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SSFF & ASIA 2027ショートリスト(ノミネート候補)第1弾を発表!!

ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2027のアカデミー賞につながるライブアクション部門、アニメーション部門、ノンフィクション部門に応募があった作品の中からノミネート候補となるショートリストを毎月発表していきます。(※)

8月は世界中から1,103もの作品を応募いただきました。このうち296作品、全体の26.84%が学生監督による作品でした。また、全体の28.56%にのぼる315作品は初監督作品でした。応募者のうち女性監督は38%、男性監督が61%でした。

ライブアクションインターナショナル部門

ライブアクションインターナショナル部門へは544作品の応募がありました。応募数上位の国はアメリカ、イギリス、カナダ、そしてフランスでした。

応募作品の傾向として、家族関係に焦点を当てた作品が多く寄せられました。多くのフィルムメイカーが、緊張感を通じて内面の悲しみ、罪悪感、あるいはアイデンティティの危機を表現していました。共通するテーマとしては、アイデンティティの形成や成長物語、映画制作という行為そのものを省察する「メタシネマ」などが挙げられます。

ライブアクションアジアインターナショナル部門

ライブアクションアジアインターナショナル部門へは189作品の応募がありました。応募上位の国は中国、韓国、インド、そしてイランと台湾が続きました。

多くの作品で、伝統と現代社会からの期待との狭間で起こる葛藤を描いていました。世代間の対立も繰り返し取り上げられるテーマです。また、抑圧や家庭内暴力、社会的な圧力に直面する女性たちを題材とした作品も数多く寄せられました。女性がどのように自由を取り戻していくかという点も、重要なテーマの一つとなっているようです。

ライブアクションジャパン部門

ライブアクションジャパン部門へは28作品の応募がありました。中でも「孤立」というテーマを扱う作品がいくつかあり、これは国内の短編作品で繰り返し扱われる題材となっているようです。もう一つ特筆すべき点として、よりリアルな日本社会を見つめる気骨のある視点を持った作品が多かったことが挙げられます。これらの作品では、経済的な苦境や組織犯罪、職場でのプレッシャー、そして「闇バイト」などがテーマとして扱われていました。

アニメーション部門

アニメーション部門へは172作品の応募がありました。応募数上位の国はフランス、アメリカ、中国、ドイツとなりました。作品のトレンドとして、動物を通して私たちの社会を映し出すものや、古代の神話や精神世界から着想を得た作品、過去のトラウマに関するパーソナルなストーリーなどが挙げられます。また、先祖との絆を取り戻すことに焦点を当てた作品もいくつか見られました。

ノンフィクション部門

ノンフィクション部門へは86作品の応募があり、実話に基づいた物語と独創的なドキュメンタリー手法を織り交ぜた作品が寄せられました。応募上位の国はアメリカ、ドイツ、そしてカナダとなりました。多くの作品が物語を軸にしたもので、フィルムメイカーはしばしばカメラを自分自身に向け、こうした手法を用いて自己省察の一形態として作品を制作しているようです。顕著な傾向として、近代化によって失われつつある肉体労働や文化的慣習を称える作品が挙げられます。

