News & Reports

ニュース & レポート

【10/20 Fri 会場レポート】 元超新星ユン・ソンモさんも来場!秋の映画祭・東京都写真美術館でのリアル上映2日目!

  • facebook
  • twitter
  • line

2023.10.21

SSFF & ASIA 2023 秋の国際短編映画祭のリアル上映が、恵比寿ガーデンプレイス内にある東京都写真美術館にて2日目を迎え、さわやかな秋晴れの日からのスタートとなりました。

平日最後の日にもかかわらず、朝から多くのお客様にお越し頂きました。

 

1つ目のプログラムは「SSFF & ASIA 2023 受賞プログラム4-敵は誰だ!?

本プログラムの内容は、「罪悪感、孤独、忍耐…。人生なかなか楽じゃない。

行く手を阻む障害物にどう立ち向かうのか。野村萬斎監督×窪田正孝さん主演による、オーディエンスアワード(ジャパンカテゴリー)受賞作品含むセレクション」となっておりました。

 

2つ目のプログラムは「SSFF & ASIA 2023 受賞プログラム5-チガウを巡る物語」。

本プログラムの内容は、「価値観の違い、勘違い、嗜好の違い、見た目の違い…。違うだけで涙を流す人がいるのは何故だろう。
映画祭期間中にオンライン会場で最も視聴された作品としてMost Viewed Awardを受賞したドラァグクイーンのドリアン・ロロブリジーダさんと荒木飛羽さんの共演作含む「チガウ」を巡る作品群」となっておりました。

上映後には『ストレンジ』から1組目のゲスト、キャストのドリアン・ロロブリジーダさん、みやべ ほのさん、プロデューサーの真田 静波さんが登壇されました。


<左から真田 静波さん、ドリアン・ロロブリジーダさん、みやべ ほのさん>

皆さん素敵な衣装で登壇され、まるで会場に花が咲いたような煌びやかな空間になりました。

MCからドリアンさんへ、「この作品を通して伝えたい思い、メッセージはありますか」との質問に、ドリアン・ロロブリジーダさんは「本作は夜の公園でストレンジな出会いがあり、それは2人の人生の背中を、ちょっとだけ押すきっかけになりました。
しかし、この出会いは映画だけでなく、皆さんの人生のいたるところにあると思います。
『出会い』は、私達に気づかれるのを楽しみに待っているのかもしれません。
大切なのは一風変わった新しい人、物、価値観、それらを待つこと、探しにいくこと。
そして、それぞれのものと、自分との違いを楽しみむことだと思います。
そうすることで、人生はよりキラキラと新しい彩りに満ちていくのではないでしょうか。
この作品が新しいものに触れる、対峙するきっかけになれれば嬉しいと思います」
と素敵な回答を頂きました。

 

2組目のゲストには『私たちは他人です』から主演の石塚 汐花さん、出演された髙桑 凜羽さん、大山 真絵子さんが登壇されました。


<左から大山 真絵子さん、石塚 汐花さん、髙桑 凜羽さん>

撮影中の話では、髙桑さんはまだ東京に出てきて2週間だった頃で、大山さんは、「監督はなんてことをさせてるんだ」と感じたとのことです。

現場での思い出として、髙桑さんからは「緊張でガクガクだったが、お二人ともいっぱい演技のことなどアドバイスいただきとても助かりました」とお話しされました。

MCから「撮影中の印象的なエピソードはありますか」との質問に、
石塚さんは「本作は本当にたくさんの回数、読み合わせをしていました、その時も大山さんは、本物のお母さんのように引っ張ってくださいました」
大山さん「産み落としました(笑)」
石塚さん「本作の最後に涙を流すシーンでも、大山さんから、お母さんの様に包み込まれる気持ちになり、とても嬉しい思い出です」
大山さん「あんなひどいお母さんなのにね(笑)」
と語ってくださり、終始3人の仲の良さが伝わる、和やかな雰囲気で終えました。

 

本日3つ目のプログラムは「BRANDED SHORTS 2023 特別セレクション

上映作品は、第12回観光映像大賞 観光庁長官賞 受賞の『からっぽ』やBranded Shorts of the Year 2023 ナショナル部門 受賞の『恋するチャミスル2』ほか、計8作品を上映。

 

本日4つ目のプログラムは「韓国ショートフィルム特集

本プログラムは事前予約の段階から満員になっており、当日はキャンセル待ちのお客様も多くご来館頂きました。

上映内容は、グローバルスポットライトアワードを受賞したソ・イングク監督『TRAP by SEO IN GUK』ほか、今年のノミネート作品の中から映画祭プログラマーが推す韓国のショートフィルムをラインナップ。

そしてスペシャルゲストとして、元超新星のユン・ソンモさんが登壇いただきました。

ソンモさんは日韓で俳優としても活躍しており、日本語も堪能。
トークコーナーでは、日本と韓国のエンタメ事情、出演してみたい作品などをお話しいただきました。

<元超新星のユン・ソンモさん>

まず、日本と韓国の映画の違いについては「韓国はカット数が多い、なので撮影日数も予算も多くかかってしまう、だけど完成した映画は、テンポが速く見ていて飽きない。日本の場合は逆で、カット数が少なく、予算などは抑えられるが、映画自体は飽きやすいこともある。だが、日本映画が面白いのは脚本がいいから、監督がいいから、カットが長くても引き込まれずっと見ていいられる」と語りました。

ソンモさん日本で好きな作品や、出演してみたい作品について聞かれ

「好きな作品は有村架純さん主演の『ちひろさん』。風景や様々な箇所から日本の色がうまく出ていて、素敵な作品だった」

出演してみたい作品は「北野武監督の『アウトレイジ』で、アクションバイオレンスが好きだから、とても素晴らしい映画」と語ってくださいました。

その後、ユン・ソンモさん主演の映画『ランサム』の予告編が上映。

最後には、ソンモさんから「これからも、演技や歌で活躍していくので、皆さん温かい応援お願いします」とコメントされ、会場からは大きな拍手が。

最後のプログラムまで多くのお客様に足を運んでいただき、すごく盛り上がり、熱気のある1日でした。

東京都写真美術館での上映は10/22(日)まで!映画祭も佳境です。ぜひともお越しくださいませ。

主催

ショートショート フィルムフェスティバル アジア実行委員会

後援

J-WAVE

共催

東京都

提携企画

東京国際映画祭

特別協力

ニコンフォトコンテスト

協力

有限会社 ディレクト・ネットワークシステムズ

pagetop