本年度カンヌ国際映画祭 短編部門審査委員長 河瀬直美監督のマスタークラス 〜足元を掘り下げれば世界につながる〜
2016年05月25日
日本国内にとどまらず、世界を舞台に活躍されている河瀬直美監督。
特に現在フランス・カンヌで行われているカンヌ国際映画祭では、河瀬監督の作品はこれまでに数多く上映され、受賞もしてきました。
河瀬監督は1997年に『萌の朱雀(もえのすざく)』でカメラドール(新人監督賞)を史上最年少受賞し、2007年には『殯の森(もがりのもり)』で審査員特別大賞グランプリを受賞。最新作『あん』はカンヌ国際映画祭でプレミア上映された後、世界各国で上映され大ヒットしています。そんな河瀬監督のマスタークラス(ワークショップ)が、本年度のショートショート フィルムフェスティバル & アジアで開催されることとなりました!
河瀬監督は、奈良県出身の映画監督で、ビジュアルアーツ専門学校 大阪の映画科を卒業後、ドキュメンタリー映画や実験的映画を中心に、インディペンデントな映画制作をこれまで行ってこられました。映画監督として映画を制作する以外にも、河瀬監督は本年度9月に行われるなら国際映画祭のエグゼクティブディレクターも務められています。本年度のカンヌ国際映画祭では短編部門の審査委員長も務めたりと、映画制作のみにとどまらず幅広くご活躍されています。
本年度のショートショート フィルムフェスティバル & アジアでは、これまで海外の映画祭などで河瀬監督が行ってきたマスタークラスを日本で初めて実施します。今回のマスタークラスでは、河瀬監督がなぜ映画制作を始めたのか、どうやってその才能が世界に認められるようになったのかといったことを、これまでの作品を振り返りながらお話していただきます。また、現在フランスで行われているカンヌ国際映画祭のお話もしてくださるとのことです。
今回のマスタークラスは、なかなか聞くことのできない、世界を舞台に活躍されている河瀬監督のサクセスストーリーを聞く絶好のチャンスです!映画ファンの方から、河瀬監督のように世界で活躍する映画監督になりたい方まで、幅広い方にとっての貴重な機会になると思います。ぜひマスタークラスに参加してくださいね!
マスタークラス河瀨直美〜足元を掘り下げれば世界につながる〜
日時:6月10日(金) 17:30〜19:10
会場:ラフォーレミュージアム原宿
入場料:前売 ¥1,000 当日 ¥1,500
- ライター情報 岡村友梨子
イギリスのロンドン大学キングス・カレッジで映画学の修士号を取得後、拠点をドイツ・ベルリンへ移し、映画のプロダクションとキューレーションに携わる。
執筆のご依頼やメッセージはyurikokamura@gmail.comまで。
Twitterアカウント: lily0146
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