Information
お知らせ
REPORT
[6/18 Sat 会場レポート] iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ
2022.06.19
二子玉川での上映会3日目となった6月18日は、キッズプログラム、インターナショナルプログラム8、アジアインターナショナル&ジャパンプログラム10,11の上映が行われました。
まずはキッズプログラムからスタート!
たくさんのお子さんが集まってくださいました。
Q&Aでは、最初に『目玉』の山本アンナ監督が登壇。
監督が高校生の時に、美術の授業で作った絵本から生まれた本作品。映像化にあたり、監督がかつて住んでいた石垣島を新たに風景に選んだ理由などを語っていただきました。
続いて、『リヴ&ベル “ベルくんのほそくてながいお友達”』の喜田夏記監督が登壇。
NHK Eテレで10年前から連載しているオリジナルアニメーション「リヴ&ベル」の8作品目となる本作には、自然と共存していく子どもたちというSDGsメッセージが込められていると語りました。
プログラム終了後、お気に入りの作品を投票してもらう場面では、楽しそうにシールを貼っていく子どもたちの姿が見られました!
続いてはアジアインターナショナル&ジャパンプログラム10が上映。
まず『牡丹の花』の土居佑香監督、主演の小野莉奈さん、 広山詞葉プロデューサーが登壇。
広山プロデューサーは、学生監督とプロキャストの作品というコンセプトで企画を募集したところ、家業としての『線香花火』をテーマに据えた土井監督の企画書に目が止まったといいます。和気藹々とした雰囲気の中、小野莉奈さんの役作りへの思いや、土井監督が今後撮影してみたい作品などたっぷりとお話しいただきました。
続いて『充電人 / JUDENCHU』から、西遼太郎監督、出演者である本田 響矢さんと永井 理子さんが登壇。
奇想天外なコメディである本作ですが西監督はまずタイトルから思い付き、その後発想を広げてストーリーを考えていったのだそう。斬新な役まわりを見事に演じていた出演者の本田さんと永井さんには、それぞれの役への向き合い方を語っていただきました。
続いてのインターナショナルプログラム8では、スペインと電話を繋ぎ、『Deaf』より Nuria Muñoz-Ortín監督、Eva Libertad監督が登場。
Nuria監督は、姉妹に聴覚障害をもっている方がいたことで、本作のテーマはとても身近にあったことをお話しくださいました。なんとその姉妹の方が主演をされているそうです。
最後にはアジアインターナショナル&ジャパンプログラム11が上映。
Q&Aでは、まず『じいのけ』より道上寿人監督が登壇。
ご自身の幼少期の記憶から「じいちゃんに対する想いみたいなものをいつか映画にしたいとずっと考えていた」と、お葬式を題材にした本作を制作された理由をお話しくださいました。
続いて『ありがとう』よりプロデューサーの射場好昭さん、宮田幸太郎さんが登壇。
この作品は「アクターズ・ショートフィルム2」のなかで、永山瑛太さんが監督された作品です。
永山監督は決して明るいストーリーではない中でも、編集が終わるまでずっと「楽しい」と制作に向かわれていたそうです。射場さんは、永山監督と主演の役所広司さんには俳優同士だからこその制作過程での盛り上がりがあったとお話しされました。現場にいらしたという宮田さんは、俳優に寄り添った演出でいきなり本番を撮影したことなど、裏話を語ってくださいました。
今年の映画祭もリアル上映会はあと1日となりました!
6月19日も二子玉川にて上映いたします。