仲村颯悟監督
田嶌直子監督
上映後、さっそくテレビから取材を受ける
仲村監督
観光庁との協力で今年から新設された「旅シヨーット!プロジェクト」部門。
このプログラムでは11作品の中の5作品が上映されました。
上映後の質疑応答で登壇してくれたのは、「青春マンダラー!」の田嶌直子監督と、昨日、学校が終わってから沖縄から駆けつけてくれた、「やぎの散歩」の仲村颯悟監督。
「やぎの散歩」は、やぎの演技や表情の捉え方がすばらしい作品、 さっそく「あのやぎにはどうやって演技指導をしたのですか?」と質問された仲村監督は、 「あのやぎはきっととても頭がよかったんだと思います(笑)。
実は2頭を使って撮っていて、1頭を先に行かせてもう1頭がついていくのを撮ったり、ミルクでおびきよせたりしました」と答えてくれました。
また、「こまかいカメラアングルは全部自分で決めたのですか?」という質問には、 「プロのカメラマンさんが決めたところもありましたが、そこは自分の意見をしっかり言いました」ときっぱり。撮影時はまだ13歳だったときいて。客席からは驚きの声が上がりました。 この作品、なんと長編映画化が決まったのだそう。
いやはや恐るべし14歳!!!
続いては田嶌監督。
全編竹富島で撮影が敢行され、313人の島民のうち、150人に協力してもらったそうですが、島民の方々には来月試写に行く予定だとのこと。
「みなさんこれまで演技なんてしたことがない方ばかりで、“俺はそんなことはやらん!”なんてはっきり言われたりするのを、何度も頭を下げてお願いしたりしました。大変でしたが、私自身原点に戻れる作品でした。ひとりひとりにお礼を言ってDVDも渡そうと思っています。
公民館で上映するのですが、みなさんとても楽しみにしてくれています。」と語ってくれました。