメディにこだわりたい。今回は製作費が8億円ぐらいかかったけれど、大きな予算でいろいろとしがらみが出てくると、監督の主張が通らなかったりする可能性もあるので、適度な予算での長編を作ってゆきたい」と話していました。


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上映後、サインを求められるジェイソン

プログラム終了後、SSFFは第1回から欠かさず観にきているという観客の方に感想を尋ねると、
「5年前の”In God We Trust”もキャスティングがいいと思ったけれど、今回のキャストもすごく生き生きしていました。ストーリーも、タバコを吸うことを否定しているわけではないところが興味深かった。考えさせられました」ととても満足げでした。


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今回、脚本を書くことに特に心血を注いだと話していたジェイソン。
今後も痛快なコメディをどんどん作ってくれるはず。
これからの彼のさらなる活躍に注目してくださいね!!

投稿時刻/2006年06月09日 20:45




ジェイソン監督とダン プロデューサー、SSFFに凱旋!

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ジェイソン監督(中央)とダン プロデューサー

ジェイソンとダンが、SSFFに再び帰ってきてくれました! 
ショートフィルムは長編映画へのパスポートである、とよく言われますが、彼らはそれを見事に実現したのです!!
今回、ハリウッドデビュー作をひっさげての堂々の凱旋となったふたりですが、人懐っこい笑顔は、5年前とまったく変わらないまま。まずは5年前のSSFF観客賞受賞作品「In God We Trust」を上映し、ふたりに当時のことを交えて語ってもらいました。
ダンはショートフィルムと長編映画の製作上の違いについて、
「簡単に言えば、撮影を含めてスケジュールを組む時間が長くなるということ。僕自身は長編もショートフィルムを何本も撮るような気持ちで取り組んでいる。あとはやはり資金面だね。ショートフィルムは予算を抑えられる市友人同士でお金を出し合って作ることができるけれど、長編は莫大なお金がかかるので、それだけ責任も伴うし」と話してくれました。

ところで、「Thank You for Smoking」はなんと5年間かけて作ったとのこと。脚本を書くのに半年かけ、残りは資金集めに費やしたのだそうです。
その甲斐あって、アメリカでは約30億円もの興行成績を収めました。
上映の前にジェイソンは、「この中で喫煙者は?」と観客に質問。手を挙げたのはほんの数人でしたが、彼らに向かって「タバコは絶対辞めた方がいいよ!」といたずらっぽく笑いました。
さあ、いよいよお待ちかね、「Thank You for Smoking」の上映です!

投稿時刻/2006年06月09日 18:52




Special Event 「Thank You for Smoking」先行上映!

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今日は今年のサンダンス映画祭で大絶賛され、アーロン・エッカートやロブ・ロウ、ケイティ・ホームズとそうそうたるハリウッドスターを起用した超話題作、「Thank You for Smoking」の先行特別試写会がおこなわれます。
実はこの作品、2001年のSSFF(当時はアメリカン・ショートショートフィルムフェスティバル)で観客賞を受賞した「In God We Trust 」のジェイソン・ライトマン監督とダン・ドゥビッキプロデューサーのハリウッドデビュー作。ラフォーレミュージアム前の階段では、多くの映画ファンが列を作っています。

投稿時刻/2006年06月09日 17:49







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