6月5日 ブリリアショートショートシアター会場 上映プログラムレポート
2016年06月05日
そして本日最後のプログラム、音楽から生まれたショートフィルムを上映する「ミュージックShort & Video部門2」には、『バトン』の奥山大史(おくやま ひろし)監督、『やまとのもり』の高橋良多(たかはし りょうた)監督と俳優の岡田和也(おかだ かずや)さんがご登壇。 『バトン』の奥山監督は何とまだ19歳という若さ!speccoの同名曲をソースに、若者の葛藤がビシバシ感じられる今作にも、言わずもがな、ご自身の高校時代も反映されているそうで、そのことからも深夜の高校で語らうシーンには特に思い入れが強いのだとか。
『やまとのもり』の高橋監督は、「別れてからも残る想いというものを描きたかった。自分のストーリーにこの深見真帆さんの楽曲がしっくりきた」と、ミュージックShortにおける楽曲へのアプローチを語り、主人公の元彼を演じた岡田さんも「短い登場時間の中で、いかに彼女の心に残るという説得力を持たせられるかに気を付けて演じた」と、人の想いを描いた今作について語られました。
そしてQ&Aの最後には、何と奥山監督が高橋監督に色や光の使い分けによる演出方法を質問するというシーンも!? 監督として貪欲に演出方法を得たいという意思が強く伝わる場面でした。 映画祭期間中はまだどちらも観るチャンスがあるので、これから観る方はぜひそのシーンにもご注目してください。
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