ずらりと揃ったパネリストたち
デンマーク出身の
Lars p Arendt監督
アメリカから参加してくれた
Eldar Rapaport監督
今日は、VANTANの協力により、国内外のクリエイターと映像制作を勉強する学生が集い、ショートフィルムの可能性や今後の展望などを意見交換する「フィルムメーカーズ サミット」というクローズドイベントがおこなわれました。
パネリストとして登壇したのは、バンタンの講師を務めている石川慶監督と船橋淳監督、2008年のSSFFに「胡同の一日」を出品し、グランプリを受賞した鈴木勉監督、そして今年のSSFFのコンペティション参加の高岡ヒロオ監督、Lars p Arendt監督(デンマーク)、Aditya Assarat監督(タイ)、Robin Jansen監督(ノルウェー)、そしてEldar Rapaport監督(USA)。
まず、「ショートフィルムの理想的な尺はどれぐらい?」
という質問に、Lars監督は 「どこに作品を出したいかによりますね。たとえばYoutubeで公開する場合、ネットユーザーはすぐにクリックして別のサイトに行ってしまうので、なるべく短い作品が向いていますし、お金を払って劇場に見に来る人は、しっかり見る覚悟をして足を運んでいるわけですから、ある程度長くてもいいでしょう。」と、 Eldar監督は 「僕はやはりあまり長くないほうがいいと思う。5分以内の作品なら単純明快なオチをつけますが、10分ぐらいの作品がいちばん難しいですね。
映画はだいたいストーリーが3つのパートに分けられるものですが、10分ぐらいの作品は、うまく3つに落とし込むのが難しいんです。」 と答えてくれました。