June 12th Sat | 表参道ヒルズ スペースオー | 20:15 - 22:05 | |
June 19th Sat | ブリリア ショートショート シアター | 12:50 - 14:40 |
40年連れ添った妻を亡くした大物政治家。ある日、亡き妻の「友達」だと名乗る「ギャル」が訪ねてくる。彼女に渡されたビデオ映像には、今まで見た事のない妻の姿が…。
Artist : 大黒摩季 / あなただけ見つめてる
当時、“あなただけみつめてる子(友達)“の愚痴を聞いているうちに ストレスを発散してあげたいと思いこの作品が生まれました。 この女性の為だけの歌がスラムダンクに使われたのにはビックリでした! でも、今凄く共感してしまう楽曲です(苦笑)
Director : 渡邊世紀
‘96年、UCサンタバーバラ校映画科卒業。 留学を機に、“日本人”であることを再確認、自分なりの“日本映画”を目指す。‘05年、「猫の家族」で商業監督デビュー。
美しき天然
「にほんの唱歌・童謡という大切なたからものを子どもたちに継いで行きたい。」という坂本龍一氏のアイデアに賛同した、様々な分野で活躍する音楽家と映像作家が集結。楽しくて、切なくて、ときに破天荒で、美しい音楽と映像のショートフィルムを、SSFF & ASIAでは「にほんのうたフィルム」として上映します。
廃材が発する音が薄の原で少年と不思議な少女を巡りあわせる。
Artist:マイア・バルー / 美しき天然
Director:小林聖太郎
71年生まれ。 94年関西大学法学部政治学科卒業後、ジャーナリスト今井一の助手を経て原一男監督主宰の「CINEMA塾」に第一期生として参加。96~ 98年にかけて同監督のTVドキュメンタリー「映画監督浦山桐郎の肖像」の助監督を務める。 その後、劇映画の演出部として多くの作品に参加し、06年『かぞくのひけつ』でデビュー。同作で、第47回日本映画監督協会新人賞、 第13回新藤兼人賞金賞を受賞。
にほんのうた実行委員会
http://www.nihonnouta-caravan.com/
アルバム「にほんのうた」の楽曲をオリジナルで映像化。
日本各地の子供たちを訪ねて移動上映することで、「にほんのうた」を歌いついでゆくプロジェクトが、2010年夏、東京を皮切りに始動する。
参考:にほんのうた http://nihonnouta.net/
奇妙な町に逃げ延びてきた男はそこで警備員の職に付くが日々思うようにいかず次第に人間的感情を失っていく。そしてそんな男の帰 りを待ち続ける、同じアパートに住む一人の女…。
Artist:Watanabe Takashi / 泣きのBABIN
唄とバスクラリネット、ピアノの3人編成の世界の中のアジアを感じさせる、静かで力強く、柔らかい室内楽です。
歌詞は日本語ではあるものの、文節を無視した譜割りになっています。そのため、聴いていて、日本語の印象はあるものの、意味は曖昧にぼやかされ、画と合わせた時に、画の表現するところを必要以上に限定しません。
旋律は日本に特有な音階によって表現され、それを支える和音は現代曲特有の複雑な和音によって構成されています。
様々な記憶や情景と結びつき、記憶は複雑な感情を呼びおこします。 海を越え、日本固有の価値観を世界に向けて発信する、そんな楽曲に仕上がりました。
Director:山田雅史
1976年生
ビジュアルアーツ専門学校大阪卒業。2004年『つぶろの殻(TSUBURO)』ぴあフィルムフェスティバルに入選。バンクーバー国際映画祭、 釜山国際映画祭など海外の映画祭で上映。現在は最新作『天使突抜六丁目』を製作中。
今回作品で使用した映像は現在製作中の「天使突抜六丁目」という作品の映像を使いました。 渡邊氏の心地よいメロディーと澄んだ歌声が作品のモチーフである「天使」に繋がるものを感じ 特にドラマ部分ではなくイメージ的なカットを用い製作しまし た。
この作品は日常生活にスポットを当てた作品です。なかなか普段の生活の中では意識する機会が少なく、又この楽曲のタイトルの一部 でもある人々の“情熱"を表現しました。
Artist:葉加瀬太郎 / 情熱大陸2007
葉加瀬太郎の歴史において初の全オリジナル曲によるアルバム「SONGS」(2007/7/11発売)から。10年のソロ活動で生まれた楽曲を、サウンド・プロデューサーに布袋寅泰氏を迎え、彼のプロデュースによる「情熱大陸2007」はまさに必聴です。
