自らの失恋話を語ってくれた
Itai Raziel監督
Alexei Gubenco監督
Lars p Aremdt監督
オーストラリアから「ベッドあたためます!」に出演のGeorge TaylorさんとAnthony Westさん、ノルウェーから「エクスペリメント」のRobin Jensen監督、ニュージーランドから「屋根裏の友だち」のJames Blick監督が来日してくれました!
まずはイスラエル出身、「結婚前夜」のItai Raziel監督。
サービス精神旺盛な監督は、今回の来日で起こったエピソードを語ってくれました。
「僕の名前は日本語で“痛い”っていう意味だそうですね。実は今回、一緒に来日していたガールフレンドが体調を崩し、昨日病院に連れていったんです。彼女が大声で “イタイー!”と僕の名を呼んだので、診察室中で大笑いになりました(笑)」 今回の切ない恋の物語を作ろうと思いついたきっかけについても、 「当時、失恋をしてとても傷ついていたんです。
それで、恋というものがどれだけすばらしく、かつ壊れやすいことなのかを感じてほしかった。ちなみに当時の恋人とは結婚するつもりだったのに、ある日“あなたは背が低すぎる”と言われて。ショックでした。」
うーん、まさに、イタイ! でも、そんな経験をバネにすてきな作品を作り上げるあたり、さすがは映画監督ですね!
お次はルーマニアから「夢見るハンカチ」のAlexei Gubenco監督。わずか3分の作品ながら、制作には7ヶ月間が費やされたとのこと。 また、ストーリーが浮かんだきっかけについては 「ハンカチを主人公にしようというアイディアは最初からあって、心を持ったキャラクターにしようとストーリーを練っていくうちに、人間と同じように、何か新しい自分になりたい、変わりたい、という気持ちを表現したくなりました」と話してくれました。
最後はデンマーク出身、「少年と子犬」のLars p Aremdt監督。 父親の暴力をテーマにした、とても重々しいストーリーの作品ですが、監督はそんな作品とは似ても似つかないかわいいイラストのTシャツで登場。
「可愛いTシャツを着ているのに、どうしてあんな怖い作品を?」という質問を受け、 「自分自身はかわいらしい人間ですよ」と話していました。