SHORT SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA 2015

ショートショート フィルムフェスティバル ＆ アジアが二次創作をテーマに短編小説をWEBで公募し、大賞作品をショートフィルム化、ラジオ番組化するプロジェクト「ブックショート」。SSFF & ASIA 2015内で人気作家 冲方丁氏を中心に、出版社やビデオメーカーのスタッフが集結した組織 「冲方サミット」とのコラボイベントを開催し、冲方作品の二次創作解禁・新人発掘プロジェクト「冲方塾」の詳細が発表されました。今回解禁されたのは、「マルドゥック・シリーズ」「天地明察」「もらい泣き」の3作品。1,000文字以上10,000文字以下の短編小説をブックショートWEBサイトにて募集中！

『冲方サミット×ブックショート　Part2』

■BookShortsとは？？

司会： ありがとうございます！すごい分かりやすい

神谷氏：というようなプロジェクトを行っております。

冲方氏：著作権フリーになった作品をもとにそのストーリー構造を継承する形でストーリーを募集するんですがそれに僕が現代の作品で一部著作権フリーとして、新人賞に限定してご提供しましょう。ということをブックショートさんと小説部門をやることになりました。先ほど塩沢さんがおっしゃいましたように、賞金はない！というただし、僕と対談する権利が与えられます。

◎：あくまで『マルドゥック・シリーズ』『天地明察』『もらい泣き』の小説の3作品を基本とし応募してもらう。賞金はないですけれどSFマガジンもしかしたら集英社さんとweb掲載の可能性も有るかもということですね。

冲方氏：クオリティー次第次第なので、何とも言えない。しかし、載ればその人に原稿料が支払われるし、対談をして、それが面白ければ、本で掲載されて、その分の掲載料もその方に支払われます。なので実力でお金を取りなさいという仕組みです。

司会：自分の腕でね！

冲方氏：まぁこの対談で自分の言葉が活字になる経験という。これはなかなかないので、受賞した方はその体験を広めてもらいたいですね。非常に面白いことになると思います。小説の方が、1万字と言っても、1万字で完結したものでもいいですし、ある1シーンとかでもいいわけですよね。はい。本当に面白ければいいので、読めるものであればいいと。いろんな意味で。形式その他はホームページで詳細をご覧になっていただくとして、自分でまず作る段階、初めて作ったとか、作りたくて作った段階と、人を楽しませたいという人といろいろいると思うのですが、自分の段階を意識すればいい。この人はこの段階なんだなと。それは別にプラスでもマイナスでもない。けれど自分が何をしているかを意識して、是非作っていただきたい。そうしないと面白くないですから。大体活字なんて、ルーチンワークもいいところで、50数文字しかないひらがなの組み合わせと、漢字千数百文字の組み合わせを、永遠と並び替えるだけの作業ですから、基本的にはツラいんです。このつらい作業をいかにして、楽しくするかっていう、楽しくなるか、そしてそれがなぜ楽しいのか、それをご自身で実感したものを送っていただければ、自然とこちらにも伝わりますので、自然と候補にもなりますし、上にも上がって行くと、いう次第でございます。

司会：はい！という、、　　　コツがわかりましたね！ありがとうございます！そしてお話が戻ってしまうのですが、どんな作品がいいのかというところで、集英社様にもお伺いしてもよろしいですか？

太田氏：『もらい泣き』担当の太田と申します。もともと33篇ショートストーリーなので、コミカライズするにしても小説にしてもやりようがいくらでもあるというのが面白いと思うんですよね。で泣ける話というのが縛りとしてあるんですけれども、その世界観は、作者の方のお好きなようにというのも変ですが、そういう感じでいいのでしょうかね？

冲方氏：結果的に泣けない話になってもいいんですよ。笑える話でもいいです。大体中が特定の人はなくだろうけど、大多数の人が笑うだろうという話も入ってますから、

太田氏：そうですね。なくにもいろんな種類があると思うので。作る楽しみを味わっていただけたらなと思います。

司会：笑い泣きというのもありますからね！　そうですね！ありがとうございます！

続いて少年画報社様お願いいたします。

若林氏：少年画報社の若林と申します。観念的になってしまうのですけれど、少年画報社というマンガオンリーの出版社をやっておりまして、今回新人発掘ということで、ガツガツ行かせていただこうかなと思っているんですけれど、ほんと観念的ないい方ですがどんなマンガを私たちが求めているかと申しますと、キャラクターで、キャラクターを如何に描けるかというのがマンガは重要だと思うんですけれど、簡単に言うと冲方さんが描く、作品を2次創作するわけなのですが、「冲方さん以上のキャラクターを作ってやる」というようなそういう気概が原稿から見えるような人を求めたいなと思っております。

司会：おおお！冲方さんを超えるぞ！というような気持ちの方を募集ということですね！

若林氏：冲方さんが生んだキャラクターなんですけれど、おれの方がこのキャラクターをうまく生かせるというような

冲方氏：素晴らしいですね。その人が続きを書けばいいんじゃないかというような。

司会：はははは

冲方氏：そのくらいの気持ちがあってほしいですよね

司会：ということで、どんな新人賞になるか楽しみですね。　予想できなくなりました！わくわくしますね。本日からホームページも開設されましたので、そちらもご覧ください。

