6月5日 ブリリアショートショートシアター会場 上映プログラムレポート
2016年06月05日
本日のプログラムは、東南アジア、ベルギー、台湾と、各国の個性がぶつかり合う国際色豊かなプログラムを上映!
ゲストの方々にもお越しいただき、昨年からスタートしたお子様から大人も楽しめる「チルドレンプログラム」には、『I Wanna Be Your Friend』の小川育(おがわ いく)監督がご登壇。
クレイアニメという非常に時間と労力がかかるこの手法にかかった制作時間は、1秒間にだいたい21~24コマの撮影が必要なこともあり、なんと約半年というから驚きです!
しかも主人公が吹く口笛は、国際口笛コンクールIWC2014で成人男性部門グランドチャンピオンの青柳呂武さんに担当してもらったというスペシャルな裏話もお聞きすることが出来ました。
そして本日最後のプログラム、音楽から生まれたショートフィルムを上映する「ミュージックShort & Video部門2」には、『バトン』の奥山大史(おくやま ひろし)監督、『やまとのもり』の高橋良多(たかはし りょうた)監督と俳優の岡田和也(おかだ かずや)さんがご登壇。
『バトン』の奥山監督は何とまだ19歳という若さ!speccoの同名曲をソースに、若者の葛藤がビシバシ感じられる今作にも、言わずもがな、ご自身の高校時代も反映されているそうで、そのことからも深夜の高校で語らうシーンには特に思い入れが強いのだとか。
『やまとのもり』の高橋監督は、「別れてからも残る想いというものを描きたかった。自分のストーリーにこの深見真帆さんの楽曲がしっくりきた」と、ミュージックShortにおける楽曲へのアプローチを語り、主人公の元彼を演じた岡田さんも「短い登場時間の中で、いかに彼女の心に残るという説得力を持たせられるかに気を付けて演じた」と、人の想いを描いた今作について語られました。
そしてQ&Aの最後には、何と奥山監督が高橋監督に色や光の使い分けによる演出方法を質問するというシーンも!?
監督として貪欲に演出方法を得たいという意思が強く伝わる場面でした。
映画祭期間中はまだどちらも観るチャンスがあるので、これから観る方はぜひそのシーンにもご注目してください。
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