SHORT SHORTS FILM FESTIVAL 2006

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OUTLINE

Day Report


2006年06月12日
2006年06月11日
2006年06月10日
2006年06月09日
2006年06月08日
2006年06月07日



2006年06月12日


そして朝...

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なんと、朝までカラオケで盛り上がった監督&スタッフたち。
徹夜で遊んだのにもかかわらず、みんなとっても元気な笑顔です。映画祭最後の夜を本当に楽しんだようでした。また映画祭で、そしてスクリーンでお会いしましょう! 

投稿時刻/ 2006年06月12日 05:00




Let’s カラオケ!!

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打ち上げのあとはカラオケへ! 来日監督たちは日本文化を思いっきり満喫した模様!?

投稿時刻/ 2006年06月12日 00:50




2006年06月11日


別所哲也代表&高橋敬子共同代表が登場!

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神宮会館での撤収作業を終えて、やっと別所代表と高橋共同代表が現れました! 

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グランプリを獲得したヘン・タン監督と喜びをわかちあう別所代表。

投稿時刻/ 2006年06月11日 23:47




打ち上げ!

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原宿のお好み焼き屋さんにて、監督たちとスタッフの打ち上げがおこなわれました。自分たちで焼きながら食べるお好み焼きに、来日監督たちは大喜び!

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なんと、ユ・ジテさんも来てくれました! ボランティアたちと一緒にピース!


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世界のあちこちから集まったフィルムメーカーたち。こんな機会はなかなかないと、お互いにアドレス交換をしています。

投稿時刻/ 2006年06月11日 22:39




グランプリ

「THE LAST CHIP」  ラスト・チップ
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Heng Tang  ヘン・タン
(21:00/Drama/香港・ベトナム・オーストラリア/2005)

<講評>
この映画祭が推奨する、ショートフィルムの楽しさ、面白さをもっとも感じさせてくれた作品。

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<受賞コメント>
去年オーストラリアのシドニーで、これまでさまざまなアートフィルムを上映していたふたつの映画館が、営業不振で相次いで閉鎖に追い込まれました。本当にショックでした。
でも今、このすばらしい映画祭に参加できたことで、この映画祭の意義がとても重要だということを感じていますし、こうした機会を通じてシネマアートは残っていくと思います。

アカデミーにノミネートされたということで、私の作品を通して、オーストラリアの主要都市のこのような現状に多くの人が関心を寄せてくれたら嬉しい。オーストラリアには現地の英語を話せない高齢の方が多く住んでいて、その中にはギャンブル依存症になってしまう人もいるのです。
そして、この作品ではコインの表裏の反対側のことも語りたかったのです。つまりカジノで働く人々です。彼らの仕事は本当に大変だし、中にはやる気をうしなっていく人もいます。このような状況に光があたればと思っています。

投稿時刻/ 2006年06月11日 20:14




スーパードライアワード

「La Belle Dame Sans Merci」  つれなき美女
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大根田英俊
(15:00/Fantasy/日本・アメリカ/2005)

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投稿時刻/ 2006年06月11日 19:53




ナショナルコンペティション部門優秀賞

「La Belle Dame Sans Merci」  つれなき美女
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大根田英俊
(15:00/Fantasy/日本・アメリカ/2005)

<講評>
今回選ぶにあたって、この映画祭における「National」というカテゴリーでどのように選ぶべきかについてよく話し合った。日本を題材にしているべきなのか、日本的な世界観とは何か、National部門はどうあるべきかという話し合いをした中で、国内で活動する監督を支援するという映画祭の姿勢には賛同しつつも、ほかの部門同様、作品のショートフィルムとしての独創性と技術的な完成度を重視して選んだ。

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<受賞コメント>
この作品は、一部中国で撮影しましたが、実は撮影が終わって空港に向かう途中。乗っていた車が60メートル下の崖に3回ぐらい横転しながら落ちたんです。幸い肋骨を骨折しただけで済んだんですが。
それがこの作品でもっとも苦労した点ですね(笑)。

僕はアメリカで生まれ育ちましたが、自分のルーツである日本に興味を持っていました。日本をある程度わかったらアメリカに帰ろうと思っていたけれども、結局何年も日本に残っています。自分がアメリカで生まれていても日本人なんだなあと感じています。
今回ナショナル部門で入賞したのは本当に嬉しいです。

