深刻な大気汚染問題を抱える大林蒲の人たちは、移住を余儀なくされている。アユと父親は、村を離れるか留まるか議論を続けてきた。豪雨に見舞われたある夜、論争は頂点に達する。

コロナ禍で、２０年ぶりに連絡を取り合った元演劇サークルの３人の男女。それぞれにちがう人生を歩んできた３人。彼らの人生に影を落とし続ける不在の女性。コロナ禍の孤独、そして人とのつながりを描く一晩の物語。

沿岸都市、コタキナバルで夕日を見るエリーと恋人のエモリー。エリーは、クアラルンプールに引っ越すことを告白する。そして、別れの歌としてインドネシアの民謡「トラン・ブーラン」をエモリーに捧げる。

妻を亡くした男、穂積。 行きつけの居酒屋で知り合った近藤夫婦は、 ホッピーに願いを唱えて飲み始める。 それに興味をもった穂積も夫婦に勧められ、 願いを唱えることに。 「もう一度、妻に会えますように・・」