〜SSFF & ASIS 2027 ショートリスト第1弾~
〜部門別に作品名・監督名・国名をアルファベット順に表記〜

作品名 監督名 制作国
International
And what do the pigs think ? Edith Jorisch カナダ
Best Practice Martin Strange-Hansen デンマーク
BOUND Samir awaleh ソマリア
CAN I PUT YOU ON HOLD James Cutler アメリカ
Cold & Sweet Aida Alimadadi ドイツ
Ecstasy Of Tragedy Mina Tomic スイス
FACES Andrés Molano Moncada コロンビア
Getar Hero Teddy Stern アメリカ
KHUFU Mahmoud Assi エジプト
Las Damas Camille Zéhenne フランス
Les Joues Rouges Minna Prader スイス
Life Goes On Kat Butterfield, Daniel Audritt イリギス
Men in Towels Kiyan Agadjani ルクセンブルグ
noise of waves Tomasz Wróbel ポーランド
ONE Yaya ロシア
Onizuka Roberto Veiga ブラジル
PITHEAD Wannes Vanspauwen, Pol De Plecke ベルギー
Quang’s wonders Michael Barocas フランス、スイス
Spag Louis Brousseau カナダ
Superlative Day Harleigh Shaw アメリカ
Swallow me home Anna Niebert ドイツ
The Blessing Caroline Poggi, Jonathan Vinel フランス、スイス
This Conversation Has Been Removed Andrew Nolan アイルランド、イギリス
Timo – The Lord of Potato Antti Tuominen フィンランド
VYANN Adolfo Margulis メキシコ
Asia
Arifa Rohin Raveendran Nair インド
A Silenced Lament Pei Ying CHEN 台湾
Bulak Tynystan Temirzhan キルギス
Candidate 024 Varun Gupta インド
Click Blake Ahn 韓国
Kill The Girl Who Carries Xiaoxuan Huang 中国
Navillera Sitang Bootsripoom タイ
Tamasira Clare Chong シンガポール
The Angel and the Gamekeeper Navid Solati イラン
The Beauty and the Beast Golam Muntakim バングラデシュ
The Bellow Marjan Ashrafizadeh イラン
Through The Cracks Hoang Le ベトナム
“VATERLAND” OR A BULE NAMED YANTO Berthold Wahjudi インドネシア、ドイツ
When it burns Jeong-seo Park 韓国
Welcome Party Mengsheng Valen Zeng 中国
Animation
2:LOVE Ronni SHALEV ベルギー
Acid City Jack Wedge, Will Freudenheim アメリカ
ACID ECHO Elsa Moulin フランス
A Little Death Leto Meade, Jonathan Rockefeller イギリス、アメリカ
Burning Incense Steven Hao Nhan Truong スイス
Croisière Théo ALESSANDRI, Cynthia CORDIER, Morgane DERAIL, Charles ESTEVE, Charlotte GOGNET, Thalie REBOUL フランス
Deep End Puzhen Zhang イギリス
Eri 矢野 ほなみ フランス、日本
きつねつき 篠塚超 日本
Hacker Leonilia Gustavo Fontele Dourado ブラジル
noir & lumi Cláudio Jordão ポルトガル
Penguin Kaspar Jancis エストニア
Silent Cinema Krste Gospodinovski 北マケドニア
Singapore God EXYL シンガポール
States Katarzyna Kijek, Przemysław Adamski ポーランド
Take Care Patricia Strübin スイス
The Day I Smoked a Cigarette with my Father Sameh Alaa, Robin Vouters ベルギー、エジプト、フランス
The End Niki Lindroth Von Bahr デンマーク、フランス、スウェーデン
the greatest house my father built King Yaw SOON マレーシア、アメリカ
The Taste of Pineapple Bread Manfei Li スイス
Non Fiction
A Wolf in the Suburbs Amélie Hardy カナダ、日本
In Dreams, When You Can’t Sleep at Night Rachel Gutgarts フランス
Mark Hama: In Service Brendan Leahy アメリカ
Sawyer Avenue, Sunday Afternoon Bill Morrison アメリカ
SCAM SLAVE: From Hell to Home Timothy Blackwood ウガンダ、アメリカ
Shapes in Between: Norman Takeuchi’s Journey Aki Takabatake カナダ、日本
The Knights of NYC Jesse Smolan アメリカ
The Last Climber Thida Swe ミャンマー
The Starry Hours Loris Theurillat, Axel Clarmont スイス
トリステス 村岡 由梨 日本
「愛の日々〜ダウン症の妹との生活〜」 望月 葉子 日本
Japan
失くした風船 長尾 淳史 日本
ねじまきは踊る 山田 玄徳 日本
春すぎて、夏もまた。 乙木 勇人 日本
BROTHER 泉澤 顯 日本
ままならぬままごと 鹿野 洋平 日本

入選候補作品(ショートリスト)を応募月の翌々月末に発表致します。

映画祭入選(映画祭で上映される)作品は2027年3月末まで月次で発表されるショートリストに選ばれた作品の中から選出され、2027年4月末までに映画祭公式サイトにて発表します。

今月発表分は主に8月末までに応募された作品を対象としていますが、場合によって発表の時期がずれる場合がございます。

■SSFF & ASIA 2027 公募サイト https://app.lifelogbox.com/festival/shortshorts?tab=competition