投稿時刻/ 2006年06月11日 19:52




ナショナルコンペティション部門審査員特別賞

「Resonance of Tears」 レゾナンス・オブ・ティアーズ(涙の残響)
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渡辺敦彦
(11:00/Drama・Experimental/日本・フランス/2004)

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<講評>
出演者のずばぬけた演技に高い評価が集まった。

投稿時刻/ 2006年06月11日 19:47




アジアインターナショナルコンペティション部門優秀賞

「THE LAST CHIP」 ラスト・チップ
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Heng Tang ヘン・タン
(21:00/Drama/香港・ベトナム・オーストラリア/2005)


<講評>
アジアインターナショナル部門は全体的にレベルが高く、勢いがあり、選ぶのに時間がかかった。
本作品は、異文化で活きる主人公たちの苦悩や葛藤を、ユーモラスな演技で生き生きと表現した点を評価した。

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<受賞コメント>
スタッフやボランティア、支援者のみなさまにお礼を申し上げたい。みなさんのおかげで私や私の仲間がとても勇気づけられています。また、財政的な困難にもかかわらず、ほかのアジアの国々でショートフィルムに携わっている人たちにこの場で出会えたこともとてもいい経験でした。
そして、東京に住んでいるみなさま、このようなすばらしいシネマアートをやり続けていることにお礼を申し上げたい。
それから今回、藤竜也さんや野宮真貴さんをはじめとするみなさんと同じ空間にいられたなんて、本当に死にそうなほど興奮しました。

投稿時刻/ 2006年06月11日 19:18




アジアインターナショナル部門審査員特別賞

「Village Football」 村のサッカー
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Sainath Choudhury サイナス・チョウドリー
(1:25/Fiction/インド/India/2004)

<講評>
「これぞショートフィルムだ」と言わせるような、ショートフィルムの特異性を十分に発揮している作品。長編映画の断片にもありそうなエピソードが見事に描かれている。

投稿時刻/ 2006年06月11日 19:16




FC東京学生審査員アワード

「The Mechanicals」 未知なき世界
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Leon Ford   レオン・フォード
(8:20/Drama/オーストラリア/2005)

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投稿時刻/ 2006年06月11日 18:42




クロージング・セレモニースタート!

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いよいよクロージング・セレモニーが始まりました!
司会は、DJの鮎貝健さんと女優の辻香緒里さん。

まずは石原慎太郎東京都知事からのビデオメッセージが流され、
「少ない予算と短い時間で内容の濃いものを作ろうと努力する姿勢から、すばらしい才能が育って世界に向かって花開いてゆくと思う。私自身も芸術家の一人として共感を持ってみなさんを支持したい」
とのおことばをいただきました。

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投稿時刻/ 2006年06月11日 16:41




審査員が勢揃い

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SSFF 2006 & ASIAの審査員たちも勢揃いしました。左から、俳優の藤竜也さん、シンガーの野宮真貴さん、ブラジルのサンパウロ国際ショートフィルムフェスティバル副理事のベッチ・サフェイレさん、脚本家の大森美香さん、映画監督の青山真治さん。

投稿時刻/ 2006年06月11日 16:06




監督たちも緊張の会場入り

監督たちが会場にやってきました。大勢の報道陣に囲まれて、ちょっと緊張気味。この中からグランプリを獲得し、アカデミー賞へのパスポートを手にするのは果たして誰なんでしょうか!?

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投稿時刻/ 2006年06月11日 15:40




クロージングセレモニー会場 明治神宮会館にて

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今日はSSFF 2006 & ASIAのクロージングセレモニーが開催されます。
こちらは会場の神宮記念館。
雨の中、関係者やセレブリティが続々と会場入りしています。

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観客を待つセレモニー会場。


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SSFFの創立者であるダグラス・ウィリアムス、高橋敬子、別所哲也の3人が、来客をひとりひとり出迎えています。


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人気韓流俳優のユ・ジテさんも来場!

投稿時刻/ 2006年06月11日 15:22




2006年06月10日


おつかれさまでした!

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約3時間かかって撤収作業が完了しました! 会場のアストロホールの通用口で、おつかれさまでしたの記念撮影。今年もたくさんのボランティアスタッフや学生スタッフが協力してくれました! 

投稿時刻/ 2006年06月10日 23:00




SSFF ASIA 2006終了!

