車椅子の主人公が、ウランバトールで美容師になる夢を叶えるため、試練に立ち向かう。

目を覚さない親友の為に、二人の記憶を辿り、音を録り続けている少女。 あの日に戻れると信じて。 ヘッドホンから流れるその音は、やがて静寂へと変わってゆく。 それは森の中で見つけたあの日の記憶だった。

トランスジェンダーでダンサーのシンミに兵役の義務が課せられる。国民の義務を果たすことにためらいはない。しかし、官僚たちは自分を女性だとは認めてくれない。どうすれば女性だと理解してもらえるのか？

病で余命いくばくもない年老いたアキラには、若くて美しい妻・好子がいる。好子は病のアキラを、外に連れ出しては二人の時間を楽しもうとする。日に日に衰弱していくアキラ。それを見て嬉々として楽しむ好子。果たして彼女の思惑とは？