【レポート】 Japanese Film Festival 2019 in Singapore
昨年、学生部門で優秀賞を受賞した、『COCKROACH』プロデューサーの大門嵩さんからシンガポールで行われた日本映画祭に参加されたレポートが届きました!
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今回、Singapore film societyのジャパンフィルムフェスティバルに参加させて頂きました。
深夜到着の便だったにも関わらず、関係者の方が空港まで迎えに来てくださり、家にまで泊めてくださいました。
短編部門は2日間行われ、我々は2日目でした。1日目は、60人ほどいらしたみたいですが、今回、我々COCKROACHの出演者、大門 嵩と祁答院雄貴が来るということで広報、宣伝を頑張ってくださり、前回を上回る80人近くの方が来てくださいました。作品の上映にあたり、1番の不安要素シンガポールの方々の反応もとても良かったのでひとまず安心しました。
続くQ & Aでは、沢山の質問を頂きました。『何故この題材にしたのか?』『撮影で大変だったことは?』など更には、『日本の役者の仕事は大変なのか?』まで質問は広がりました。
最高の質問だったのは『そのTシャツはどこで買えるのか?』という質問でした。そう、我々は自分たちの映画のスタッフTシャツを作って、それを着て行っていたのです。シンガポール方々は作品のみならず、我々日本人に対して丁寧かつ細部まで熟視してくださっていました。
Q & Aが終わった後も我々の前にはお客様たちが列をなし、そして時間内に質問しきれなかったことをご質問されたり、サインまで求めてくださりと本当にシンガポールの方々の暖かさに心打たれるばかりでした。
会場のスタッフ、一人一人までもが我々COCKROACHチームを歓迎してくださり、丁寧なアテンドをしてくださいました。私は次回作でまた必ずこの映画祭に戻ってくると約束して帰国しました。
(大門嵩)