News & Reports

ニュース & レポート

【環境の日に、ショートフィルムで考える地球の未来】 地球を救え!環境大臣賞はチリの『砂漠の星』が受賞 6月6日(火)よりオンライン会場から作品配信開始!

  • facebook
  • twitter
  • line

2023.06.05

米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭  ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2023

環境の日に、ショートフィルムで考える地球の未来

地球を救え!環境大臣賞はチリの砂漠の星が受賞

66日(火)よりオンライン会場から作品配信開始!

米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭、ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)は、全コンペティション入選作品の中から最も環境問題に対するメッセージ性の高い作品に贈られる地球を救え!環境大臣賞を、本日・6月5日(日)、環境の日に発表します。

 SSFF & ASIA 2023 地球を救え!環境大臣賞には、チリの作品で、干ばつの土地に住む子供たちの姿を真摯に描いた
砂漠の星』(監督: Katherina Harder )が選ばれました。

https://shortshorts.org/2023/awards/ 本作品は映画祭オンライン会場より6月6日(火)から配信開始します。

 SSFF & ASIAでは、地球温暖化防止のための国民運動「チャレンジ25キャンペーン」と連携し2008年に映画祭に「ストップ!温暖化部門」を設立。2013年からは「地球を救え!部門」として生まれ変わり、温暖化だけでなくより広く環境に関する作品を紹介してきました。2020年からは、環境問題から更に多様化する地球全体のイシューを発信することを目的に、「地球を救え!」の各アワード授与へと展開しています。

 本作品によって、地球が現在瀕している状況への気づきや、未来への思いに共感するきっかけを創出できたらと考えます。
 ぜひご紹介、ご取材いただけますと幸いです。

『砂漠の星』(Desert Lights)
監督:Katherina Harder/18:56 / チリ / ドラマ / 2022

アタカマ砂漠の真っ只中で暮らす12歳のアンタイは、干ばつにより住む街が寂れて行くのを目の当たりにする。
彼はサッカーのチームメイトや友だちと共に、最後まで街に残ろうとする仲間たちとの絆に最後望みを託す。

環境大臣からのコメント:
砂漠化は、地球の陸地の至るところで発生する可能性があり、私たち日本人にとっても他人事ではありません。
地球温暖化をはじめとする様々な環境問題の影響を受け、世界中の土地が劣化し、それは、社会、経済、そして地球に生きる命に対して深刻な影響を及ぼし得るのです。
この作品は、未来を担う子どもたちの姿を通して、私たちに地球の危機を訴えかけています。このショートフィルムを通じて国内外の多くの人がその重要さに気付き、わたしたちが今何をすべきか、何ができるのか、考え・行動に移すきっかけになることを願っています。

受賞理由:干ばつの土地に住む子供たち。地を離れる家族が増える中、サッカーの仲間も地を去っていく。
淡々と子供たちの心の変化が描かれ、環境問題が背景にある子どもたちの姿を真摯に描いた良作でした。将来のある子どもが主体のストーリーだからこそ大人が考えさせられる場面も多く、子供目線で描かれることで力強いメッセージが伝わってくる作品でした。

 

『砂漠の星』監督: Katherina Harder(カデリーナ・ハーダー)

チリ出身の映画・テレビ監督。イキケ国際映画祭の共同設立者兼ディレクター。手がけた短編映画はトライベッカ映画祭、FICGuadalajara、マール・デル・プラタ国際映画祭、エネルガ・カメリマージュ国際映画祭など重要な国際映画祭で上映されている。「Desert Lights」は34以上の国際的な賞を受賞し、アカデミー賞の候補となる。現在、長編映画の脚本を執筆中。

 

 

【受賞コメント】
日本の皆さんこんにちは。チリのショートフィルム「砂漠の星」監督のカテリーナ・ハーダーです。
つい先ほど地球を救え!環境大臣賞の受賞という素晴らしい知らせを受けました。
チーム全員を代表して感謝を伝えたいです。皆とても興奮していて、この上ない光栄です。
地球環境に焦点を当てたこの賞の受賞は私たちにとって大変意義のあるもので、SSFF&アジアという世界中の短編映画作品を扱う映画祭で賞をいただけたことはさらに特別な事です。
繰り返しになりますが、とても光栄に思います。
チリ最北部の厳しい自然環境の中で、地元の子どもたちと一緒に撮影を行なったこの作品が、遠い国で皆さんの心に届いたことはとても嬉しく思います。
物理的な距離を超え、映画を通して皆さんと共感し合えることはとても幸せです。
映画は私たちを繋ぎ、世界で起こっている急を要する課題について考えるきっかけを与えてくれます。
最後にもう一度この素晴らしい賞に感謝し、チリから皆さんへのご挨拶とさせて頂きます。

 

 

スポンサー

株式会社講談社

日本電信電話株式会社

Xperia

株式会社ミルボン

ホッピービバレッジ株式会社

日鉄興和不動産株式会社

デジタルハリウッド株式会社

Indeed Japan株式会社

滋慶学園COMグループ

東急株式会社

イッツ・コミュニケーションズ株式会社

デジタルイノベーション
パートナー

Deloitte Digital

クリエイティブ
パートナー

株式会社AOI Pro.

株式会社TYO

ドワーフ

メディアパートナー

J-WAVE

コンデナスト・ジャパン

TOKYO HEADLINE

メディアサポーター

シネマカフェ

株式会社キネマ旬報社

ORICON NEWS

イングリッシュメディア
サポーター

Kyodo News Plus

開催協力

森ビル株式会社

機材協力

LED TOKYO

戦争と生きる力プログラム
特別協力

赤十字国際委員会(ICRC)

オフィシャルトートバッグ

ROOTOTE

東京都(Tokyo Tokyo Festival)

pagetop