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SSFF ASIA2006のプログラムがすべて終了しました。余韻に浸る間もなく、すぐさま会場の撤収作業にとりかかるスタッフたち。

投稿時刻/ 2006年06月10日 19:56




Asia International B 質疑応答

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いよいよSSFF ASIA 2006最後のプログラムとなってしまいました。
上映後は「Bravo! Mr.KIM」のジョン・スンコー監督と主人公の「キムさん」の息子役を演じたイム・ヒョンゴクさん(ともに韓国)、「Going Home 帰郷」のフェイ・チョンユー監督(マレーシア)、そして「絵本の秘密」のパク・ソンホ監督が登壇しました。

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まず、ジョン監督は、主人公の男性が経済的に苦しい生活をしているのに常にスーツを着ているのが印象的だった、という観客の感想に対して、
「主人公の姿は、自分が年を取ったときの理想像。韓国的な、男らしい男として描きたかったんです」とコメント。
また、作品の中に、焼酎に入れた活きたタコの足がたびたび出てくることについて、
「この作品を作ったのは2005年ですが、2004年から2005年にかけて、韓国は深刻な経済危機に陥り、自殺者も多数でました。また、韓国では老人福祉があまり整っていないという現状もあります。
焼酎の中に活きたタコを入れるというのは韓国ではごく一般的な風景ですが、そういった社会的背景から、主人公の行く末をごく見慣れた光景に投影してみたんです」と説明してくれました。

一方、俳優のイムさんは、実は2年前にSSFF ASIAで優秀賞を受賞した作品にも出演していたそうで、「またSSFF ASIAに出られてうれしい」と話してくれました。
韓国では、日本のNHKにあたる放送局KBSで、深夜に「短編映画祭」という番組が放送されているのですが、イムさんはそこで放送されるショートフィルムによく出演されているのだそう。
「次は、見てすぐに“あ、あの人だ”とわかってもらえるようなビッグな作品に出演したいですね(笑)」と話していました。


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また、「絵本の秘密」のパク監督は、現役大学生。「僕はまだ学生ですが、これからもみなさんに感動を与えられる作品を作っていきたい。来年もまたここでお会いしたいです」とコメントしてくれました。


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映画祭の英語版レポートを書いているのは、L.A.スタッフのケイティ。ただいまジョン監督にインタビュー中です!

投稿時刻/ 2006年06月10日 19:55




台詞の合間の“間”へのこだわり

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「How Does the Blind Dream」は、ファンタジーであり、コメディでもあり、またドラマ、アート、実験映画的な要素も兼ね備えた作品。心温まるストーリーだった前作「The Bike Boy」とはがらりと作風が変わっていますが、今回このような作品を撮ったきっかけについて、監督は
「映画は撮る人によっていろいろな撮り方があると思います。ひとつのスタイルにこだわって同じようなトーンの映画を撮る人もいれば、いろんなジャンルを渡り歩くようにしてバラエティにとんだ映画を撮る人もいます。私は後者のほうに高い評価を与えたいと思っているし、私自身もジャンルにとらわれずいろんな作品を撮っていきたいんです。そのほうが楽しいと思いますし」と語ってくれました。
また、古家さんが「前作も今回も、ユ・ジテ監督の作品には独特の“間”があると思います。ふつうなら次のシーンにいくだろうなと思うところでも、しばらく切り替わらずにそのシーンが続いている。“間”へのこだわりについて教えてください」と尋ねると、
「演技は台詞を発しているだけが演技ではないと思います。それは私たちのふだんの暮らしでもそうですよね。話していない時間にもすべてに意味がある。私も台詞が語られていないときの空気感というのは必ず存在すると思っているし、どう編集するかによってその空気感の伝わり方も変わってくると思うのです。だからこれからもその映画に合った編集をしていきたいですね」と答えました。

前作は41分、今回は42分と、いわば「中編映画」といえる作品でしたが、次はいよいよ長編にチャレンジするのでしょうか。その問いに対し、監督は
「短編や中編の魅力は、長編ではできないことを思い切り実験できるという点が最大の魅力だと思っています。
実は中編映画というのはなかなか関心を持ってもらえないんです。
韓国では中編映画という概念さえない感じだったので、中編映画というものもあるのだと見せたくて、2本作りました。前作「Bike Boy」は41分、今回は42分です。でも作ってみて、中編映画はやはり韓国だけに限らず、なかなか関心を持ってもらえず、上映できる機会も少ないので、今後はショートフィルムか長編かのどちらかかなあと思っています。もちろん長編を撮りたいという夢も持っているので、これからも挑戦していきたい」と答えてくれました。

1時間近くのあいだ、ひとつひとつの問いにとても誠実に、詳細に語ってくれたユ・ジテ監督。
トップスターでありながら、とてもシャイでまじめな人柄がにじみ出ていました。

投稿時刻/ 2006年06月10日 16:45




ユ・ジテ監督登場!

