Project 1

Discover Beauty

2020年秋以降に開催予定のSSFF & ASIA 2020では、映画シーンでご活躍される映像クリエイターの方々をお招きし、「世界の美から日本の美を考える」シンポジウムを開催いたします。
また、シンポジウムではテーマに合わせてSSFF & ASIAが特別にセレクトしたショートフィルムの上映も行います。

ショートバージョン(08:59)

フルバージョン(1:54:03)

Discover Beauty シンポジウム

映画シーンで活躍する映像クリエイターの方々をお招きし、海外と日本の美的感覚を巡るシンポジウムです。
シンポジウムのためにセレクトされたショートフィルムも特別上映致します。

Discover Beauty シンポジウム+ショートフィルム配信

配信日時:
2020年9月21日(月) 20:00~ オンラインにて配信
ゲスト映画監督(配信作品):
Salvatore D’Alia(『NEW YORK RHAPSODY』)
Gitanjali Rao(『虹絵』)
富田大智(『Future is MINE - アイヌ、私の声 -』)
モデレーター:
ベッシャー・アルセニ
配信作品:
『NEW YORK RHAPSODY』
『虹絵』
『スプレンダー』
『Future is MINE - アイヌ、私の声 -』
参加料:
無料

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Guests ゲスト

  • Salvatore D’Alia

    イタリアで生まれ育ち、ミラノの映画アカデミーとテレビを卒業した後、2010年にニューヨークに移住。フリーランスのディレクター、プロデューサー、カメラオペレーター、エディターとしてキャリアをスタートさせ、多くのクライアントの作品を手掛けている。
    またウェブ用のオリジナルコンテンツのパイオニアとして、彼の作品はYouTubeでの1億回を超える視聴回数を誇り、ジャンルも音楽からスポーツ、アートまで幅広く手掛けている。

  • Gitanjali Rao

    独学のアニメーター。早くから、撮影スタジオでの経験や映画制作プロジェクトなどの仕事を通じて、アニメーション技術を学ぶ。初期の作品で、実験的な短編アニメーション『Orange』(2002年)は、世界中で多くの賞を受賞し、批評家からも称賛を受けた。『Printed Rainbow』は国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル & アジア 2007」でグランプリを獲得したほか、アカデミー賞短編アニメーションのショートリスト候補にも選出された。今までに制作した4本の短編アニメーションは、150を超える映画祭で紹介され、30以上の賞を獲得した。
    最新作で初の長編アニメーション『Bombay Rose』は、2019年度ヴェネチア映画祭批評家週間のオープニングとして上映されたほか、トロント国際映画祭、プサン国際映画祭を含める25の映画祭で紹介された。

  • 富田 大智

    1993年生まれ。京都大学経済学部卒業後、制作会社に入社。CM、MVなどのプロダクションマネージャーを経て、3Minute inc.に参画。大手企業のWEB広告映像を手掛け、WEBショートコンテンツシリーズにて脚本、監督を務める。

  • ベッシャー・アルセニ(モデレーター)

    (株)3ミニッツ、エグゼクティブプロデューサー。動画コンテンツ、イベント企画、広告企画のプロデュース等を担当。前職は日本コカ・コーラ。オリンピック、ワールドカップ、テレビ番組、CM楽曲のプロデュース、広告企画業務などの統括。現在、女性エンパワメント・ドキュメンタリーシリーズ、『Future is MINE』の企画・立案・プロデュースを仕掛ける。
    以前は政策スタッフとして自民党シンクタンクに勤務。その後、広告代理店グレイ大広戦略企画室長、OOHメディア会社の設立・経営、CNN日本語放送キャスター、米国の投資銀行Japan M&A担当、アジア財団日本代表等を歴任。
    コロンビア大学、国際関係・公共政策大学院(School of International and Public Affairs)の修士課程修了。日本学専攻。
    主な著書は『コロンビア大学院で考えた世界と日本』 (はる書房)、『グローバル経営時代の企業の危機管理』 (日経社)、『日本 出る杭考現学』 (月刊コラム)、など。現在、Tokyo Headline コラムニスト。
    神戸市生まれ、日本国籍。新宿区在住。両親は白系ロシアの難民。愛妻ゆきちゃん、長男ノア(7才)、次男ルカ(5才)の4人家族。趣味は滝修行。

Program 上映作品

  • NEW YORK RHAPSODY

    アメリカ / 0:13:47 / エクスペリメンタル / 2019

    ジョージ・ガーシュウィンの不朽の名の「ラプソディ・イン・ブルー」の歌詞では、ニューヨークという街が目覚め、人生、夢、そして人々が交わっていく様子を伝えている。その年のリズムの中で生きている3人のクリエイティブの様子を映し出します。
    ニューヨークとは、好き嫌いが分かれる白黒のはっきりした街。しかしその中で、無数のグレーの色合いがあるのです。

  • 虹絵

    インド / 15:14:00 / アニメーション / 2006

    大都市の小さなアパートの一室。寂しく暮らしている一人の老女と一匹の猫。けれど、おばあさんは秘密の窓を持っているーそれは、色とりどりのマッチ箱のコレクション。 おばあさんの秘密の窓-それは夢への入り口。

  • スプレンダー

    日本 / 0:03:17 / エクスペリメンタル / 2018

    本作は切子(カットガラス)や組子(木工細工)など、伝統工芸の文様をアルゴリズムによって再現したCG映像です。具体的に、L-systemという技法を用い装飾文様が成長していく過程を表現しました。

  • Future is MINE - アイヌ、私の声 -

    日本 / 0:19:32 / ノンフィクション / 2020

    旅を通して未来を切り開く女性の成長を描きます。旅人はアイヌの萱野りえさん。アイヌに生まれた使命に悩む彼女は、独自の文化を築く米国の先住民セミノール族を訪ね、自分が進むべき道を見出そうとします。