About / 開催概要
はじめに
21年目を迎えた米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)は、東京都写真美術館にて10月17日(木)~20日(日)の日程で「秋の映画祭」を開催いたします。
本イベントは、ショートフィルムの魅力を広めることと、若手映像作家の育成を目的に、東京都共催のもと毎年開催しています。また、第32回東京国際映画祭の提携企画でもあります。
今年は、6月に開催されたSSFF & ASIA 2019の受賞作品を中心に選りすぐりのショートフィルムを上映するとともに、濱口竜介監督(『ハッピーアワー』,『寝ても覚めても』ほか)を迎えてのトークセミナーや、ブランデッドムービーについてのトークセミナーを実施いたします。
秋の風が気持ちの良いこの季節、ぜひ恵比寿の会場に足をお運びください。
SSFF & ASIA 2019 秋の映画祭 開催概要
■名称 : ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2019 秋の映画祭
■開催期間 : 2019年10月17日(木)〜20日(日)
■上映会場 : 東京都写真美術館ホール
■内容 : 6月に開催されたSSFF & ASIA 2019の受賞作品と、その他秀作ショートフィルムの上映、若手映画制作者向けトークセミナーほか。
■料金 : 無料
■主催 : ショートショートアジア実行委員会
■共催:東京都
■後援:J-WAVE
2019年度の開催テーマ
今年のテーマは、「Cinematic Attitude」。
映画祭20周年の節目を経て、新たなスタートをきる21年目のテーマは「Cinematic Attitude」。
映画祭のビジュアルに用いた、海外から伝わり日本で育まれたそれぞれ異なる文様には、成長、拡大、反映、繋がり、前進、芸能といった意味を込め、映画・映像の普遍的な力や、映画祭が発信していく多様性を表現しました。
SSFF & ASIA 2019の様子
会期:2019/5/29~2019/6/16
VIDEO
ショートフィルムとは?
ショートフィルムとは、長いもので30分前後、短いものはわずか1分ほどの映画作品です。SSFF & ASIA のオフィシャルコンペティションでは、25分以内の作品を公募の条件としています。短尺とはいえ、ドラマ、アニメーション、ドキュメンタリーなど多彩な持ち味の作品があり、短い尺だからこそできる映像表現や、ウィットに富んだ物語が数多く制作されています。
ジョージ・ルーカス、フランシス・フォード・コッポラ、スティーブン・スピルバーグなど、その歩みをショートフィルムからスタートしている監督も少なくありませんし、著名な俳優が出演している作品も多数あります。また、ショートフィルムは若手映像作家が力を養うためのフォーマットであり、映画祭はまさにその登竜門といえます。未来の映像作家たちの可能性に、この映画祭で触れてみませんか。
映画祭の歴史
米国俳優協会(SAG)の会員でもある俳優 別所哲也が、米国で出会った「ショートフィルム」を、新しい映像ジャンルとして日本に紹介したいとの想いから1999年に創立。2001年には名称を「ショートショート フィルムフェスティバル(SSFF)」とし、2004年に米国アカデミー賞公認映画祭に認定されました。また同年、アジア発の新しい映像文化の発信・新進若手映像作家の育成を目的とし、同年に「ショートショート フィルムフェスティバル アジア(SSFF ASIA 共催:東京都)」が誕生しました。現在は 「SSFF & ASIA」を総称として映画祭を開催しています。
2018年に映画祭が20周年を迎えたことを記念し、グランプリ作品はジョージ・ルーカス監督の名を冠した「ジョージ・ルーカス アワード」となりました。 また、オンライン上でショートフィルムを無料視聴できる「Brillia SHORTSHORTS THEATER ONLINE」も立ち上げました。
2019年1月には、20周年の記念イベントとして「ショートショートフィルムフェスティバル in ハリウッド」が行われ、2001年にSSFFで観客賞を受賞したジェイソン・ライトマン監督に、SSFF & ASIAから名誉賞が贈られました。また、グランプリ作品に続き、オフィシャルコンペティションの各優秀賞、およびノンフィクション部門の優秀賞受賞作品が翌年のアカデミー賞短編部門ノミネート候補の資格を得ることとなりました。SSFF & ASIAはこれからも若きクリエイターを応援します。
共催:東京都 提携企画:東京国際映画祭
beyond2020プログラムは、多様性や国際性に配慮した 文化活動・事業を政府が認証し、日本文化の魅力を 国内外に発信する取組です。
SSFF & ASIA はこの取組を応援しています。