ショートショートフィルムフェスティバルってどんな映画祭?今年優秀賞を受賞した監督から映画祭を参加してのコメントをいただきました!
前回の観客賞受賞監督のコメント配信も好評だったこちらの監督インタビュー。今回はショートショートフィルムフェスティバル & アジア2015年の優秀賞受賞監督にSSFF & ASIAに出品しようと思った理由、映画祭に出品する意義について聞いてみました!
グランプリの監督は、これからアカデミーへの道が開ける可能性も!
自分の作品が自国だけではなく、その他の国でも上映されることはとても貴重な体験。映画祭に出品する意義はさまざまですが、全監督世界を見据えていました。そんな監督のコメントに注目です!
グランプリ受賞
アジアインターナショナル部門優秀賞 東京都知事賞
受賞監督:Reza Fahimi
SSFF & ASIA はイランのフィルムメーカーはもちろん、世界的にもよく知られている映画祭ですので、今回この映画祭を通して世界に自分の映画を紹介することができ、嬉しく思います。
受賞作品:キミのモノ
インターナショナル部門 優秀賞受賞監督:Lotfi Achour
SSFF & ASIAで優秀賞に選ばれたことを大変うれしく思いましたし、すぐに参加を決めました。SSFF & ASIAは有名な映画祭ですし、もちろん自分の映画を上映する大切な機会です。また、『父親』は今回が日本初上映だったので、作品を見ていただき意見を聞くことが出来てとても幸せでした。社会や文化が大きく異なる国で作られた私の作品が日本の皆さんにどのように受け止められるのか興味がありました。皆さんの心を奪うことが出来るのか見たかったのです。そして実際に映画を観た皆さんの熱いリアクションに感動しました。また映画の中で起きている出来事が日本の社会でも理解されることなのだと感じました。
受賞作品:父親
ジャパン部門 優秀賞/東京都知事賞 受賞監督:岸本 司
短編映画というのは長編のように商業として成立しづらいという意見や、短編自体が長編のためのプロモーション的な作品であるという話を聞いたことがあります。しかし短編映画は何も長編のためにあるものではありません。それだけで映画として成立しています。短編映画もまた映画そのものです。SSFFは短編映画の魅力を発信し続けています。この映画祭には『映画の力』があります。自分はSSFFに出品することにより、より多くの人々に作品が観てもらえるというチャンスを与えてもらい、作品について人々と語り合う機会を持つことができました。そして何よりも世界には多くの短編映画が存在していることをSSFFで知る事ができました。世界では様々な問題があり、今現在も起きておりますが、この映画祭を通して感じたことは、自分が未だ行ったことのない遠い国であっても、映画を通して想いが近くに感じられるという事です。自分の想い、クリエイトしたものを世界へ発信すること。世界のクリエイターたちの想いを感じること。それがSSFFに参加する意義だと思います。
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