さらにですね、応援企画があるとか、、、こちらの動画をご覧ください！

 ■冲方1分動画コンテスト

～冲方1分動画コンテストの動画～

司会：これアニメだったら完全に作画事故ですよね！僕初めてみました笑

攻殻機動隊の後でこのクオリティでいいのか！？という

司会：こちらは素人のいいところということで、応援動画ということで　一応プロモーションなんでしょうね　面白いパターンですね

はい。ここでもう一つ行きましょうか　はいそれでは、角川書店様、概要の説明をお願いいたします。

角川書店様：元々一年半くらい前に、冲方さんの作品を各出版社とかファンの方々が紹介するようなプロモーションを出来ないかなと話してまして、酒の席での話しだったんですけど、その勢いで作ったのが紙芝居という感じで、本当に多岐に渡る作品で、その作品ごとにコアな方々がいらっしゃるので、その方々の愛をぶつけて頂いて、先ほどのような紙芝居形式でも良いですし、動画形式でも、動画を募集しまして、冲方1分動画コンテストというのを今回開催させて頂こうかと思っております。冲方さんいかがですか。

冲方氏：いかがですかって、すみません随分長くかかってしまいましたけど

角川書店様：ここがあったから色んな二次創作の話になり、冲方サミットに繋がるきっかけであると

冲方氏：色んな人と直接話して凄いいっぱいパンドラの箱を開いちゃったんですけれども、基本的に手書きないし版権を使用していない、トレースしてない、あるいは変更・改造してなければOKですよね。で、あとBGM

角川書店様：ニコニコ動画の中に冲方サミットチャンネルというチャンネルがあるんですが、こちらがカスタマイズ中でして、こちらで応募規約を近々アップする予定です。そちらの方で使用可能なBGM等を公開しますので、条件の中で使ってふんだんに皆様の冲方さんと冲方作品への愛をぶつけて頂ければと思ってますので。賞金賞品に関しては暫定的ではありますが、「テスタメント３」に皆様のお名前が出るかも知れない、登場権が与えられるかもしれないという説もありますので。

冲方氏：作品登場権って新しい商品を

角川書店様：そういったものを含めて考えておりますので

冲方氏：ペンネームなのか本名なのかちゃんと考えて出してほしいですよね、後悔しないように。これって本当に1分じゃないといけないんですか？

角川書店様：基本的には1分なんですが、1分で表現するには愛がこぼれてしまう場合には3分でいいと。

冲方氏：凄い幅があるなぁ

角川書店様：実際作ってみて1分だとまとまらないっていうのが、皆さん去年の7月くらいに作って頂いたんですが、なかなか書き？？れてしまうので、場合によっては3分もありよという風にさせて頂こうかなと思ってます。

冲方氏：だいたい1分ってことだよね

角川書店様：約1分ということで

司会：はい、さて、ここでですね、急遽このコーナーに参戦願いたいという人が、別所哲也さんです、どうぞ

冲方氏：いきなりそんなにシームレスに来るって、そんなに押してたんだ

司会：いや時間はたっぷりありますから

別所：全然押してないですけども、皆さんが真っ黒だっていうんで急遽白を着てきました

司会：いいですね、そこまで考えてくださって。

別所：今日は私の結婚式にお集まりいただきまして本当にありがとうございます。どうぞお座りください。あら、椅子があるんですか。さすが臨機応変ですね、皆さん。

司会：どうですかご覧になってましてどうでした

別所：それぞれのプロジェクトが立ち上がっているので、私ショートショート　フィルムフェスティバル＆アジアの代表としましては、先程紹介のあったブックショート、これをどうやって冲方さんと盛り上げていくべきなのか、今日は是非皆さんに別所哲也・冲方丁結婚するとつぶやいて頂きたい

司会：そういうこと、いい画ですけどね

別所：21世紀電撃愛ということでしょうね。まぁある種結婚ですよね、ひとつのプロジェクトでマリアージュということですね

冲方：いいこと言いますね、マリアージュ

別所：角川早川差し置いて、という訳ではございません。皆さんと一緒に色んなプロジェクトをということなんですが。座りましょうか、カメラアングルのこともありますし。放送中ですもんね。

司会：参戦して頂いて嬉しいですよ

別所：若干皆さんがひいているのが寂しいんですけども。でも本当にそれぞれのプロジェクトが冲方さんの愛にあふれていますし、私たち国際短編映画催もブックショートという新たな世界観の中で冲方さんと色々これから何かやっていければと思いまして、こういう風にビシッと白に全部変えて、今日は皆さんにお礼とこれからよろしくお願いしますという意味で参加させて頂いています。

司会：別所さんも書く方で参戦できますもんね

別所：そうだなぁどうしようかなぁ、僕は原稿用紙1枚が高いですよ。そんな生々しいこと言う必要はないですけど

司会：見てみたいですけども

別所：折角ですから僕も冲方哲也になりますから

司会：さっき婚姻届出しましたからね

別所：なんなら別所丁になってもらって。色々な形でショートフィルムとラジオドラマにするという二次創作、動画の配信、今日も放送されているんですよね。色んなところに映像が伝える面白さが凄くあると思います。あるいはラジオドラマにすることで耳の中で創造する楽しさ、こういうものに発展できれたらなぁとそんな風に思っております。

司会：ぜひお二人をモデルにしたBLの小説とか見てみたいですけど

司会：結婚しましたからね、二次創作が開始している

別所：大丈夫ですか皆さん、すぐTwitterしないとだめですよ

司会：終わるころにはニュースにあがっている

別所：別所・冲方結婚

司会：またお二人でトークして頂きますので、よろしくお願いします、このあとゆっくりトークして頂きますので。

別所：そうだ、皆さんこの後結婚式の二次会行かないといけないから。大丈夫？早川さんも大丈夫ですか？

司会：さあ、ということで応援動画もあり、盛りだくさんでしたが、色んな二次創作会議について話面白かったなぁと思いますよ。もっと皆さんと喋りたいんですが、お時間もありますので、お二人のコーナーもありますので。以上冲方サミットの皆さんでした。ありがとうございました。