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いよいよ特別上映会とセミナーがスタートしました!
司会を務める日韓音楽文化交流コーディネーターの古家正亨氏が「監督、どうぞ!」と呼びかけると、ユ・ジテ監督がステージに登場。客席からは「キャー!」という歓声が上がりました。
ユ・ジテ監督ははにかんだような笑顔で「監督と呼んでいただいて、なんだか照れくさいです」とコメント。「上映後にみなさんとぜひたくさんお話ししたい」と呼びかけました。

投稿時刻/ 2006年06月10日 14:55




セミナー開始直前の楽屋にて

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セミナー前に別所哲也実行委員長と談笑するユ・ジテさん。
演劇は中学のころから始めたという彼に別所さんが「僕は大学生からだから、僕より先輩ですね!」と話すと、ユ・ジテさんは「でも、背が大きすぎて演じられる役がなくて、裏方ばかりだったんです」と笑います。
また、「演劇を始めたきっかけは?」と別所さんが尋ねると、「中学のころに好きだった女の子の気を引きたくて……」との答えが。別所さんとハイタッチしながら爆笑していました。
映画「オールドボーイ」では冷徹な復讐者役でしたが、ふだんは見た目のままのとってもフレンドリーな人柄。セミナー本番前のひととき、楽屋はとてもなごやかな空気が流れていました。

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SSFFのポスターにサインをするユ・ジテ監督

投稿時刻/ 2006年06月10日 14:39




SSFFにあの超人気韓流俳優ユ・ジテさんがやってくる!

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今日はなんと、人気韓流俳優ユ・ジテさんがやってきます!  
これまで「春の日は過ぎゆく」「オールドボーイ」「美しき野獣」など数々の話題作に出演し、性格派俳優として高い評価を得ているユ・ジテさんですが、今回は、役者としてではなく監督としての来日。彼が監督したショートフィルム「How Does the Blind Dream」の特別上映と、フィルムの演出に関するセミナーが行われるのです。
会場は韓流ファンの女性たちの長い列が!

投稿時刻/ 2006年06月10日 13:24




Asia International D 質疑応答

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早いもので、今日はSSFF ASIAの最終日。最初のプログラム、Asia International Dの上映の後、「Save My Earth」のキム・ビジェイ監督が、みずからSSFFのTシャツを来て登場してくれました。
2005年に韓国芸術総合学校を卒業したばかりのビジェイ監督。ショートフィルムは今回で4作目とのことですが、すでに30本以上の長編映画に、撮影監督、撮影助監督として携わっているそうです。
「Save My Earth」は、いったいどこまでが現実で、どこからが妄想なのかわからなくなるような複雑なストーリーですが、この作品を作ったきっかけについて、ビジェイ監督は
「人というのは、ひとつは自分自身が何をやっているか、何をしたいかをしっかり認識できている側面と、自分で自分自身が把握できない側面という二面性を持っていると思います。そこを観る人に伝えたかったのだけれど、ただ、人によって見方が違うと思うので、それぞれの感じ方で観ていただけたらと思います。最初に出てくる場面は、みなさんはもちろん現実の世界だと思っていたと思います。それが徐々に主人公の仮想現実の世界であるということが、わかってくると思います。その仮想現実と現実がうまく結び合った瞬間から、いったい何が現実なのかということが少しずつわかってくる。その時間の加減に重点を置いたんです」
と話してくれました。

韓国のショートフィルム事情については、
「10年前はショートフィルムの発表の場はほとんどなかったけれど、今は映画祭がたくさんあって、クリエイターたちはそこで上映してもらうことを目標として頑張っています。ビジネス的にはまだ発展していないと思いますが、今、インディペンデントのフィルムを専門で上映する映画館を作ったらどうか、という案が出ているようです」と説明。
最後に、
「今はやはり商業映画にばかり拍手が贈られがちだけれど、ショートフィルムのクリエイターにもみなさんひとりひとりが暖かい拍手を贈ることによって、発展していくと思います。これからもそういった応援をぜひ続けていってほしいですね」
と話していました。


