SSFF & ASIAがルクソール(エジプト)の映画祭に参加!遺跡を背景にセレモニーが行われました!
2016/03/29
CREATORS
古代エジプトの都テーベがあったエジプトの都市ルクソールで「ルクソール・アフリカン映画祭」が3月17日から23日まで開催されました。ナイル川の辺にあり、数多くの遺跡が世界遺産に登録されているこの街には、カルナック神殿やルクソール神殿など生を象徴する建物や、ツタンカーメン王の墓もあります。
そんな街で今年5回目の開催を迎える「ルクソール・アフリカン映画祭」は、アフリカ諸国の映像文化の発展と啓蒙を重視し、アフリカ各国の若手監督育成にも力を注いでいます。
3月17日夜には、エジプト映画界をはじめアフリカ諸国からのVIPゲストが招待されたオープニングセレモニーがハトシェプスト女王葬祭殿で華やかに行われ、エジプト国文化大臣のスピーチにより映画祭が開幕しました。
3月19日(土)には、SSFF & ASIAから特別セレクションをした2つのショートフプログラムのうち「ASIA & JAPAN」プログラムが上映され、21日(月)には「インターナショナル」プログラム上映を行ったほか、
映画祭とも関わりのあるフィルムメイカー/講師の田中靖彦氏から脚本構成に関するワークショップも開催しました。
また、アフリカ諸国の映画祭ディレクターが集結した協力会議も行われ、SSFF &ASIAのフェスティバル・ディレクター、東野正剛もアジアからの一員として意見交換に参加しました。
短い滞在ではありましたが、エジプトやマグレブ(モロッコ、アルジェリア、チュニジア、西サハラの北アフリカ北西部に位置するアラブ諸国)や他のアフリカ諸国との映画関係者とのネットワークが広がり、来年以降、アフリカ諸国からの作品のエントリー数が増えそうです!