初日スタート! 6月3日ブリリアショートショートシアター(横浜)
2016年06月03日
いよいよ、今日から各地での上映が始りました!
横浜のブリリアショートショートシアターでは、午後から4つのプログラムを上映。
午後1時過ぎのオープン前から、何人ものお客さんが列をつくってくださり、
シアタースタッフ一同、気合いの入るスタートを切りました。
初日のひとつ目を飾るプログラムは、
世界三大映画祭のひとつ、カンヌ映画祭から厳選した6作品を上映する「カンヌ特集プログラム」です。
オーストラリア、スペイン、ロンドンなど世界各地から選りすぐりの作品が集まり、
初日のスタートにふさわしいプログラムとなりました。
ふたつ目の「ミュージックShort & Video部門2」では、写真左から、
羊の親子の生死を優しく描いたアニメーション 「僕らの手には何もないけど」の城井文 監督、
”嫌いな人をモデルにした”という 「あかり from HERE」の本間隼人 監督、
神奈川県大和市を舞台にした淡くミステリアスな恋愛ストーリー 「やまとのもり」の高橋良多 監督がステージにご登壇しました。
初日から3人もの監督にお越しいただき、トークタイムの15分もあっという間。
観客の方から城井監督には、天国に向かう羊がそれぞれ大切なものを持っている中、
一匹がポテトチップを持っていたが、なぜですかというご質問がありました。
まず、その細かい部分に気付いていただけたことが嬉しいと話したあと、
「ポテトチップは、私が好きだからかも」と監督。
「私もポテトチップ、好きです」とご質問者。和やかな会場です。
そして、高橋監督は、最後にふたつの炎が現れる意味を聞かれると、
「答えを分からないままにしたかった」という意図を教えてくださいました。
もうひとつ印象的だったのは、本間監督のエピソード。
”嫌いな人をモデルにした”ということですが、
嫌いな人を単純に苦しめるストーリーではなく、
そういう人にも何か葛藤があるのではないかと考え、今回の作品が生まれたということです。
そこに監督の優しを感じました。みなさまも、ぜひ観て感じてください。
(上映後、同じ専門学校の仲間と団らんする監督の背中)
続いて、3つ目のプログラムは「Future City Yokohama」
環境未来都市・横浜の普及啓発活動の一環として、
環境と技術による未来のまちやライフスタイルをイメージした10作品を上映しました。
このプログラムを、ここ横浜で観ると、帰り道の景色が変わるのではないかと思います。
会場のみなさんに、横浜市の方がどれくらいいるのかと質問したところ、半数ほどの手が挙がりました!
今日の景色が、10年後、20年後、100年後、どう変わっているのでしょうか。
初日最後を飾るのは、「フランス映画祭2016」プログラム。
今年は本映画祭と開催時期が重なるフランス映画祭の短編作品5つを上映しました。
若手フランス人監督の新作が揃い、観終わると、これからのフランス映画界がどうなるのか想いを馳せらせたくなるラインアップです。
なんて素敵な金曜日の夜なのかと、観客のみなさんを見て思った私でした。
無事に終了した、ブリリアショートシアターの初日。
ほっとしつつも、映画祭はまだまだ26日まで続きます!
みなさんぜひシアターに遊びにお越しください。
Lisa
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