ニュース / 新着情報 詳細

【レポート】映画祭はまだまだ続く!本日から二子玉での上映がスタート!, 6/21, iTSCOM会場

2018/06/22

先週末に開催されたアワードセレモニーの熱気も冷めやらぬ中、映画祭もいよいよラストスパート!会場を二子玉川iTSCOMに移して、6/24(日)まで盛りだくさんの内容でお届けしていきます。 そして、本日も2つのプログラムに国内外からゲストが登場してくれました。

 

戦争と生きる力プログラム supported by 赤十字 2

太平洋戦争を経験した老人が、東京大空襲での喪失と極限状況での優しさをアニメーションで表現した『1945年3月、東京』。田中淳監督は、「僕たち世代は戦争についてきちんと教えてもらってこなかったので、ずっと戦争に興味があった」といいます。温もりのある淡いタッチのアニメーションは、手作り感を出すために、水彩で描いた絵をコンピューターに取り込み、CG化したそうです。

『1945年3月、東京』の田中淳監督(右)。細部までこだわり抜かれた5分50秒の作品は、仕事の合間を縫って、7ヵ月間かけて完成。人の手を借りず、すべて一人で作業したそうです。

 

『パパにタバコ』は、戦争の悲劇を、戦地へ出征した父を想う幼い子どもの視点から描いた心に残る作品です。ミュージカルの技法で表現しています。

Michelle Kee監督は、この作品の核となる“兵士にタバコをと届ける”というアイデアが、第一次世界大戦下に実際にあった広告のイラストにインスパイアされたものであることを教えてくれました。またミュージカルという斬新な表現には、かつてMichelle Kee監督と脚本家がミュージカルで一緒に仕事をした経験が生かされているそう。

映画の色を調整したカラリストのPatrick Shawさんは、現代のデジタル化された機材で撮影したものを、時代にマッチしたカラーにするために、細かく色調整をしていったとのこと。また、現場でもスチールを撮影し、PR素材として使ったり、映像のカラーリングをする際の資料にしたそうです。

『パパにタバコ』のMichelle Kee監督(中)、カラリストのPatrick Shawさん(右)。ちなみにこの作品は、カナダの脚本コンテスト受賞作。そこで得た約100万円の賞金と、キャスティング・機材の無償提供によって制作したそうです。

 

韓国・アシアナ国際短編映画祭プログラム

国民的俳優アン・ソンギの出演作など、韓国最大級の短編映画祭・アシアナ国際短編映画祭が、SSFF & ASIAのため特別にセレクトした作品をご紹介する本プログラム。上映前には、今年もアシアナ国際短編映画祭プログラマー・Kristin Jiさんが登場し、今年20周年のSSFF&ASIAに祝辞のコメント!さらに、プログラムで上映する各作品の解説をしてくれました。

アシアナ国際短編映画祭プログラマー・Kristin Jiさん(左)が今年も登場!

いかがでしたか?iTSCOM会場の周りには、お洒落なカフェやショップもいっぱい。ぜひ、週末のお散歩がてらショートフィルムを観にきてくださいネ。

written and photo by チバアキフミ