ブラジルからはるばる来日したCassio Pereira dos Santos監督
本日1つめのプログラムは、International-B。7本の作品の上映の後、ブラジルの作品「秘密の学校(THE SCARECROW GIRL)」のCassio Pereira dos Santos監督が質疑応答に参加してくれました。
「秘密の学校」は、学校に行きたいと願う小さな女の子のお話。
女の子の自然な演技が光る素晴らしい作品ですが、この主役の女の子は、プロの子役ではなく、まったくの素人なのだそう。
どうやってこの女の子を見つけたのかについて、Cassio監督は
「この作品は撮影から完成させるまでトータルで1ヶ月間という短い時間で作らなければならなかったので、オーディションをやる時間がなかったんです。
ちょうど、この女の子は僕の母親の知り合いの娘で、以前から知っていたので、この子を起用することにしました。
それで試しにワンショット撮ってみたら、演技指導がいらないほど完璧な演技だったんです。
主人公の女の子は、おとなしそうだけど賢い子という設定でしたが、この女の子は撮影が始まってからも僕が求めていることをすぐに理解し、キャメラが回り始めるとすぐにその通りに演じてくれたので、とても助かりました」と話してくれました。
さらに、MCのDJ Johnさんは「本作ではカメラを固定して撮っていますが、何か意識したのですか?」と質問。
すると監督は
「僕は日本の監督、特に小津安二郎や溝口健二がとても好きでたくさん見ています。今回、特に誰のどの作品を参考にしたということはないけれど、影響を受けているかもしれないね」と話していました。
はるばるブラジルからやってきてくれたCassio監督は、かなりの日本映画通だったのでした!
「秘密の学校」は、学校に行きたいと願う小さな女の子のお話。
女の子の自然な演技が光る素晴らしい作品ですが、この主役の女の子は、プロの子役ではなく、まったくの素人なのだそう。
どうやってこの女の子を見つけたのかについて、Cassio監督は
「この作品は撮影から完成させるまでトータルで1ヶ月間という短い時間で作らなければならなかったので、オーディションをやる時間がなかったんです。
ちょうど、この女の子は僕の母親の知り合いの娘で、以前から知っていたので、この子を起用することにしました。
それで試しにワンショット撮ってみたら、演技指導がいらないほど完璧な演技だったんです。
主人公の女の子は、おとなしそうだけど賢い子という設定でしたが、この女の子は撮影が始まってからも僕が求めていることをすぐに理解し、キャメラが回り始めるとすぐにその通りに演じてくれたので、とても助かりました」と話してくれました。
さらに、MCのDJ Johnさんは「本作ではカメラを固定して撮っていますが、何か意識したのですか?」と質問。
すると監督は
「僕は日本の監督、特に小津安二郎や溝口健二がとても好きでたくさん見ています。今回、特に誰のどの作品を参考にしたということはないけれど、影響を受けているかもしれないね」と話していました。
はるばるブラジルからやってきてくれたCassio監督は、かなりの日本映画通だったのでした!