【レポート】フランス クレルモン=フェラン国際短編映画祭2018でジャパンショートを上映!
フランス クレルモン=フェラン国際短編映画祭2018でジャパンショートを上映!
第40回クレルモンフェラン国際短編映画祭が、2018年2月2日(金)から10日(土)まで開催され、今年もSSFF & ASIAのスタッフが現地で日本のショートフィルムを紹介していきました。
現地の様子を紹介します。
この映画祭は世界で一番大きい短編映画祭の1つと言われ、全世界からフィルムメイカー、映画祭関係者、配給会社担当、バイヤー、各国のフィルムコミッションなど数多くの人が参加する映画祭です。
SSFF & ASIAのスタッフは映画祭マーケットが開く前日4日(日)に現地入り。雪が降り積もる中、映画祭のメイン会場で関係者登録などを済ませ午後から配給会社や海外映画祭のスタッフとミーティングを行いました。
翌日5日(月)は世界中の短編映画祭スタッフで構成される、ショートフィルム・カンファレンスのディスカッションに参加。アフリカの映画祭について学んだり、「映画祭として運営を続けるには?」というテーマで熱い議論が交わされました。
6日(火)には各国の映画祭プログラマーやディレクターが一同に集いフィルムメイカーや配給会社と1対1で話をする、Festival in Personというイベントが行われ、SSFF & ASIAの映画祭や応募規定について解説。ちなみに同映画祭ではこのようなフィルムメイカーや映画関係者向けのパネルディスカッションや上映会が行われるほか、各国のフィルムコミッションが企画する朝食会や、夕方お酒や食べ物を楽しめるハッピーアワーなども行われ、世界中の映画祭関係者が交流を深めています。
さらに同日夜は主に映画関係者を対象にしたジャパンショートの上映会を実施。多くのお客様で埋まった会場は、1作品目から温かいリアクションと笑い声で包まれました。
<以下上映作品>
bone, born, 墓音。(SSFF & ASIA 2017 ジャパン部門優秀賞、監督:ゴリ)
サルガッソー(監督:A.T.)
Home Away From Home(監督:真壁幸紀)
パカリアン(SSFF & ASIA 2017 話題賞、監督:秦俊子)
サイレン(SSFF & ASIA 2017 ジャパン部門オーディエンスアワード、監督:三宅伸行)
ユキの異常な体質 / または僕はどれほどお金がほしいか(監督:塩出大志)
世界と繋がる窓として、ショートショートは海外でジャパンショートの発信を続けていきます。
(祥)