映画祭に参加することで得られたことを優秀賞受賞監督にお伺いしました!

映画祭に参加することで得られたことを優秀賞受賞監督にお伺いしました!

映画祭に出品するだけでなく、参加して、ほかのクリエイターと交流を持つことは、映画祭の大きな参加する意義の一つです。過去映画祭に参加した『マイレージ、マイライフ』のジェイソン・ライトマン監督も過去SSFF & ASIAに参加した際に出会った関係者の方と映画を製作したそうです。

ここでの出会いが次の作品制作のきっかけになったり、かけがえのない仲間を見つけることも。今年ショートショートフィルムフェスティバルに参加した監督の映画祭での出会いについてお伺いしました。


 

AJH1d

グランプリ受賞
アジアインターナショナル部門優秀賞 東京都知事賞
受賞監督:Reza Fahimi

最終日のアワードセレモニーで何名かの日本人プロデューサーと出会い、互いに興味を持ったのですが、残念ながら時間が限られており、打ち合わせをする時間はありませんでした。しかし連絡先を交換したので、今後連絡を取り合い機会があれば作品を作ることもしてみたいです。

受賞作品:キミのモノ

 

IB7d

インターナショナル部門 優秀賞受賞監督:Lotfi Achour

多くの魅力的な人々に出会いました。中にはいつか一緒に働けそうな人もいました。しかし、クレルモンフェラン短編映画際やその他の映画祭のように、SSFF & ASIAも専門家やフィルムメイカーが映画祭期間中集える場所を提供する必要があるとも感じました。その場が真のプロフェッショナルが集うマーケットになれば、映画祭の評判もあがるでしょうし、未来の作品を生み出す映画祭になると思います。

受賞作品:父親

AJF2d

ジャパン部門 優秀賞/東京都知事賞  受賞監督:岸本 司

映画祭に参加して一番に良かったのは、地方で映画制作をしていると分からなかった『映画によって世界が近づくことの共有意識』でした。全ての短編映画を観ることは出来なかったのですが、世界から集まってきた選りすぐりの作品に『世界』を感じることが出来ました。テーマは今日的であったり普遍的であったりと様々ですが、あきらかに世界中で生きるクリエイターたちの想いが伝わる映画祭でした。映画祭に参加したクリエイターたちからは、映画へのエネルギーが発散されていました。そして何よりも映画に対する深い愛情が感じられました。また、クリエイター同士で互いの作品を論じ合うという良い出会いもあった他、ある役者さんとは次回は一緒に映画を撮ろうと語り合う事ができましたし、審査員のひとりには次回作はシナリオから読んでアドバイスを貰う事も約束しています。実現するかどうかは分かりませんが、可能性は決してゼロではありません。SSFF&ASIAは映画に深い愛情と情熱を持った人々が集う場所でした。この場の空気を自分も共有できたことに幸せに感じています。

受賞作品:こころ、おどる -Kerama Blue-

 


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作品公募情報

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