木村 健太郎
博報堂 執行役員/ 博報堂ケトル エグゼクティブ クリエイティブディレクター
学生時代にバックパッカーとして世界一周したことを通じて「価値観の国境線を超えると世界が広がる」ことを覚える。その勢いで博報堂に入社し、ストラテジーからクリエイティブ、デジタル、PRと職種の越境を繰り返し、2006年に嶋浩一郎と「手口ニュートラル」をコンセプトに博報堂ケトルを設立。数々のイノベーティブな統合キャンペーンを沸騰させてきた。その後、博報堂本体のグローバルネットワークを強化するために、2017年からグローバルのクリエイティブとプランニングを統括する立場を兼任。昨年までは年に100日ほど海外を飛び回っていた。今年はコロナ禍でそれができなくなったが、逆に世界が狭くなったことを実感。これまでに、10のグランプリを含む150を超える国内外の広告賞を受賞し、カンヌチタニウム部門など25回を超える国際広告賞の審査員を務める。共著に「ブレイクスルー ひらめきはロジックから生まれる」。いまハマっているのは料理とゴルフとピアノ。