2010.06.20
06.20 【ニュース】本年度受賞作品決定!!<オフィシャルコンペティション>
6月20日に、明治神宮会館にて各受賞作品の発表が行われました。
★オフィシャルコンペティション コンペティション
対象作品の中から、下記5名の審査員がインターナショナル部門、アジア インターナショナル部門、ジャパン部門から各1作品を“優秀賞”として選定。さらに3作品の中からグランプリ1作品を選びます。
グランプリは、2010年度米国アカデミー賞短編部門ノミネート選考対象となります。
公式審査員(50音順/敬称略):アルベルト・カレロ・ルゴ(ラテンビート映画祭プロデューサー&プログラムディレクター)、草野仁(TVキャスター)、塩谷瞬(映画俳優)、桃井かおり(女優/映画監督)、行定勲(映画監督)
グランプリ/インターナショナル部門
優秀賞
「Vera/ミュージアムとショコラ」
<オランダ/10:30/ドラマ/2008>
監督:Thomas Korthals Altes(トマス・コルタレス・アルテス)
1978年生まれ。オランダ映画テレビアカデミー(NFTA)にて学ぶ。 監督を務めるのは本作で3作目。
あらすじ:
ヴェラは美術館で働く孤独な女性。 ある寒い冬の夜、自宅に帰ると玄関先でホームレスの男が寝ていた。 ヴェラは男を助けることに決めた。2人をつなぐ糸はチョコレート。
アジア インターナショナル部門
優秀賞/東京都知事賞
「Bonsai/ボンサイ」
<フィリピン/20:00/ドラマ/2009>
監督:Alfonso Torre Ⅲ(アルフォンソ・トーレ)
あらすじ:
「盆栽」が語る警備員ロミーの恋物語。近所で洗濯屋として働く快活な女性デイジーに恋するロミーだが、太っている自分に自信が持てない。はたしてロミーは自分のコンプレックスを克服し、愛をつかむことができるのか。
※ジャパン部門優秀賞は該当作品なし
審査員コメント:
ジャパン部門のノミネート作品ですが、テーマ設定や演出力など総合的に、既存の映像作品などのパターンを超えるような力が今ひとつ足りないように感じました。ショートフィルムは、映像に未来を形作る存在であり、クリエイティビティをもっと存分に発揮した、自由な表現が出来る場であると思います。
荒削りでも、へたくそでも光る挑戦!それを望んでいました。審査員一同、おおいに悩みましたが、協議の結果、今回は、ジャパン部門の優秀賞該当作品はございません。しかし、日本のクリエイターたちにエールの想いをこめて、奨励賞を1作品選びました。
ジャパン部門 奨励賞
「A Sweet chamber music/家族のしらべ」
<日本・フランス/23:06/ドラマ/2008>
監督:山本亜希(Aki Yamamoto)
あらすじ:
アレクサンドラは、母親に婚約者を紹介するために、老人ホームを訪れる。しかし、3年振りに会った母親は、特殊な病気(コルサコフ症候群)のため、娘のことがわからない。彼女の頭の中では、娘は4歳のままなのだ…。
<賞について>
優秀賞:オフィシャルコンペティション各部門の優秀賞1作品に贈られる部門別の最高賞。
ショートショート実行委員会/ショートショート アジア実行委員会より賞金として60万円、副賞としてキヤノンマーケティングジャパン株式会社よりデジタル一眼レフカメラ「EOS 5D Mark II」が贈られます。
東京都知事賞:アジア インターナショナル部門の優秀賞に副賞として贈られます。