Director:阿部静
1990年札幌出身。札幌平岸高等学校デザインアートコース卒業。現在、北海道教育大学岩見沢校芸術課程美術コースアニメーション研 究室に在学中。
あるテレビ番組のオープニング曲としてこの楽曲を毎週聴いていた時から、いつも様々なストーリーが頭に浮かんでいました。そんな時、このフェスティバルを知り、すごくいい機会だと思い応募しました。この楽曲を頭で流しながら日常生活を送っていると、この曲と人々の生活の様子がとてもマッチングしていることに気がつき、この楽曲で作ることを決意しました。
浪人人生2年目の広也は大学2年生の優理と高校の時から付き合っている。しかし、環境の違いから2人の間に距離が出来始める…。
Artist:オトナモード / 新宿
オトナモードのインディーズ時代のアルバム「小さな旅」のオープニングナンバー。詞・曲を担当するボーカル高橋啓太の研ぎ澄まされた感性から紡がれる叙情性溢れる楽曲。静かに始まるイントロからやがてリフレインで高まるドラマティックな構成に「目を閉じると映像が見えてくる曲」との声も多い。ファンからの人気が根強いライブでの定番曲でもある。
Director:東盛直道
85年沖縄生まれ、首里高校卒業。22歳の時に映画製作を志し、日活芸術学院に入学。在学中に「ゆで卵」、「宇宙人の卵」を監督。現在、自主製作映画を企画中。
ブロッコリーが半ナマな事で、恋人同士のこぜり合いが起こる。二人がそれでも関係を続けていこうとする様子を儚くキレイにナチュ ラルに撮ろうと思いました。
Artist:元気ロケッツ / Never Ever
空に舞う花びら 遠くで響く青い波の音(ね)…
ずっと恋焦がれながらも、直接触れたことのない地球。 私たちにとっては当たり前のことでもLumiにとっては夢。 Lumiは地球を眺めながら、どんな気持ちでこの歌を唄うのだろう。 元気ロケッツ初のバラードは、なんと英語と日本語のミックス。初めて聴いて、ビックリした人も多いと思うが、そう、このせつなさも元気ロケッツ。
指に触れていたいから
ずっと傍にいたいから
手をつないでいるだけで感じられる
ふたりがつながってること
すべてが見守ってること
儚さの上に咲いた幸せを
つむいでゆく
そう 未来へ
Director:今井大輔
大学卒業制作で、手書きアニメーションを制作し、映像を志す。卒業後、CG映像制作会社に二年半勤務し辞め、自分と現実と向き合い ながら、日々映像制作しています。
元気ロケッツの出演イベントに大好きだった人と行ったことがあり、その人との関係は、儚く終わってしまった、NeverEverという曲の「完璧な一日が、平和がずっと続くように」という歌詞に、大好きだった人と終わりたくなかった想いをキレイに撮ろうと思いました。
事情を抱え手一杯の遥は、同級生の青司が心配してくれている事をわかっていない。『銀河鉄道の夜』に隠された現実に揺られる彼女 を必死で追う青司に、1本の電話が入る。
Artist:ウミネコサウンズ / 春が来るまで
ポップミュージックとしても楽しめるが、サイケデリックで遊び心溢れる楽曲であり、コアな音楽ファンからも人気の高い一曲。
古里おさむはこの曲について、「春に花見をした東京の小金井公園。季節は過ぎて、寒さを感じる晩秋に同じ場所を散歩してました。落ち葉を踏みながら、すっかり裸になった木をみてたら頭に浮かんだ曲」とコメントしている。
楽しげかつファニーなAメロ・Bメロから、サビでガラリと場面が変わる様が印象的である。
Director:柴田寿美
1991年生まれ。2010年に東放学園映画専門学校プロモーション映像科入学。現在も籍を置く。
どの様に答えても嘘になる気がします。
インスパイアされて考えた訳ではないと思いますので…。
プロモーション映像とは違うと思いましたので、 自分の中にある漠然と表現したい事を 「春が来るまで」と一緒に映画で成し遂げたような感覚です。
『人間』という曲を初めて聴いたときに思い浮かんだイメージ、「高くそびえる鐘楼とその下で生きる人間、それを空から眺める鳥」 を動画にしました。
Artist:THE BACK HORN / 人間
人間はカナシイ
人間はハカナイ
人間はミニクイ
人間はキレイダナ
産まれ落ちたことが有罪だとしても命を抱きしめたい 人と人の間 そこにある何かが僕らを明日へと繋ぐの?
