ndjc:若手映画作家育成プロジェクト SSFF推薦監督から製作実地研修への参加監督が選出!
文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト」にてSSFF & ASIAから推薦した藤井 悠輔監督が製作実地研修に参加することが決定いたしました! 国内の各映画団体等から推薦された76人が夏のワークショップを経て、最終的に4名の作家が製作実地研修に参加します。
藤井 悠輔監督は「はちきれそうだ」が2014年の映画祭にて上映され主演の白井哲也さんがジャパン部門 ベスト・アクター賞を獲得しております。
製作実地研修では、脚本開発と35mmフィルムによる撮影を必須とした、完成尺25分以上30分以内の短編映画の制作を行います。
現在作家たちは、プロの講師の指導のもと脚本開発に取り組んでいます。今後のスケジュールなどプロジェクトの最新情報はHPにて随時更新いたします。どうぞご期待ください。
藤井 悠輔
1980年京都府生まれ。大阪芸術大学映像学科卒業後、劇場用映画の制作に携わり、現在はCM制作会社に勤務する。その傍ら自主映画を制作し、「COIN LAUNDRY」(2013)、「はちきれそうだ」(2014)が、ショートショート フィルムフェスティバル & アジアや福岡インディペンデント映画祭、アシアナ国際短編映画祭、ジャパンフィルムフェスティバルなど国内外の多数の映画祭で上映される。
◆脚本指導講師
富山 省吾氏(プロデューサー)
柏原 寛司氏(脚本家・監督)
三村 渉氏(脚本家)
ndjc:若手映画作家育成プロジェクトとは…
国と映画のかかわりあいとして、諸外国では映画振興機関が創設され、映画作家の育成という面でも様々な活動が展開されています。近年、日本映画の復興が伝えられるなか、日本でも文化庁による長編映画監督の育成への取り組みが進められています。
VIPO(映像産業振興機構)は映像産業というくくりで業態を超えて設立され、その特性を生かした育成支援として、2006年度より、文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト」を企画しています。
このプロジェクトでは、在野の優れた若手映画作家の発掘と育成を行い、本格的な映像制作技術と作家性を磨くために必要な知識や技術を継承するためのワークショップや制作実習を実施すると同時に、新たな才能の発掘を目的とした作品発表の場を提供することで若手映画作家を支援し、日本映画の活性化を目指しています。
本年度の製作実地研修では、シナリオ開発と35mmフィルムによる撮影を必須とした、完成尺25分以上30分以内の短編映画の制作を行います。
VIPO(映像産業振興機構)とは…
VIPO(映像産業振興機構)は、わが国の映画、放送番組、アニメーション、ゲーム、音楽等を国際競争力ある産業とし、映像コンテンツ産業の発展を通じて日本経済の活性化に寄与することを目的とするNPO法人です。 2003年に設置された知的財産戦略本部の支援を受け、アメリカのAFI(American Film Institute)やイギリスのUKFC(U.K. Film Council)に相当するような映像産業の振興組織として設立されました。