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【6/16 Sun 会場レポート】二子玉川ライズ スタジオ & ホール 会場2日目!

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2023.06.17

雨が心配されましたが良い天気となった二子玉川で、本日2日目の上映が行われました。
平日にもかかわらず多くの方にご来場いただきました。

一つ目のプログラムは「アジアインターナショナル&ジャパン プログラム 3」。

Q&Aで『COUNT 100』プロデューサーの宮田幸太郎さんにご登壇いただきました。

主演の林遣都さんが半年かけてトレーニングをして撮影に臨んだこと、監督の玉木宏さんはボクシングを15年ほどやっていて本作品のテーマに選ばれたこと、「音楽はチェロを使いたい」といったように、はじめから明確なビジョンを持って制作に取り組まれていたことなどをお話しいただきました。

 

続いて、『スイート』の監督とキャストの皆さんがQ&Aに登壇いただきました。

脚本家の平井紗夜子さんは、自身の幼少期の感情を主人公に投影して脚本を書かれたとのこと。また、主演の美羽役である愛実さんの演技力の高さを皆さん評価されており、特に監督は「愛実さんは脚本を理解しており、美羽の気持ちを理解していた上で演じていた」ことを絶賛。美羽が涙するシーンでは、監督も泣いてしまったというエピソードをお話しいただきました。

左から、監督の安井祥二さん、脚本家の平井紗夜子さん、主演の美羽役 愛実さん、みずほ役の湯舟すぴかさん、優子役の田実陽子さん

 

「アジアインターナショナル&ジャパン プログラム 4」には、3作品の方々がQ&Aにご参加いただきました。

 

はじめに、『ネッパ』監督の松居大悟さん、主演の本折最強さとしさんがご登壇いただきました。

監督はもともとサウナが好きで、作品のテーマはサウナで思いついたとのこと。コロナ禍で閉まっていくサウナ店が多いことを苦慮され、その寂しさも表現したかったとのこと。

撮影は2日で行われたそうで、実際にはサウナを40℃くらいまで下げて撮影し、撮影後は温度を上げてサウナも楽しみながら劇団の仲間と制作をしたお話をいただきました。

 

『Aunt Lotus & Her Dream Bicycle/ロータスおばさんと夢の自転車』からは、Director, WriterのKew Linさん、ProducerのAngelina Marilyn Bokさん、ProducerのTan Jia Minさんに登壇いただきました。

盲目の女性が自転車に乗っているシーンが監督の頭に浮かび、制作をすることになった。また、自身の母に対する気持ちも込めているとのこと。俳優ではない人々にもインタビューをしているので、そのあたりが作品にリアリティをもたらしているのかもしれないとお話しくださいました。最後に「イマジネーションさえあれば何でもできる、ということをイメージしてほしい」とメッセージをいただきました。

続いて、『私たちは他人です』監督の上條大輔さん、キャストの石塚汐花さんと大山真絵子さんがご登壇くださいました。

監督の実体験からヒントを得て作られたという本作。大山真絵子は母役を楽しませてもらったが、出来上がった作品を観たら歌声が別の人で驚いたというエピソードを披露。また、石塚汐花さんからは、K1選手のピーター・アーツさんがゲスト出演されていることを紹介し、映像や登場するゲストにも注目してほしいとのお話をいただきました。

 

最後は、「ノンフィクションプログラム 1」でした。

『A Chocolate Lens/チョコレートレンズ』DirectorのGabriel Verasさんが登壇。

作品の題材である、写真家のスティーブン・カミングスさんのことを新聞で知ったそうで、コンタクトを取り、カフェで45分の予定が6時間も話し込むほど彼の生き様に魅了されたと語った監督。原住民の迫害や黒人差別に向き合う写真家の思いに深く共感し制作したこの作品を、日本でも多くの人に観ていただきたいとコメントをいただきました。

 

『One for the road/旅立ち』DirectorのDenise Tanさんが登壇。

本作の題材となった、ヘビーメタルミュージシャンのメルさんの存在は、友人から聞いて知ったという。ライブなどの撮影は3日間で行われ、その後2週間でインタビュー撮影を実施。作品を通じて、生きていることの大切さを感じてほしいのはもちろんのこと、シンガポールの音楽を世界へ広めたいというメルさんの思いに共感しているので、そうなれば嬉しい、と語っていただきました。

 

続いて、『Dear My Father -The story of a legendary hair dresser-』監督の宮本正樹さん、とプロデューサーの長澤和音さんが登壇。

宮本監督は、本作の題材となった綾小路竹千代さんの仕事への取り組み方、人生の考え方に自分自身もモチベートされたし、誰かの背中を押すような作品になったとお話しされました。

また、綾小路竹千代さんの娘さんである長澤和音さんは、制作にあたって、父の姿か美容師の功績か、何を残したいのかをすごく考えたが、監督のおかげで父の人柄や考えが伝わる内容になり、世の中に広まっていくようなクオリティになったのはプロデューサーとして嬉しいとの思いをお話しされました。さらに、こうして映像に残せたことで、観た人に父が思い出されていることが家族にとっても嬉しいし、支えになっていると家族の視点からもお話をいただきました。

6/18(日)まで、二子玉川ライズ スタジオ & ホールでの上映は続きます!ご来場お待ちしております!

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