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質疑応答のあと、観客と談笑するビジェイ監督。
「昨日あなたの作品を観てもう一度観たいと思って、今日また来たんです!」ということばに感激していました。

投稿時刻/ 2006年06月10日 12:45




2006年06月09日


Special Program 2 韓国ミュージックビデオ特集

特別プログラム「韓国ミュージックビデオ特集2」がおこなわれました。
ナビゲーターは、昨日に引き続き、古家正亨氏。今日も貴重なミュージックビデオ4本が上映されました。
このようなストーリー性の高いミュージックビデオは「ドラマタイズ」といわれており、韓国で年間に作られるミュージックビデオ  本のうち、 本はドラマタイズ作品なのだそう。
そのストーリーの多くは、韓流では定番の「不治の病」「三角関係」「死」といったベタな展開だったりするのですが、かといってあなどるなかれ。巨額の予算をかけて非常にこだわって撮られているものばかりで、とても見応えがあるのです。
今日はさらに、あの人気俳優ユ・ジテの監督作品「How Does the Blind Dream」も上映されました。

本日上映された4本のミュージックビデオのアーティストと曲名は以下のとおり。


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EPIK HIGH 「FLY」


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EZ LIFE 「君じゃなくて君の姉さん」


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シンスンフン 「伝説の中の誰かのように」


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BUBBLE SISTERS 「愛の塵」


投稿時刻/ 2006年06月09日 15:00




2006年06月08日


Special program 1 韓国ミュージックビデオ特集

毎年大好評をいただいている韓国ミュージックビデオの上映。今年で3年目を迎えました。ナビゲートしてくれるのは、日韓音楽文化交流コーディネーターでInter FM DJの古家正亨氏。「ミュージックビデオ」は、CDの販売促進の為につくられる、いわゆるプロモーションビデオ。しかし、韓国ではまるで1本の映画のようなストーリー性の高い作品が多数作られ、イ・ビョンホンやペ・ヨンジュンなどをはじめとした有名な俳優さんも数多く登場しています。
このプログラムでは、日本ではなかなか見られない韓国のミュージックビデオの最新作5本と、サプライズ作品1本の計6本を上映しました。
韓国の音楽事情に詳しい古家さんは、軽妙な語り口でとっておきの裏話を次々に披露。客席からは何度も笑いが起こっていました。
上映作品のアーティスト名と曲名は以下のとおり。


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SEEYA 「愛しているから」「女の香り」


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シンスンフン 「愛しても別れることがあるのなら」


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イ・スンファン 「花」


(サプライズ上映 SOULSTAR 「ONLY ONE FOR ME」)


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MONDAY KIZ 「Bye Bye Bye」


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チャンヘジン 「4 seasons story」

投稿時刻/ 2006年06月08日 21:50




Asia International A質疑応答

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本日最初のプログラムAsia International Aの上映の後、「Buy Me Love(愛を買って)」のリック・アウ監督が登場。観客からの質問に答えました。
シンガポールから来たリック監督は、この映画を作ったきっかけについて、
「シンガポールでは、屋台で食べ物を売ったり掃除をしたりして生計を立てているたちがたくさんいます。彼らは日々の生活に追われて、デートをしたり生涯の伴侶を探すといった気持ちの余裕がありません。そういった現状を作品として表現したかったんです」と説明しました。
また、「タイトルのように実際に愛はお金で買えると思いますか?」という質問には、
「難しい質問だけど……(笑)、シンガポールではこの作品で描いたように奥さんをお金で買うということがけっこうあるんです。でも僕自身は愛は買えるとは思わないですね」とコメント。
最後に、今後の映画製作の予定については、
「チャンスがあればぜひ長編を作ってみたい。今回は屋台村の主人が主人公だったけれど、ちょうど今、トイレや道路の清掃者などの低所得者を主人公にした長編の脚本を書いているところです」
と説明してくれました。
ラブストーリーを作るのが好きだというリック監督。ちょっとシャイな笑顔がとても印象的でした!

