■青山真治
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私は映画を、インターナショナル―世界がバラバラであることを認めること―だと思います。人は、映画を通して、行ったこともない場所のことを知り、その国のことを考えることが出来る。
世界中から集められたこのような映画祭が重要なのは、つまりそのような体験の場としてそれがあるからです。主義主張や趣味や価値観を誰かに押しつけるためにあるのではない、そうであってほしいと思います。 |
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■大森美香
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もともとショートフィルムが大好きで、制作もしていますが、今回、ショートフィルムの魅力を再発見した気がしています。見ているうちに、またショートフィルムを作りたいという気持ちがムクムクと沸いてきました。これからも不思議な旅をしている気分にさせてくれる素敵なショートフィルムにたくさん出会えるといいなぁと思います。 |
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■ベッチ・サフェイレ
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映画祭実行委員会による、作品のセレクションは素晴らしいものでした。映画祭に参加した、フィルムメーカーたち全員の才能に拍手を送りたいと思います。一つ一つの作品はそれぞれ文化や国、物事の考え方の真髄を表現していました。そして、全ての作品が、言語の違いや距離に関係のない、普遍的な価値を共有しているように感じました。 |
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■野宮真貴
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ハッピーな作品や深く考えさせられる作品。バラエティに富んだ作品の数々と、そのクオリティの高さに驚きました。特にインターナショナルコンペティション部門は秀作ぞろいで、審査に頭を悩ませながらも楽しい時間をすごさせてもらいました。 |
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■藤竜也
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理由をつけて、作品に片っ端から文句をつけることは出来る。けれど、「いいところを見つけよう」という視点で見てみると、いずれの作品も生き生きとお喋りをはじめ、「いずれアヤメかカキツバタ」状態になった。 |
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※五十音順