【受賞コメント】ミュージックShort部門でシネマチックアワード受賞の山岸聖太監督とシネマチックアワード特別賞のARATA監督から喜びのコメントが到着!

【受賞コメント】ミュージックShort部門でシネマチックアワード受賞の山岸聖太監督とシネマチックアワード特別賞のARATA監督から喜びのコメントが到着!

ミュージックShort部門でシネマチックアワード受賞の山岸聖太監督。
星野源さんのMVやこれまでもKANA-BOONさんのMVを何本か手掛けてきました。普段はコメディタッチのMVが多い中今回の『生きてゆく 完全版』は、シリアスな作品となっています。

【受賞作品】

生きてゆく 完全版 Ikiteyuku Full ver.
山岸聖太 /日本/25:00/ミュージックShort/2014/♪KANA-BOON 「生きてゆく」

海辺の町。夢を追い、東京へと出て行ったバンドマンの彼と、地元に残った女優志望の彼女。思い出の海辺で再会した彼と彼女。二人で過ごした日々と、それぞれの現在(いま)。夜の波音の中、想いが交錯する・・・。

作品の見どころ

主役の2名である岸井ゆきのさんと谷口鮪さん(KANA-BOON)は、この作品が3本目の共演になります。「ないものねだり」「1.2 step to you」というMVで2人のズレた関係性を描きました。この「生きてゆく」は過去の2本と脚本上の直接的なつながりはありませんが、でもどこかつながっている様にも見えます。
これまでの作品との大きな違いは、鮪さんに「タニグチ」という役をしっかりと演じてもらった事です。アーティストさんによってはMV内で芝居をする事に拒否反応を示す方(マネージメント含め)もいらっしゃいますし、その理由もとても良くわかります。馴れない”演技”そのものが本人への負担にもなるし、芝居が大根役者に見えてしまうリスクもあるからです。そんな中KANA-BOONさんは、”そこ”も含め面白がっているような、そんな空気がチームの中に流れているように感じます。このような企画を実行する上で、その空気はとても大切に思います。
鮪さんの、役への反応は素晴らしく、ゆきのさんとの微妙な距離感を上手く計り演じています。劇中でも歌う〈いつだって僕は後悔と生きてゆく〉という歌詞の持つ力強さというか覚悟というか、一言では言い切れない混ざった感情が、しっかりと作品全体の中に根を張っている様な、そんな気がするのは、曲を作った本人がこの役を演じているからだと思います。”本人”と”役”の混ざり具合が見所のひとつです。

 

受賞コメント
この作品に関わってくださった全ての皆さんにまず喜びと感謝を伝えたいです。 ありきたりな文章ですが本当にそう思います。
この完全版は「生きてゆく」がMVとして完成した後に、個人的なわがままで制作させてもらった作品です。元々は4分強のMVとして撮影した素材を使って、再構成しました。この分量を1日で撮ることができたのは制作スタッフ陣のおかげでしかありません。

出演して頂いた俳優陣の皆さま、全てのスタッフ陣に本当に感謝しています。 そして数年間いっしょに作品を作らせて頂いているKANA-BOONの皆さんと共にこのような賞を受賞できた事が、何よりも、心から嬉しいです。

山岸聖太

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デビュー20周年のGLAY。原点の函館で撮影された本作品は、少年の夢と葛藤を描いたサクセスストーリーです。しかも作品は、リーダーのTERUさんの実家で撮影されたとのこと。ファンにはたまらないMVとなっております。バンドマンを目指す若者にもぜひ見ていただきたい作品です。

【受賞作品】

疾走れ!ミライ HASHIRE MIRAI
ARATA/日本/18:37/ミュージックShort/2014/♪GLAY「疾走れ!ミライ」
函館の地で育った4人の少年達が音楽を通じて仲間との友情、恋、挫折を経験しながら決して諦める事のないロックという夢へ向かって走り続ける姿を描いたサクセスストーリー。

作品の見どころ

『GLAY』のサクセスストーリーがコンセプトになっており、作品の中で、登場するロケ地は、主に『GLAY』に纏わる場所で撮影しました。
特に部屋でデモテープを作成するシーンは、メンバーTERUさんの実家のお部屋で、実際にメンバーがそこに集まって音楽への思いを語り合った場所とのことでした。
他にも、当時のバンド名、当時よく食べいていたハンバーガーなど、『GLAY』に纏わるキーワード探しも、見どころの一つです。

ARATA_GLAY

受賞コメント
今回は、この様な素晴らしい映画祭に参加させていただき、更に、素晴らしい作品が並ぶ中、受賞させて頂き、本当に光栄です。 この作品は、『GLAY』さんの結成当時のストーリーを元に作らせて頂きました。
メンバーの地元、函館を舞台に、『GLAY』ゆかりの地で撮影を行い、特に、メンバー、TERUさんのご実家での撮影は、当時のメンバーのやり取りが、目に浮かぶ様で、とても貴重なシーンになったと思います。
『GLAY』さんの歴史に少しでも触れられた気がしとても光栄です! そして、念願の警察官役で、出演いただいた鈴木正幸さんとの撮影も、大変勉強になりました!! GLAYの皆様、役者の皆様、スタッフの皆様、そして函館ロケでお世話になった皆様、本当にありがとうございました。

ARATA

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