ニュース / 新着情報 詳細

【レポート】はじめてのVR映画体験!LEXUS MEETS…に行ってきました!,6/17,日比谷会場

2018/06/19

映画祭ボランティアライターの井上たまみです。

17日土曜日、この春に新しくオープンした日比谷ミッドタウン1FのLEXUS MEETS…にてVR部門の作品を体験して来ました。

LEXUS MEETS…の会場ではVR360°プログラム1−5の体験チェアが4台とVRインタラクティブ1機が用意されていて一度に5人が体験する事が可能です。私はくるくる回る一人用チェアに座ってVR360°のプログラム2を体験してみました。話題のVR体験が出来るとあってこの日は11時の開店前から行列が出来ており30人位の方がお待ちでした。プログラムにもよりますが鑑賞時間が約20~30分程度ですし、機材装着などのセッティングもありますので、体験をご希望の方は事前にプログラムを選んでおかれるとスムーズかもしれません。

VR360 チェア4つとVRインタラクティブの様子

まずはスタッフさんから目の周りにつけるマスクのようなカバーを手渡され装着します。それからスタッフさんがVR機材の映りをチェックして下さり、いよいよVR機材を装着します。中に出てくる文字にピントが合うようにしっかりとヘッドバンドで固定したら次はヘッドフォンを装着。それからリモコンでプログラム番号を押したらスタートです。

私が選んだプログラム2の中には3つの作品がありました。

1つ目の『Remember』はVRで過去の思い出を追体験している女性の物語。私自身がVRを体感しながらの鑑賞なので、まるで自分がその女性になっているかのような不思議な感覚で映像を観ていきます。3分と短い中にもせつなさが残る内容でした。

2つ目の『Sergent James』 は、「あれ、ここどこ?暗いんだけど…」とチェアをくるくるさせながら一周。「なんか、おもちゃがある!あ、そうか。」と周りを見渡し、物音や様子を伺っていたら私自身がこの物語の一部であることに気づかされることに。

そして中でも私が一番楽しめたのは作品が3つ目の『コズミックフロント☆NEXT南米星空編』です。行ってみたいと思っていたボリビアのウユニ塩湖の真ん中にぷかりと浮かびつつ空には満天の星。辺り一面の星空と美しい湖の雄大な景色に包みこまれる文字通り360°自分だけの空間がそこに広がっていました!空には天の川、横にも星、真下には湖、「なんて贅沢なプラネタリウムなの!」と思いながらチェアをくるくる回し、顔の角度も様々な方向を見渡してゆっくりとその景色を味わいながら過ごしました。

こんな風に体丸ごと映像体験が出来るのもVRならではだと思いました。大きなスクリーンで観る映画、TVやPCやスマホでひっそり観る映画、どちらもそれぞれの良さがありますが、VRは更に新たな映像の可能性を世界を広げてくれるデバイスだと思いましたし、私に新たな映像の世界の楽しみ方を教えてくれるものでした。24日来週の日曜日まで開催中ですので、ぜひこの新しく素晴らしい映像の世界を体験されて見て下さいね!ウルトラマンや亡霊のお話、ドルフィンやアニメーションなど他にも興味深い作品がたくさん揃っていますので、ぜひお出かけ下さいね。

VR SHORTSについて詳細はこちら