人間はコワレタ
人間はコワレタ
人間はコワレタ
人間はキレイダナ
君に触れてたいよ だけど触れられない 世界は張り裂けてく
君を神と呼ぶよ 君を愛と呼ぶよ 救いの歌は聞こえない
地球最後の日に咲いた忘れな草 裁きの鐘が響く
首吊り台の上 産まれ生きた日々を愛しく想えるかな?
Director:藤田彩
1987年東京都生まれ。2002年THE BACK HORNの存在を知る。2009年初めて動画を作る。2010年現在は都内の大学院生の傍らコラージュ作 品も製作。
以前からTHE BACK HORNのファンだったので、今回THE BACK HORNの曲が映画祭指定曲になってとても嬉しくなり、一気に作ってしまいました。
普通の日常に、普通の人間関係があって、普通の感情が芽生えて、でも、その普通の良さに気づけない
Artist:TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND / Do you know your neighbor's face?
切り刻まれたギターはキュビズムの象徴、「物事を多面的に捉える」ことをテーマにした作品。
導入部ではサウンドコラージュ的なエレクトロニカの手法を押し出し、一つの情報(素材)の様々な捕らえ方を描写。
展開部では男女のボーカルを変えることにより主観と客観を表現し、テーマ部のハーモニーで2つが結びつく。エレクトリック・ギターに攻撃的なリフ、それと相反するリフを必要以上に散りばめ、情報過多な状態を作り出している。
ピカソが再構成した人体の歪さや『ゲルニカ』へのオマージュとして歌詞に戦争を意識させるキーワードを含ませた。楽曲のバランスを保つため、リズム・ベースは坦々と刻ませている。
Director:横川圭希
とある国。化粧師と姫と侍女の3人の想いがすれ違う。誰も望まない結末と一瞬の幸せ。悲しく美しいラブストーリー。
Artist:柴田淳 / 椿
6thアルバム「親愛なる君へ」に収録。 アルバムの中でも核となる楽曲であり、柴田淳の 詞曲の世界観が凝縮されています。凛とした強さと儚い美しさを「椿」に例え、君への想いを綴っています。
Director:布江剛士
箱根駅伝出場。その後、映像制作を志し、3年間で18本の短編映画、MV、CMを制作。数々のコンテストに入選。
私はこの曲を聴き、一枚の画を見ているかのように情景が浮かびました。 『椿』の儚く切ない美しさが、私に想像させたのは1人の女性です。
その女性は美しく凛として、椿のように美しいまま散っていきます。 椿の持つ『一瞬の美しさ』を、『一瞬の幸せ』という形で表現しました。 また、その女性の対比として、永遠に美しくありたい、愛されたいという女性を登場させました。そして、キーアイテムとして『化粧』を使い、椿のようになれず、枯れていく悲しさを表現しました。
時代や国を特定せず、普遍的なテーマを題材にすることで いつまでも色褪せることがない。何年後、どこの国の人が見ても共感できる作品になればと思います。
いおり(若者1)は彼の人生で何をして良いかわからず、ひたすら走る。ひらく(若者2)は楽しい事を求め、ひたすら遊ぶ。2人のやり方は 違えど、見つめている物は同じ。
Artist:泉谷しげる / 生れ落ちた者へ
泉谷が以前から敬愛する押井守原案・脚本のアニメ映画「宮本武蔵-双剣に馳せる夢-」の主題歌に決定した今作は、宮本武蔵が「五輪書」を書いたのと奇しくも同じ60歳の時の泉谷が、混迷の時代に向け渾身の想いで書き下ろした。
