絶賛公開中『神様メール』で世界から賞賛を浴びるジャコ・ヴァン・ドルマル監督からメッセージが到着
2016年05月31日
SSFF & ASIAでは、今年、日本・ベルギー友好150周年を記念して、ベルギー特集を行います。この特集では、ヴァン・ドルマル監督の名作『トト・ザ・ヒーロー』が誕生するきっかけとなった、1985年のクレルモンフェラン国際短編映画祭グランプリ受賞作品『乗り出し危険』(E PERICOKOSO SPOGERSI)など全6本のベルギーのショートフィルムを上映します。
ゴールデングローブ賞外国語映画賞にノミネートされており、主人公のエアを『サンドラの週末』のピリ・グロワーヌ、神様役を『ココ・アヴァン・シャネル』のブノワ・ポールヴールドが演じ、名女優カトリーヌ・ドヌーヴがゴリラと恋に落ちるなど、奇想天外なアイデアが話題になった『神様メール』とジャコ・ヴァン・ドルマル監督のクラシックショートフィルム『乗り出し危険』、ファンの方はどちらも見逃す手はありません!
監督メッセージ
神様メール予告編
神様メールオフィシャルサイト
監督:ジャコ・ヴァン・ドルマル
1957年、ベルギーに生まれる。少年時代の7年間をドイツで過ごし、再びベルギーに戻る。青年期はサーカスでピエロを演じたり、児童劇団の運営をするかたわら、20代から短編映画を撮り始める。 1991年に初の長編映画『トト・ザ・ヒーロー』を制作。本作は同年のヨーロッパ映画賞で主演男優賞・新人監督賞・脚本賞・撮影賞を受賞。さらには第44回カンヌ国際映画祭にてカメラ・ドールを受賞。一躍映画界に名を轟かせる。 長編第2作『八日目』は、主演のダニエル・オートゥイユとパスカル・デュケンヌが第49回カンヌ国際映画祭にて主演男優賞を受賞している。
『乗り出し危険』(E Pericoloso Sporgersi)
監督:ジャコ・ヴァン・ドルマル / ベルギー / 13:44 / / 1985
電車を追いかけ走る少年は、不可能な選択を迫られる―
後にジャコ・ヴァン・ドルマル監督の長編作品『ミスター・ノーバディ』の元となった短編作品。
フラットライフ
監督:Jonas Geirnaert/ベルギー/10:24/アニメーション/2004
壁に絵を掛ける、トランプの家を作る、洗濯物をする、テレビを見る…こんな4人の日常の行動には悪意のかけらもない。しかし悲運の始まりは、彼らが隣り合う部屋に住んでいるということ。
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