渋谷トルク最終日の本日、U-25プロジェクト2とNEO JAPANプログラムの作品が上映されました。
U-25プロジェクトの作品が全て上映された後、「ビヨンド・イマジネーション」の監督である伊地知拓郎さんとプロデューサーの小川夏果さんがご登壇されました。本作品の原点となったアイデアが監督ご自身が北京に暮らしていた時に感じたことや経験が元となっていること、監督が映画を製作するようになった経緯、また観ている人の心に影響を与えるための映像を撮る上でのこだわりなどについてお伺いしました。小川さんからは監督との出会いについてや伊地知さんの映像の魅力についてをお話しいただきました。
SSFFに参加した感想について、監督からは日本で作品を上映する初めての機会となったこと、小川さんからはたくさんの人に作品を会場で観てもらうことができたことと、長編映画で一般部門に挑む次のステップを踏むことができたことをお伺いしました。小川さんは現在大学の卒業制作作品として鹿児島を舞台とした映画も製作中とのことで、来年の上映に向けて日々準備を進めていることについても最後告知いただきました。
「去る者跡を濁す」の監督であるシエラ璃砂さんにも会場でご登壇いただきました。大学受験期に製作した本作品は学生が追い込まれてどこかへ消えてしまいたくなる気持ちを元に製作した作品で、人は誰しもいなくなってはまた違う人が現れるという社会の変化に対してもっとポジティブになろうというメッセージを込めたことについてお伺いしました。映画づくりが中学の演劇部に所属していたことが原点であることや、5分以内に作品をおさめることへの苦戦、そしてSSFFに初めて参加して様々な作品に出逢えたことについてお話しいただきました。璃砂さんはこれから3年間アメリカとフランスで映画の勉強に励むことをお話しして下さり、より知識や技術を深めた彼女の今後の作品にも期待が高まります。
本日をもって渋谷トルクでの上映は終了致しました。たくさんの方に足を運んでいただき、誠にありがとうございました。明日はアワードセレモニーが16:30からYouTubeで配信されます。ぜひ受賞作品をチェックしてみて下さい!