投稿時刻/ 2006年06月08日 12:40




おつかれさまでした!

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1時間ほどゴミを拾い集めて、SWEEPERS終了。最後に記念撮影をしました。
今日のSWEEPERSは、監督やボランティアたちと一緒に審査員のベッチ・サフェイレさんも参加してくださいました。
ベッチさんはブラジル生まれ。サンパウロ国際ショートフィルムで副理事を務めるほか、世界各国の映画祭に審査員として参加しています。
「審査員ということでなかなかこういった催しに一緒に参加する機会がなかったのだけれど、参加できてよかったわ。SWEEPERSを通してすべてのゲストが交流できるし、とてもいいアイディアだと思います。実際にゴミを拾ってみて、東京はとてもきれいだと思ったわ」と話していました。

投稿時刻/ 2006年06月08日 10:51




おそうじ軍団は注目の的!

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さまざまな国のメンバー総勢40名ほどでのクリーンアップは、注目度抜群! 
それぞれゴミ袋を2枚ずつ持ち、燃えるゴミと燃えないゴミをわけて拾います。




投稿時刻/ 2006年06月08日 10:29




植え込みの奥のゴミも逃しません!

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奥に入り込んだ吸い殻も逃さず熱心に拾い集める来日監督たち。
きれいに見える表参道の歩道ですが、植え込みの中には意外にゴミが隠れています。
「街がゴミで汚れているのはよくないことだけど、SWEEPERSをやっていてゴミを見つけると、
なんかうれしい気持ちになっちゃうんだよね」とは別所哲也代表の弁。



投稿時刻/ 2006年06月08日 10:23




NHK「英語でしゃべらナイト」が取材に!

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今日はNHKの人気番組「英語でしゃべらナイト」が取材に来てくれました。
SWEEPERSや映画祭の様子を、7月の上旬から3週にわたって放送してくれるそう。
みなさん、ぜひチェックしてみてくださいね!

投稿時刻/ 2006年06月08日 10:13




表参道をクリーンアップ! SWEEPERS

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今日は来日監督やスタッフ、ボランティアが一緒に表参道のゴミ拾いをする、SSFFの恒例企画「SWEEPERS」がおこなわれました!
もともと、映画祭のために来日した監督たちが、「自分たちのショートフィルムを上映してくれるこの原宿に感謝の気持ちを表したい」と申し出てくれたことから始まったこの企画。今年は、環境省の二酸化炭素排出6%削減運動「チーム マイナス6%」ともジョイントしておこないました。
緑あふれる表参道の朝はとてもすがすがしく、SWEEPERSたちはみんな楽しくゴミ拾いをしました。

投稿時刻/ 2006年06月08日 10:00




2006年06月07日


園田監督が描くトーキョー

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昨年、夜のお台場を舞台にしたスタイリッシュな作品「SHIROTAKU」でスーパードライアワードを受賞した際、「これからもかっこいい東京の街を映像にしていきたい」と話していた園田監督。
スカラシップ作品「東京天使」ではその言葉どおり、東京の夜景がさらにスピード感たっぷりに描かれています。
この作品について、園田監督は
「東京という街はスピーディで、他人のことなんて気に留めていない。だからこそ眼に見えない絆や願いを、“カッコイイ映像”の中で表現できればと思いました」と話してくれました。
映像として切り取ることで、街はふだんとはまったく表情を見せてくれるもの。次はどんなふうに切り取ってくれるのでしょう。次回作が楽しみです!

投稿時刻/ 2006年06月07日 19:30




National B 質疑応答

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本日2つめのプログラムN-B上映後、「旅話」のマーク・ウィルソン監督(左端)、「折り紙」の奥田寛監督(左から2番目)、「スシ・ジャパン」の田中健詞監督(中央)、「レゾナンス・オブ・ティアーズ」の渡辺敦彦監督(右から2番目)、そして、昨年「SHIROTAKU」でスーパードライアワードを獲得し、今年スカラシップ作品を製作した園田俊郎監督(右端)が登壇しました。
このプログラムの監督さんたちはふだんから映像の仕事に携わっている人が多いですが、仕事とは別に自分の作りたい作品を作ることの苦労について、次のように語ってくれました。

