Information
お知らせ
NEWS
第3回 「バイオジェン・アワード」 96歳で学校に通い始めた女性を描いた『素足の女王』に決定!
2022.06.02
米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭、ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)は、神経難病の治療薬開発に特化した、世界でも歴史のあるバイオテクノロジー製薬企業であるバイオジェンの日本法人と共に、「Make Impossible Possible(不可能を、可能に)」というバイオジェン・ジャパンのビジョンを力強く伝える作品に授与する「バイオジェン・アワード」の、今年の受賞作品を決定、発表いたしました。
本アワードは2020年に設立。クラスメイトへの思いやりを描いた第1回受賞作品『最後の試験』(シンガポール)、第2回受賞作品『階段」に続き、第3回バイオジェン・アワードは、96歳で学校に通い始めた女性の姿を追った、インドのドキュメンタリー作品
『素足の女王』の受賞が決定いたしました。
ミシュランスターを取得するなど、世界的にも高い評価を得るインド人シェフでもあるVikas Khanna(ヴィカス・カンナ)監督は、
自身の文盲の祖母の姿と重なるカルシアニ・アンマの物語をより多くの人に伝えたいと、本作品を製作。年齢や慣習に関係なく、努力によって夢を叶えた実話は、まさに不可能を可能にしたストーリーで観る者の感動と共感を呼びます。
なお、本作品は、SSFF & ASIA 2022ノンフィクション部門ノミネート作品として、本日から6月30日(木)までSSFF & ASIA
グランドオンラインシアターで配信、6月9日には映画祭会場ユーロライブにてご覧いただけます。
URL: https://shortshorts.org/2022/program/nonfiction/nonfiction-1/barefoot-empress/
第3回バイオジェン・アワード 受賞作品
『素足の女王』(Barefoot Empress)
Vikas Khanna / 0:15:32 / インド / ノンフィクション / 2021
カルシアニ・アンマは長い間インドの寺院の清掃係を勤めてきた。
彼女は慣習を破り96歳で学校へ通い始める。周囲の予想を裏切り彼女はクラスで一番の成績を収めた。彼女の努力の物語は何をするにも遅いことはないという証拠なのだ。
受賞理由:96歳であっても勉強をしたいという強い思いをあきらめずチャレンジする姿、また年齢にかかわらず努力し続けてクラスで一番の成績を収める姿は、『不可能を、可能に。』というバイオジェンのビジョンに合致するものです。カルシアニ・アンマさんご自身の諦めないという強い気持ちは、病気であってもやりたいことに挑戦する当事者の方々の気持ちと相通ずるものがあり、共感できる作品です。
監督 : Vikas Khanna
世界的に高く評価されているインド系アメリカ人のシェフで、ミシュランスターを取得するなど、アメリカで最も活躍するインド人シェフの一人に選ばれている。また、ドイツの国際放送ドイチェ・ヴェレで世界で最も影響力のある10人のシェフの一人として紹介された。37冊の著書がある作家・ドキュメンタリー作家。「The Last Color」は彼のデビュー監督・脚本作品。
受賞コメント: SSFF & ASIA でバイオジェン・アワードを受賞したことを聞き、今とても心が躍っています。「不可能を可能にする」ー 私たちのヒロインであるカルシアニ・アンマが、インドの田舎の村で96歳のときに教育を受けるという旅にぴったりだと思いました。