映画監督というと、日本のみならず海外でも男性のほうがまだまだ多いですが、この回には2人の女性フィルムメーカーがいらしてくれました!
1本目、「エドガーとエリザベス」のRenee webster監督は、オーストラリア出身。この作品は、とある会社のコピー機がキューピット役を果たすというラブストーリーですが、アイディアが浮かんだきっかけについて
「私が20代前半だったころ、友だちが自分の顔を、目を開けた状態でコピーして送って来たということがあったんです。それで私は、自分の脇の下をコピーして送り返したんですね。そんなことがきっかけでストーリーを思いつきました。
それと、私はどちらかというと華やかな主役より、ふだんあまり脚光を浴びない人が変わったことや思い切ったことをするようなお話を描きたかったので、このような作品になりました」と説明してくれました。
もうひとりのゲスト、Diane Duperretさんは、クレイアニメーション作品「タンゴ・ローラ」のプロデューサー。
クレイアニメは、被写体を少しずつ動かしては撮影し、という気の遠くなるような作業を繰り返す「ストップモーション」という方法を使うことで、あたかも被写体が動いているように見せる技法です。
客席からの「主人公のローラの動きがとてもリアルでしたが、どうやって撮影したのですか?」という質問に、Dianeさんは
「人形の動きというのは、顔の部分以外あまり動かせるところがありません。それで、リアルな表情を出すために、人形の眉、目、口の3ヶ所は空洞にして、出したい表情によってパーツを入れ替えて撮りました」とコメント。
わずか6分ちょっとの作品ですが、撮影には実に2ヶ月半かかったそうです。
映画は1秒間に24コマのフィルムが使われます。ということは、ストップモーションというのは1秒のために24回撮影をしなければならないということ。
映画に対する愛と情熱にあふれた、渾身の一作でした!
1本目、「エドガーとエリザベス」のRenee webster監督は、オーストラリア出身。この作品は、とある会社のコピー機がキューピット役を果たすというラブストーリーですが、アイディアが浮かんだきっかけについて
「私が20代前半だったころ、友だちが自分の顔を、目を開けた状態でコピーして送って来たということがあったんです。それで私は、自分の脇の下をコピーして送り返したんですね。そんなことがきっかけでストーリーを思いつきました。
それと、私はどちらかというと華やかな主役より、ふだんあまり脚光を浴びない人が変わったことや思い切ったことをするようなお話を描きたかったので、このような作品になりました」と説明してくれました。
もうひとりのゲスト、Diane Duperretさんは、クレイアニメーション作品「タンゴ・ローラ」のプロデューサー。
クレイアニメは、被写体を少しずつ動かしては撮影し、という気の遠くなるような作業を繰り返す「ストップモーション」という方法を使うことで、あたかも被写体が動いているように見せる技法です。
客席からの「主人公のローラの動きがとてもリアルでしたが、どうやって撮影したのですか?」という質問に、Dianeさんは
「人形の動きというのは、顔の部分以外あまり動かせるところがありません。それで、リアルな表情を出すために、人形の眉、目、口の3ヶ所は空洞にして、出したい表情によってパーツを入れ替えて撮りました」とコメント。
わずか6分ちょっとの作品ですが、撮影には実に2ヶ月半かかったそうです。
映画は1秒間に24コマのフィルムが使われます。ということは、ストップモーションというのは1秒のために24回撮影をしなければならないということ。
映画に対する愛と情熱にあふれた、渾身の一作でした!
「エドガーとエリザベス」のRenee webster監督
「タンゴ・ローラ」のプロデューサー、Diane Duperretさん