自らが、宮本武蔵は剣の道を極めようとした人物。現代人に置き換えると、おそらく自分の限界に挑戦するアスリートの気持ちが近いじゃないかと。おそらく彼らはものすごい葛藤と諦観があると思うんです。
そのうえで、自分を奮い立たせて高みを追求していく。そういうところを武蔵に重ねながら作りましたと語る楽曲。
Director:福谷隆幸
2000年にアメリカに渡米しニューメキシコ大学メディアアート学部に入学。2007年に卒業し、現在ニューヨーク在住。
私は、泉谷しげる氏の“生まれ落ちた者へ”の歌の中で若者達へのメッセージが聞こえた。
多くの若者達は、いつの時代でも、夢と現実の間を行ったり来たりしてしまう。そこで、夢と現実の間に矛盾という物がある事に気ずく。その矛盾を敏感に感じ、腐る若者達がいる中で、それから意識的に目をそらし、楽しい事だけを追い求める若者もいる。
両者に通じる事は、しかし、彼らは彼らの人生において何かやりたい事があるという事。その“何か”を求めて、夢と現実から生じる矛盾の中、手探り状態で精一杯生きようとする期間が若者時代だ。そんな若者達の状態を、数少ない台詞で表現出来たのではないかと思う。
病室で眠る男。見つめる女…クリスマスに起きた現実と奇跡が蘇る…
Artist:渡邊奈央 / 祈り
渡邊奈央本人による作詞作曲でのピアノ弾き語りが中心のボーナストラック含む全11曲入りのアルバム「sachi」。
本人が実体験を通して見て感じたものがメロディーになり、詞となり、彼女自身の唄(歌唱法)になっています。
ありのままの普遍的な言葉によりリアリティの有る感情が溢れてくる、等身大の渡邊奈央を表現したアルバムに収録されている1曲です。
Director:Secky Chang
本名・関野昌敏 1992年~1999年
劇団S.E.T. (三宅裕司主催)にて 舞台俳優として活躍。退団後、俳優業と並行して映像制作を学ぶ。
浜辺の歌
「にほんの唱歌・童謡という大切なたからものを子どもたちに継いで行きたい。」という坂本龍一氏のアイデアに賛同した、様々な分野で活躍する音楽家と映像作家が集結。楽しくて、切なくて、ときに破天荒で、美しい音楽と映像のショートフィルムを、SSFF & ASIAでは「にほんのうたフィルム」として上映します。
不思議な夏休みの宿題を通じて、少年が小さな成長を果たす物語。
Artist:畠山 美由紀 with ASA-CHANG&ブルーハッツ / 浜辺の歌
Director:唯野未歩子
73年東京都生。98年『フレンチ・ドレッシング』(斎藤久志監督)で第53回毎日映画コンクール スポニチグランプリ新人賞受賞。05年長 編劇映画『三年身籠る』の監督、脚本家としてデビュー。映画と並行して書いた同名の小説で作家としてもデビューを果たす。主な映 画出演作に99年『大いなる幻影』(黒沢清監督)、99年『BULLET BALLET』(塚本晋也監督)、04年「血と骨」(崔洋一監督)など。
にほんのうた実行委員会
http://www.nihonnouta-caravan.com/
アルバム「にほんのうた」の楽曲をオリジナルで映像化。
日本各地の子供たちを訪ねて移動上映することで、「にほんのうた」を歌いついでゆくプロジェクトが、2010年夏、東京を皮切りに始動する。
参考:にほんのうた http://nihonnouta.net/