マーク監督
「日本中を旅して100時間以上キャメラをまわし、今回は5分の作品にしました。長いシリーズを作れば深い話が作れるので、もっと作っていきたいですね、お金と時間があれば(笑)」
奥田監督
「たくさんの人に見てほしいので、そういう意味では商業的になっていきたいですね。お金がからむことでどういうプレッシャーがかかるかわからないけれど、そのプレッシャーもねじふせないと大きい監督にはなれないと思うので」
田中監督
「CMプロデューサーをずっとやっていますが、CMはどんなにがんばっても人の依頼によって作品が決定するもの。もともと映像が好きで始めた仕事なので、自分のやりたいものをショートフィルムで表現したらと思っています」
渡辺監督
「今回の作品はフランスの助成金を受けて作ったもので、実験映画やビデオアートのような作品が求められたので、商業的な要素からはかなり離れていました。でも自分自身はスピルバーグの黄金時代に育ったので、映画作りというのは商業的なものというのがベースにあります。商業映画として売っていけるような作品をこれから作っていくべく準備しています」
園田監督
「『東京天使』はスカラシップで300万円を獲得して作ったけれども、とても300万では作れず、多くの方から融資してもらいました。ふだんは15秒や30秒のCMを作っていますが、自分の作品としては『SHIROTAKU』からつながっているファンタジックなエンターテインメントを作っていきたいですね」


投稿時刻/ 2006年06月07日 19:24




National C 質疑応答

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SSFF ASIA2006最初のプログラムはNational C。上映後に5人の監督が登場し、客席からの質問に答えました。
ふだんの仕事と、過去の作品について尋ねられると、
「ポメグラネイト(ザクロ)」の萩原健太郎監督(左端)は、
「今はハリウッドで映画を学びながら、プロダクションを作ってCMやテレビ番組を作っています。過去の作品はプロダクションのwebで公開しています」と、
「探す人」の柴山由貴子監督(左から2番目)は
「私も今L.A.に住んでいて、ミュージックビデオの制作アシスタントなどをしています。今回が第1回監督作品」と、
「漆黒の枇杷」の小牟田透監督(中央)は「
「僕は今、日本の映画学校に通っていて、現在求職中。過去の作品は学校のHPで公開したり、文化祭で上映したりしています」、
「キック・ザ・カン」の藤原光暁監督(右から2番目)は
「学校で作った作品はたくさんありますが、本格的に作ったのは今回が初めて。ふだんは専門学校でアルバイト講師として働いています」、
「腕の中の卵塔」の天野邪子監督(右端)は
「映像関係の仕事が3割、芝居を教えるのが5割、あとの2割はダンサーをしています。過去にはVシネマなどを撮っていますが、この作品とは全然カラーが違いますね」
とそれぞれ答えていました。
若いながら、それぞれ個性的な作品で楽しませてくれた5人。
これからの活躍が楽しみです!!

投稿時刻/ 2006年06月07日 17:29




会場のアストロホール前にて

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こちらがSSFF ASIA会場のアストロホール。
ラフォーレの斜め向かいにあります。









投稿時刻/ 2006年06月07日 16:50




表参道ヒルズにもSSFFのブースが登場!

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表参道の新しいランドマークとして今年オープンしたばかりの「表参道ヒルズ」にも、SSFFのブースがお目見えしています! 表参道に面した1Fにあるこのブース。SSFFに関するさまざまな情報が無料で入手できます!!

投稿時刻/ 2006年06月07日 16:00




厳かな儀式に来日ゲスト感激!

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古式ゆかしい日本の儀式を体験し、みなさんとても満足げ。
来日監督のひとりでハンガリーからはるばるやってきたキャロリーは、
「とても美しくて興味深かった。エアコンが効いた部屋で心地よかったしね(笑)。
神主さんの朗々とした祝詞は、まるでサムライ映画みたいだったよ」
と話していました。

投稿時刻/ 2006年06月07日 14:40




成功祈願終了!

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祈願が終わると、お神酒がふるまわれ、おみやげに羊羹をいただきました。




投稿時刻/ 2006年06月07日 14:29




雅やかな舞

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朗々とした祝詞に続き、巫女さんたちの美しい舞が披露されました。





投稿時刻/ 2006年06月07日 14:21




日本の神事にドキドキ

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緊張した面持ちで神主さんの説明を聞くゲストたち。
みんな神道の儀式に参加するのは初めてなので、興味津々です。

投稿時刻/ 2006年06月07日 14:00






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