映画祭に参加することで得られたことを受賞監督にお伺いしました！

2015/10/29 CREATORS

映画祭に出品するだけでなく、参加して、ほかのクリエイターと交流を持つことは、映画祭の大きな参加する意義の一つです。

ここでの出会いが次の作品制作のきっかけになったり、かけがえのない仲間を見つけることも。今年ショートショートフィルムフェスティバルに参加した監督の映画祭での出会いについてお伺いしました。

Jossie Malis監督

CGアニメーション部門優勝賞受賞者

幼少期から日本に強い想いを持っていました。食事から文化まで日本の影響を強く受けた国ペルーで育った私にとって、今回の度はとても重要な出来事でした。映画祭期間中、東京で映画・アニメーション制作に携わる多くの素晴らしい人たちに出会うことができたので、必ず将来日本に戻って長年の夢であった日本でのプロジェクトを実現させたいと思います。また、SSFF&ASIAのおかげで様々な企画への扉を開くことが出来ました。日本の文化、映画製作に携わりたい人間は必ず経験すべき映画祭だと断言できます。言葉では表せないくらい映画祭および出会った皆さんに感謝しています。ありがとうございます！

受賞作品：ベンディート・マシン V – 引金を引け！作品詳細

Marleen van der Werf監督

地球を救え！部門　優秀賞（環境大臣賞）受賞者

日本で子供たちを題材としたドキュメンタリーを撮りたいです。オランダ人のフィルムメーカーとして、日本の子供が自然とどのような関係を築いているのかとても興味がありますし、SSFF & ASIAを通して一緒に製作できそうな人々にも出会うことが出来ました。

受賞作品：私の大好きな樹

Emily Driscoll監督

地球を救え！部門　J-WAVEアワード受賞者

SSFF & ASIAでは監督、俳優、アニメーター、プロデューサー、ラジオパーソナリティー、配給会社および観客が集って意見を交換したり、互いに支援し学ぶ場を与えてくれます。クリエイター仲間と知り合い、一緒に仕事をするきっかけを生み出す素晴らしい機会です。私自身、オープニングの日の夜に大勢のフィルムメイカー、プロデューサー、俳優や配給会社の人々と知り合い、映画祭期間中に度々一緒になりました。何名かは滞在していたホテルも一緒でした。映画祭に出席するだけの短い旅行でしたが、出会い、経験、そしてイベントと盛りだくさんでとても有益な時間を過ごせました。出会った人々とは今でもコンタクトを取っているので、いつか一緒に刺激的で新しい作品作りが出来ればと思っています。

受賞作品：蛍のいる風景　作品情報