本日もベルギー、インドネシアからゲストが登場! 6月25日 iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ 上映プログラムレポート
2016年06月25日
本日のiTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ会場では、「ベルギープログラム」や「カンヌ特集プログラム」など国際色豊かな作品を上映!海外ゲストとのアフタートークの模様をお届けします。
「戦争と“生きる力” プログラム supported by赤十字-2」
本当はお互いのことが大好きなのに、会えば喧嘩ばかりしてしまう…なんて友人、あなたにはいますか?
Yandy Laurens監督の『フレンド』は、そんな腐れ縁の“悪ガキ老人”二人の交流を描いた物語。相手が育てているニワトリを猟銃で撃って勝手に食べてしまったり(ちなみにこれ、なんと監督の叔父さんの実話だそう!)、その仕返しに火炎瓶を投げて相手の家に火をつけたり…。インドネシアの片田舎で暮らす彼らの喧嘩ぶり、とにかくフツーじゃないんです。
Yandy Laurens監督は「たとえ隣人や友人と喧嘩になってしまっても、エスカレートしないことが大事だ」と言います。そんなメッセージが、どこかほのぼの&ユーモラスに描かれた、観ていて心温まる作品でした。
「ベルギー特集」
死後、煉獄行きを通達された老人が、天国への切符を手にするために天使と交渉する『未決事項』。Stephane Everaert監督は、この作品のテーマは“運命”だと言います。運命の巡り合わせで、若い頃に思い描いていたものとは別の方向に進んでしまったり、来生に思わぬ境遇に生まれ変わったり…といったエピソードが、ブラックユーモアたっぷりに描かれています。
そもそも、監督の母国ベルギーは、役所などとの交渉ごとが煩わしいお国柄だそうで、その経験が「死後の未来をやたらと交渉するストーリー」に反映されているそうです。
ちなみに、Stephane Everaert監督は、ベルギーの映画祭でMCをされているそう。関西人並みのお笑いセンスで、会場を沸かせててくれました!
「KISS」のビジュアルに、「LED ZEPPELIN」と書かれたTシャツも最高に似合っていましたよ。
他にも、親子で楽しめる「チルドレンプログラム」や「CG・アニメプログラム-1」、世界三大映画祭から「カンヌ特集プログラム」を上映するなど盛りだくさんの1日となりました。
明日はいよいよ、SSFF&ASIA2016の最終日。ぜひ、iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズまでお越しください!
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