武田梨奈主演、松居大悟監督ショートフィルム『スワブ』 世界でも権威のあるシッチェス・カタロニア国際映画祭に入選! 10月1日(月)からひかりTVにて配信スタート
第二回ひかりTVアワードを受賞した松居大悟監督による特別製作ショートフィルム『スワブ』が、10月1日(月)よりひかりTV ビデオサービス(ビデオオンデマンド)にて配信開始が決定。本作品はSSFF & ASIA 2018のアワードセレモニーにて完成発表が行われ、『君が君で君だ』のヒットも記憶に新しい松居大悟監督がメガホンをとり、思春期の入口に立つ少年のとまどいを一風変わったリアリティで描き出す作品。主演を演じるのは日米合作映画『殺る女』ほか、数々の作品の公開を控える人気急上昇中の注目女優・武田梨奈さん。本作ではカトリック系の児童養護施設の強く美しいシスター役を演じており、空手歴15年となるアクションを本作でもいかんなく発揮しています。さらに第67回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門にも選出された『二つ目の窓』(監督:河瀨直美)で主演をつとめた阿部純子さんも出演。
■作品概要
タイトル:「スワブ」
監督:松居大悟
出演:武田梨奈、細井鼓太、阿部純子、他
作品時間:20:00 制作国:日本 ジャンル:ヒューマン
あらすじ:
物心ついた頃よりカトリック系の児童養護施設で暮らす小学3年生の江川マサオは、いつ来るかわからない両親の迎えを待つ孤児だ。学校でいじめにあいながら日々を淡々と送っていたマサオだったが、ある日教会でうたた寝をしているシスター(白川)の口元から滴るヨダレを目撃し、得体の知れない感情を覚えてしまう。 独自の視点で数々の青春を描き若者の圧倒的な支持を得てきた異才・松居大悟が背徳的な性に目覚める少年の煌めく瞬間を鮮やかに映し出す。
■松居大悟監督からのコメント
今まで青春と呼ばれる映画を多く手がけてきました。それはきっと、まだ言語化されてない感情を描きたくて、青春とはそう言った色んな感情が整理されないままだからなのかなと思います。では、青春という名前が付く前の状態とはなんなのか。しかも4KHDRという高画質で、少年の衝動のようなものを美しく描けないか?というのがスワブのテーマです。誰もがかつて持っていた衝動で、見る人によって切なくもあり色っぽくもあり、世界で他にないショートフィルムができました。シッチェス・カタロニア国際映画祭への出品、嬉しいです。電気を消してお楽しみください!
■出演者・監督プロフィール
武田梨奈
1991年6月15日生まれ。神奈川県出身。映画『ハイキック・ガール!』(09)で主演デビュー。15年ロサンゼルス日本映画祭で最優秀主演女優賞を受賞。18年は主演映画『三十路女はロマンチックな夢を見るか?』『世界でいちばん長い写真』『ボクはボク、クジラはクジラで、泳いでいる。』など。また日本と海外の合作主演映画『Yangon Runway』や『Shambhala』が公開を控え、世界的女優として活躍が期待される。
細井鼓太
2008年7月生まれ。主な作品にTX「バイプレイヤーズもしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら」男の子役(17)、読売テレビ開局60周年スペシャルドラマ「天才を育てた女房」9歳の岡煕哉役(17)など。
阿部純子
1993年、大阪府出身。2010年、映画『リアル鬼ごっこ2』でヒロインに抜擢。以降、ドラマ、映画と着実にキャリアを積み、映画『2つ目の窓』(14年)で第4回サハリン国際映画祭主演女優賞、第29回高崎映画祭最優秀新人女優賞を受賞。同年、1年間渡米し、ニューヨーク大学演劇科に留学。帰国後はNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」など幅広く作品に出演し、今年5月には映画『孤狼の血』、『海を駆ける』が公開。来春、主演映画である『ソローキンの見た桜』の公開が予定されている。
松居大悟 (監督)
1985年福岡県生まれ。劇団ゴジゲン主宰。12年、『アフロ田中』で長編映画初監督。『スイートプールサイド』『私たちのハァハァ』など枠に捉われない作品を発表し、『ワンダフルワールドエンド』(15)でベルリン国際映画祭出品、『アズミ・ハルコは行方不明』(16)は東京国際映画祭・ロッテルダム国際映画祭出品。クリープハイプ、銀杏BOYZなどのミュージックビデオも手掛ける。今年3月に公開された74分1カットの『アイスと雨音』は大きな話題を呼び、最新作の『君が君で君だ』はロングラン上映中。
■ひかりTVアワードについて
SSFF & ASIAのジャパン部門ノミネート監督の中で最も4Kの魅力を伝える事ができる監督へ贈られる賞。 受賞監督には、4KHDRでオリジナルショートフィルムを制作する権利が付与されます。 2016年はA.T.監督作品が受賞し、2017年にショートフィルム『サルガッソー』を発表しました。 ※ひかりTVはNTTぷららが運営する映像配信サービスです。
■シッチェス・カタロニア国際映画祭について
スペイン北東部の基礎自治体シッチェスで開催される国際映画祭。1968年にスタート。ホラーやファンタジーに特化したジャンル系の国際映画祭であり、ブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭やポルト国際映画祭と並び、世界三大ファンタスティック映画祭の1つとして知られている。毎年10月に開催され、上映本数は約300作品、来場者は約20万人を記録している。賞の対象となるコンペティション部門には、ハリウッドメジャーからインディペンデントまで幅広く質の高い作品がプログラムされ、優秀作品に賞が贈られる。ジャンル映画祭ではあるものの、世界的に権威のある映画祭であり、国内外からの注目度も高い。2018年の開催は10月5日(金)から 10月14日(日)。
https://sitgesfilmfestival.com/ca
■予告編
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【Special Interview】「青春」という名前が付く前の「目覚め」を描く
~映画監督・松居大悟が語る新作『スワブ』~
https://sst-online.jp/magazine/2353/
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