「アニメ-ティッド・スピリッツ」現代ヨーロッパアニメーションフェスティバル
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娘Daughter
ダリア・カシュチェーヴァ/0:14:44/チェコ/アニメーション/2019
病室の父に寄り添う娘に子どもの頃の記憶がよみがえります。それは、死んだ小鳥を見つけたある日のこと。父は悲しむ娘を抱きしめてやれず、それ以来、誤解が二人を隔てる壁となっていました。病室の窓に小鳥がぶつかってくる、その瞬間までは―。
監督 : ダリア・カシュチェーヴァ
ダリア・カシュチェーヴァ プラハ芸術アカデミー映像学部でアニメーションを専攻。 国際的なアニメーションフェスティバルの数々に、大学で制作した作品がノミネートされる。『受け入れる(To Accept)』がカンヌのコンペティション「ネスプレッソ タレント 2017」で「INT AWARDS 2017」を受賞。 自身の卒業制作となるパペットアニメーション『娘(Daughter)』で、カシュチェーヴァはカメラの動きを駆使し、作品のテーマである父と娘の関係に迫った。この制作プロジェクトは「CEEアニメーションフォーラム2018」からスタートしたもので、第46回学生アカデミー賞アニメーション部門にて金メダルを受賞、第92回アカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされたほか、2019年度アヌシー国際アニメーション映画祭で「Cristal for a Graduation Film」賞と「Junior Jury Award for a Graduation Film」賞を受賞した。