【レポート】第3回いばらきロケーションツアーを開催しました!
2016/01/09
CREATORS
10月14日(水)に茨城県主催『第三回いばらきロケーションツアー』を開催しました。
※2015年10月19日(月)に掲載したものです。
東京駅からバスに乗り込み、第1回いばらきショートフィルム大賞受賞作品『ストロボ』を観ながらまず一行は茨城県稲敷市へ。
稲敷市では大日苑と笑遊館の2箇所を見学。
大日苑は数多くの映画やドラマが撮影された金属板葺き2階建て木造建築。時には畳の居間に絨毯を敷いて洋室として撮影することもあるそう。また立派な門は刑務所の入口として使用されたことも。
さらに稲敷市には名前の通り稲穂がそよぐ田んぼや昔のままの風景を残した霞ヶ浦の湖岸など自然の風景を撮ることが出来るロケーションもあります。
続いて一行は牛久市へ移動。戦隊ものの撮影でよく使用されるという牛久クリーンセンターを見学。曲線の天井や柱が特徴的なミュージアムホールや施設を繋ぐ渡り廊下など、ここでしか取ることの出来ないロケーションがたくさん!またゴミの分別を表現した煙突がとても印象的でした。
その後シャトーカミヤにて昼食。ここもかつてはテレビドラマの撮影などでよく使われていたそうですが、現在は災害復旧工事を行っており、来年3月完了予定とのこと。
午後はまず牛久愛和総合病院を見学。24時間365日稼働している病院での撮影は大変ですが、この病院は現在稼働していない1フロアを利用して終日の撮影が可能ということもあり、ドラマの撮影でもよく利用されているそうです。
最後に訪れたのは阿見町。この町では江戸中期に建てられた茅葺きの古民家、山中邸、某CMで使用された竹林、そして7世紀初めに建てられたと伝えられる古社、阿見神社の3カ所を訪れました。最初に見学した山中邸は映画『赤い鯨と白い蛇』で舞台となった場所。土間にはかまどもあり、古い日本家屋がそのまま残されています。
最後に参加されたフィルムメイカーの皆さんからコメントを頂きました。
「初めて参加したが楽しかった。」
「茨城に来るのは初めて。県について知る良いきっかけになった。」
「もう少し違うエリアも見てみたいと思った。」
「この経験を作品にしてお返ししたい。」
「ロケ地を巡るだけでなく、撮影も含めた企画も面白いと思う」など。
今回のツアーをきっかけに、またたくさんの茨城を舞台にした素敵な作品がうまれると思うと楽しみですね!
第3回いばらきショートフィルム対象は2016年1月31日まで応募受付中。