子どもから大人まで楽しめる「CGアニメーションプログラム」のご紹介!
2016年05月15日
今年のショートショート フィルムフェスティバル & アジア開催まであと1か月を切り、 上映作品の中からとっておきのプログラムやイベントをご紹介!今回のプログラムは「CGアニメーションプログラム」
2011年から始まったオールCGのアニメーションを楽しめるCGアニメーションプログラム。
子供から大人まで楽しめる高いクオリティーの作品が揃いました。今回はその中から2本をご紹介します。
『女漁師とトゥクトゥク』
インドのSuresh Eriyat監督による作品は、独特な色彩とタッチで描かれています。
一人暮らしの漁師の女が念願の「トゥクトゥク」(タクシー)を手に入れたことで、人生を一変させてしまいます。夢にまで見た愛車を手に入れた女漁師。
相棒のできた彼女の毎日は、キラキラと輝き出します。
しかし、楽しい時間はそう長くは続かなくて……。約15分の物語の中に、彼女の半生が凝縮されています。
あらすじ:一人暮らしの漁師の女。彼女の退屈な毎日は、夢にまで見たタクシー「トゥクトゥク」を手に入れて一変。人生のパートナーとなった。愛おしい時間は突然の事故で終わりを迎えるが、トゥクトゥクとの思い出が人生の終わりにさえ意味を与える。
続いては『オーケストラ』。
オーストラリアのMikey Hill監督の手書きならではの温もりが伝わってくる作品。
この世界では誰もが小さなオーケストラを抱えているのですが、その音色は人生を反映したもの。幸せな時はハッピーな音色が、落ち込んだ時は不協和音が鳴り響きます。主人公の内気な男のオーケストラは、調子外れな音ばかり。
ある時、隣の部屋に素敵な女性が引っ越して来たのをきっかけに、オーケストラは夜な夜な練習を始めるのですが……。
さて、女性のオーケストラとのセッションはうまくいくのでしょうか?
自分にも、こんな小さなオーケストラがいるのかな? どんな音色を奏でているのかな? と考えると、なんだか楽しくなってきますね。
あらすじ:この世界では、誰もが小さなオーケストラを引き連れ人生の音色を奏でている。しかし極度に内気なヴァノンのオーケストラは常に調子外れ。そんな中、隣に越してきた女性のオーケストラと一緒に演奏するチャンスが訪れる。
他にも世界中から、個性豊かな作品が集まりました。ほとんどセリフがない作品なので、老若男女が楽しめるプログラムです。お子さんと、お友達と、ぜひみなさんでお越しください!
CGアニメーションプログラムのご予約はこちらから!
- ライター情報 鈴木さやか
映画は映画館派。 旅先の映画館で映画を見るのが好き。特に海外で日本未公開の作品と出会うと、見ずにはいられない。 一番好きなショートフィルムはディズニーの『紙ひこうき』。
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