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世界からエントリーされた695作品から、 たちばなやすひと氏、安藤桃子さん、太田光代さんら審査員が選定 最優秀賞「Branded shorts of the Year」は UKの洗剤会社Vanishと眞露の作品! 「Deloitte Digital Award」は「米津玄師x PlayStation®️」に授与 プロジェクト発表には澤穂希さんも登壇 注目のHR部門 supported by Indeedでは密着形式のブランドムービーが受賞!観光映像大賞 観光庁長官賞は青森県の『からっぽ』が受賞!

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2023.06.15

米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭ショートショートフィルムフェスティバル & アジア 2023(以下、SSFF & ASIA)は、ブランデッドムービー(企業や広告会社が制作したブランディングを目的としたショートフィルム)の祭典「BRANDED SHORTS 2023」を赤坂インターシティコンファレンスで開催。世界から応募された695作品の中からUKの洗剤会社Vanishによる『Me, My Autism & I』がインターナショナル部門の、眞露の『恋するチャミスル2』がナショナル部門のBRANDED SHORTS OF THE YEARとして発表および賞の授与が行われました。
 第一部では、審査員長たちばなやすひと氏率いる安藤桃子さんや太田光代さん、カンヌ国際映画祭で役所広司さんの男優賞受賞が話題となった「Perfect Days]の共同脚本をつとめた高崎卓馬さんら8名のトークイベントが開催されました。

 たちばな氏から「錚々たる顔ぶれの審査員メンバーで議論して決めるのは、苦しくもあり、楽しくもありました。」とトークセッションをスタート。太田光代さんからは「審査員は昨年から務めていますが、昨年より今年は明るいトーンだった印象があります。もしかすると、昨年は夜に審査したからかもしれませんが(笑)、今年は元気な安藤さんに引っ張られ、明るい審査ができたと思います!一つの作品を何回も何回も見ていると、違って見えてくるのが不思議だと感じました。全てに意味があり、素晴らしい作品が多くあったと思います。」と審査時のエピソードを披露、高崎さんからは「Branded Shorts設立の時から審査員を務めていますが、今年はインターナショナルとナショナルの差を一番感じた年でした。何故その差が出ているのか自分でも考えてみたいと思いましたし、インターナショナルとナショナルの境をなくした時、どう判断するのかを考えさせられました。インターネットで国境を越えることができるので、これから作品を作る人は人間の普遍的な所に触れる覚悟がある作品の方が沢山の人に届くのではないか、と思っています。」 と世界と日本の作品についてコメントをしました。さらに、安藤監督からの「地方の会社だと制作費がないことが多いが、若い子たちは日常的に映像に触れているので、映画に対してのハードルは無くなってきているのではないかと思います。そのうち、映画との境界線がなくなるのではないかと思っています。」に対して、たちばな氏から「普段やったことのない人たちはどんどん挑戦していただき、このショートフィルムの領域をシャッフルしてもらえたらと思います。」とのコメントで締めくくりました。
       

元サッカー女子日本代表の澤穂希さんが登壇「失敗しても取り返せばいい」

第二部では、「“デジタル”と“人間らしさ”の融合」を体現した作品に授与するDeloitte Digital Award(デロイト デジタル アワード)では、ソニー・インタラクティブエンタテインメントの「米津玄師 x PlayStation®️」が受賞しました。受賞したSIXのクリエイティブディレクター奥山雄太氏からは「境界を越えるという話がありましたが、PlayStationさんと米津さんと話しながら、この時代にどう出していくかを考え、作り上げました。“炎上や分断など武器を振りかざすのではなく、面白さ、ユーモアをかざす“という世の中に対する提案を形にしにいきました。」とコメントをいただきました。

 続いてDeloitte Digitalがスポーツビジネス組織の立ち上げに伴い、 <スポーツを通じて新たな価値を創る>をコンセプトに制作したショートムービー「Relentless Challenger ーその挑戦が未来をつくるー」が紹介され、Deloitte Digitalクリエイティブディレクターの二澤平治仁氏からは「どんなメッセージを本気で伝えるかを考えた時、作られた言葉でなくアスリートのみなさんの本物の言葉で、挑戦を描くことで共感を呼びたいと考えました。決して一人では成し遂げないということも、作品を通じて伝えたいと思いました。」と本プロジェクトについて説明。
 ムービーにも登場するサッカー界のレジェンド澤穂希さんは、「2011年のワールドカップ準決勝で自分のミスパスで失点をし、その1点は重かったのですが、『取り返す』という前向きな気持ちと、チームメイトからの声かけでミスを取り返し、逆転勝ちをすることがでました。ミスを恐れるのでなく、それを取り返せばいいという思いで何事も取り組んでいます。自分の言葉で誰かの後押しができれば、それは光栄なことだと思いますし、誰かの言葉に救われたことも沢山あります。それは特定の誰かというわけではなく、その時々で、色んな方に励まされています。そしてスポーツの持つ価値は、勇気や夢希望を与えることだと思います。 」と自身のエピソードを共にコメントしました。

第二部では、ブランデッドムービーの中でもHRの視点に注目し展開するHR部門 supported by IndeedのHR Best Short Awardも発表され、Webtoonを制作・配信する株式会社ソラジマの『WEBTOON新人編集者 密着ドキュメント』に賞が授与されました。プレゼンターをつとめたIndeed Japan株式会社Marketing Senior Director田尻祥一氏は、「今年は、どのようなミッションを掲げ、どういう未来があるのか、を描いている企業が多くありました。その中でも今回の受賞作品は映像のテンポや音楽の良さも勿論ありながら、実際に働く主人公のリアリティが描かれていました。」と評価しました。

