6月19日 シダックス・カルチャーホール会場 イベントレポート シンポジウム「東南アジアのショートフィルム現状と展望」
2016年06月19日
東南アジアの第一線で活躍する映像製作者をお招きしたシンポジウム「東南アジアのショートフィルム現状と展望」を、午前中に上映された「東南アジアプログラム」に引き続いて開催!
パネリストは、東南アジア4ヵ国からタイのサライティップ・タルプームさん、ベトナムのフォン・ホァン・グェンさん、マレーシアのタン・チュイ・ムイさん、ミャンマーのラミン・オーさん。各国での“ショートフィルム事情”を、さまざまな角度からお話いただきました。(詳しいプロフィールはコチラ)
一括りに東南アジアと言っても、政治や宗教的背景、経済状況などは大きく異なるため、映画製作事情も多種多様。例えば、マレーシアでは広告業界がショートフィルム製作の土壌となっていたり、ミャンマーでは比較的コストがかからないドキュメンタリー作品が多くつくられていたりと、各国の具体的な状況を伺うことができました。
パネルディスカッションの合間には、日本とマレーシア合作で製作したショートフィルム『OKINAWA』を上映。同作品に携わった(株)オッドピクチャーズの高塚利恵さんにもご登場いただき、完成までの経緯や撮影現場でのサポート体制、そして「異国間の感性の融合を目指したい」という未来への展望を語っていただきました。
普段、あまり知ることができない東南アジアのショートフィルムの内情をたっぷり聞けた1時間半。パネラーの皆さんも、共同でワークショップをしようと盛り上がるなど、ショートフィルムの新たな輪が国際的に広がっていく貴重な機会になりました。
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