TKO 木下さんも登場!6月23日 シダックス・カルチャーホール会場 上映プログラムレポート
2016年06月23日
TKO 木下さんも登場!6月23日 シダックス・カルチャーホール会場 上映プログラムレポート
6月23日シダックス・カルチャーホール会場では4プログラムを上映し、合計8名の監督・プロデューサー・出演者にご登壇いただきました。時折強い雨も降る中、沢山のお客様にご来場頂けた1日となりました。
インターナショナルプログラム7ではロバート・デニーロ出演作も上映
インターナショナルプログラム7では、スウェーデン、フランス・ドイツ・ブルガリア、ニュージーランド、ニュージーランド、モロッコ等、様々な国から計5作品を上映。特に本プログラムではロバート・デニーロが出演・ナレーションを務める『エリス』を特別上映しており、映画ファンのお客様から大きな注目を集めました。
アジアインターナショナル&ジャパンプログラム6では、TKO木下さんをはじめ3名の方々がご登壇
アジアインターナショナル&ジャパンプログラム6では、『絵師の報酬』の横山勇人プロデューサーと出演者のTKO木下隆行さん、また『片想いスパイラル』の原桂之介監督にご登壇いただきました。
横山勇人プロデューサーに『絵師の報酬』の制作背景を伺ったところ、本作は制作会社の設立20周年記念作品として作られたとのこと。また本作に出演するTKOの木下さんは、弱冠27歳の高野有里監督が以前テレビ番組のアシスタントをしていた頃からの知り合いで、今回初監督作品に声をかけられて喜んで出演を決めたとのことでした。木下さんによると当時の高野さんは小柄で、少年のようなキャップを被っていたとのことですが、今回素敵な映画監督デビュー作品にご一緒することができてとても嬉しいと仰っていました。
『片想いスパイラル』は、ボーイッシュな服装をしている韓国人留学生の少女が、同じシェアハウスに住む日本人の少女と恋をする物語。韓国の女性アイドルグループKARAの元メンバー知英(ジヨン)が主演する本作品を通して、原監督はLGBTの恋愛の難しさ、特に片想いをしてしまった時の複雑な感情を表現しました。本作は『全員、片想い』というオムニバス8作品のうちの1作品で、2016年7月2日(土)から全国劇場公開をしていくとのことです。また原監督は今回でアジアインターナショナル&ジャパン6を観るのが3回目とのことですが、一緒に上映している5作品全てが大好きで、見るたびに新しい発見があると、ショートフィルムの魅力を熱く語ってくれました。
インターナショナルプログラム3では世界中から5作品を上映
インターナショナルプログラム3ではスペイン、イギリス、オーストリア、カナダ、フランスの5か国から5作品を上映。幅広いラインナップの作品をお楽しみ頂きました。
アジアインターナショナル&ジャパンプログラム9では5名の監督・プロデューサー・出演者が登壇
最終プログラムとなるアジアインターナショナル&ジャパンプログラム9には、超満員のお客様にお越しいただき、5名の監督・プロデューサー・出演者が登壇しました。
『朝鮮–コリア–』の呂翼東監督には、この作品は当初アメリカの人たちをオーディエンスとして想定して作ったというお話や、世界中を飛び回れるということの素晴らしさなど、作品に込めた思いを伺いました。
また『Blue』からは真壁幸紀監督と、プロデューサーと楽曲制作・出演を務めた松本ゆりふぁさんにもご登壇いただきました。松本ゆりふぁさんの楽曲にインスパイアされて制作された本ショートフィルムは、人によって様々な解釈ができる奥深い作品ですが、松本さんはあえて真壁監督から言葉で細かな解説を受けず、自身のフィーリングで役作りを深めていったとのことでした。
『PLAN B』からは横尾初喜監督と半田プロデューサーにご登壇いただきました。どんな狙いを持ってこの作品を作ったかや、楽曲選定のきっかけ、またブランドとショートフィルムの関係性などについても伺いました。お客様からはPLAN Bの名前の由来や個々のシーンの意味など、作品についての詳しい質問も挙がりました。
SSFF&ASIA2016はいよいよ今週末で閉幕となります。あと3日間、東京と横浜の3会場で実施をしておりますのでぜひご来場ください。詳しいスケジュールはこちら!
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