続く、観光映像大賞の発表では、青森県の観光映像「からっぽ」に観光庁長官賞が授与され、観光庁観光地域振興部長中村広樹氏より、オンラインで参加の青森県は「びっくりしております。まさか、と言うと作ってくださった監督や皆さんに申し訳ないのですが、非常に嬉しく思っております。」と、驚きと共に受賞の喜びをコメントしました。

本イベントはBRANDED SHORTSのメディアパートナーとなったABEMAがLIVE配信。
各受賞作品はABEMAおよび映画祭オンライン会場で710日まで放送、配信中です。
https://abema.tv/video/title/221-178
また、作品以外のイベントの模様はSSFF & ASIA YouTubeチャンネル(https://youtu.be/qJXnm1LzGhE)で視聴可能です。

【BRANDED SHORTS 2023 受賞作品】

Branded Shorts of the Year インターナショナル部門

作品名:Me, My Autism & I 
監督:Tom Hooper/3:40 / イギリス / 2022
企業名: Vanish & Ambitious About Autism
広告会社:Havas London
制作会社:SMUGGLER London
選定理由:単に自閉症の抱える主人公の辛さを描くだけでなく、それを支える家族や友人のリアルな姿など、様々な立場や思いが昇華されていたこと、そして圧倒的なリアリティが高く評価されました。これだけの作品を作り上げるためには、出演者とスタッフの間で十分なコミュニケーションが行われたはずで、そのプロセスやクリエイティビティも含めて受賞に相応しいとの結論に達しました。

 

Branded Shorts of the Year ナショナル部門

作品名:恋するチャミスル2 
監督:ジョン・ウンヒ/6:30 / 日本/2022
企業名:眞露株式会社
広告会社:株式会社ジェイアール東日本企画
制作会社:株式会社AOI Pro. / 株式会社FIELD MANAGEMENT EXPAND
選定理由:BRANDED SHORTSが映画祭の中にある一部門という性質上、広告を越えたブランデッドムービーと言えるかについて議論がありました。しかし、最終的には他の作品を寄せ付けない「面白さ」が光りました。この作品を見ると、なんだかハッピーになり、他人とシェアして感想を言い合いたくなります。韓国コンテンツの盛り上がりに沸く今の日本を的確に捉え、ある意味での国際交流とも言える次元まで、解像度高く捉えたクリエイティビティと時代性を評価しました。

 

【Deloitte Digital Award受賞作品

「デジタルと人間らしさの融合」をテーマに、 Purpose(存在意義)、New(新奇性)、Design(デザイン性)、Human Experience(人の体験・体験価値)、Engagement(愛着)の5つの指標から選定

作品名:米津玄師 x PlayStation®️監督:児玉裕一/2:03 / 日本/2022
企業名:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
広告会社:SIX/博報堂/博報堂ケトル
制作会社:ギークピクチュアズ/Khaki/IMAGICA/Omnibus Japan/MARK
選定理由:本アワードの指標の中でも特にPurpose(存在意義)、Design(デザイン)が優れており、映像表現、メッセージ、ブランドらしさが作品の中でしっかりと描かれている。プロダクトがユーザーに与えるブランド体験をそのまま映像に落としこんだような作品で、見ているだけで世界にどんどん引き込んでいく、まさに同社が目指す世界観がみごとに表現されている点を評価しました。

 

【HR部門 supported by Indeed HR】

人材採用に繋がるブランディングの観点で「パーパス」、「企業の魅力・カルチャー」、「メッセージ」、「視聴維持」、「オリジナリティ」、「視聴後の想起」の審査基準で、最もエンゲージメント性の高い映像へ授与する賞

作品名:WEBTOON新人編集者 密着ドキュメント
監督:Tommaso Barbetta /8:41 / 日本/2022
企業名:株式会社ソラジマ
広告会社:株式会社映全社
制作会社:株式会社映全社
選定理由:WEBTOONという一見華やかなものを支える編集者の日々の働く姿を映像にした本作品。編集者の仕事だけでなく、会社の雰囲気や文化をも映し出し、純粋にこの会社で働いてみたい、と思わせた秀作でした。

 

観光映像大賞観光庁長官賞作品

日本全国47都道府県で制作された観光プロモーション映像・映画・ビデオの中から、 “観光振興”という観点で最も創造性、振興性、話題性に優れた作品に授与

作品名:からっぽ監督:藤代 雄一朗/ 23:28 / 日本 / 2022
自治体名:青森県
選定理由:青森のここへ行って欲しい!これを食べて欲しい!こんな風に楽しんで欲しい!」と、高らかに観光を謳う映像ではないものの、青森という場所(風土)が、人と触れ合う旅、自分を見つめ直す旅、そしてそれが出来る場所である事を垣間見せる新しい形の観光映像でした。今まで、人気(ひとけ)の無さや有名な観光資源の無さといったネガティブさを逆手に取った観光映像は数多有りましたが、ここまでシネマチックな描き方で上手くその奥深さを秘める事に成功した作品は無く、第12回観光映像大賞 観光庁長官賞に選出しました。

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