世界中の映画祭受賞を⽬指す映像クリエイター⽀援プロジェクト 「講談社シネマクリエイターズラボ」 映画祭アワードセレモニーに受賞者3名が登壇!
第3期の企画募集も決定! 2024年8月1日〜スタート!
米国アカデミー賞公認、日本発・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)」が6月17日に開催した2024年映画祭のアワードセレモニーにて、「講談社シネマクリエイターズラボ」第2期の受賞者3名が登壇しました。
「講談社シネマクリエイターズラボ」は、制作予算最大1000万円で世界中の映像クリエイターが講談社の担当編集者と⼀緒にショートフィルムを制作して国内外の映画祭での受賞を⽬指す映像企画コンテスト。SSFF & ASIAがそのサポートをしています。
2023年11⽉末に〆切られた第2期への応募は、第1期を超え、国内外から1,126作品が集まりました!
アワードセレモニーでは、優秀賞受賞者であるMilda Baginskaite(ミルダ バギンズカイテ)⽒、石川泰地(いしかわ たいち)⽒、古山俊輔(こやま しゅんすけ)⽒の3名に、講談社代表取締役社⻑・野間省伸氏よりトロフィーが⼿渡されました。いずれも講談社のパーパス「Inspire Impossible Stories」を体現して国境を越える「物語」を制作予定です。作品は2024年末までに完成し、2025年から映画祭への出品を開始します。
第3期募集は2024年8⽉1⽇から11⽉30⽇まで。世界を、誰かの⼼をInspireする、Impossibleな(=ありえない!)
想像を超えたStoriesを⼀緒につくりたい、という映像クリエイターさんのご応募をお待ちしています!
第2期 受賞者⽒名/企画名、概要、受賞コメント
Milda Baginskaite(英国在住リトアニア人) / 『Little Pains』 (実写)
11歳の少女ソフィーは母親を亡くしたが、現実を受け入れることができず、葬式当日、偶然知り合った友だちの誕生日パーティーに参加。その後、おもちゃのピストルを持って墓場に向かう……喪失の痛みに向き合うこと、悲しみを乗り越えること、を描く。
本人コメント
「この場に来られて幸せです。私が作ろうとしているのは、子どもたちが悲しみに向き合うという映画です。そして、みんなで一つになってお互いを助け合うストーリーです。そういう助け合いがこの時代にとって大事だと考えます。今、世界が少し壊れつつあるのではないかと感じているので、この映画を作れることがとても嬉しいです」
石川泰地/『エンパシーの岸辺』(実写)
浮気をされた女が、浮気相手(ルームメイト)を衝動的に殺害。死体をキャリーケースに詰め込んで海へ捨てに行こうと車に乗り込むと、死んだはずの彼女が話しかけてきてーー。 映画ならではの画づくりにこだわる“ノワール・ロードムービー”。
本⼈コメント
「自分で面白いと思って書いて応募した脚本を、講談社のみなさんにも面白がってもらえて、実際に作る機会をいただけたというのはとてもありがたいことです。まだまだ準備段階で、これから撮影に向けて色々と進めていく予定ですが、自分で書いた脚本以上に楽しんでいただける映像を作れるように頑張っていきたいと思います。」
古山俊輔/『朝のとき』(アニメーション)
空想が織りなす文学的ファンタジーアニメーション。様々な環境に置かれた人々によるそれぞれの幻想的なシーンや光をテーマとする。学校に行けない少年、独りで海を守る灯台守、働いても裕福になれない煙突職人、終わりのない戦場の兵士たち、親友を亡くした登山家…現実を厳しく生きる人々をイマジネーションの力で幻想的な世界に誘う。
本⼈コメント
「いま、まさに脚本を制作中でして、9分程度のアニメーションになる予定です。アニメなのでコツコツと、少しずつ一生懸命作っていきたいです。講談社シネマクリエイターズラボは世界の映画祭での受賞が目標ということなので、なんとか自分も賞をもらえるように頑張って、来年も再来年もこのプロジェクトが続くように、次の人にバトンを渡せていけたらいいなと思っています。」
株式会社講談社 代表取締役社⻑・野間省伸
「昨年に引き続き、第2期も才能あふれる映像クリエイターに受賞していただくことができました。受賞者の皆さんには、そのちからを制作の現場で存分に発揮していただいて、国内外の映画祭受賞を果たしていただきたいと思います。我々も全力で伴走いたします。」
講談社シネマクリエイターズラボ
株式会社講談社が2022年に開始した「映像クリエイター⽀援プロジェクト」。
応募条件は25分以内を想定した映像作品であること、それだけ。アニメ、CG、実写問わず、ジャンル⾃由。第1期、第2期ともに1,100以上の応募企画が集まりました。完成作品は国内外の映画祭受賞を⽬指していきます。