「これからの観光と観光映像の形」をライブトーク ~自治体・地域ブランディングの目線でGo To キャンペーンを検証~
第9回観光映像大賞ファイナリストが参加
SSFF & ASIA 2020オンライントークシリーズ第6弾!
「これからの観光と観光映像の形」をライブトーク
~自治体・地域ブランディングの目線でGo To キャンペーンを検証~
ホスト:別所哲也
【2020年8月20日(木)20:00~21:30 @ YouTube】
ショートショート フィルムフェスティバル & アジア (以下、SSFF & ASIA)では新型コロナウイルスの感染拡大により6月の開催延期に伴いスタートしたオンライントークシリーズの第6回として、「これからの観光と観光映像の形」をテーマにしたライブトークイベントを実施いたします。
ホストを映画祭代表の別所哲也がつとめ、第9回観光映像大賞のファイナリストとなった作品から、岡山県の作品を監督した俳優で同県出身の前野朋哉さん、福島県の作品の原画と監督をつとめた、東京メトロのポスターやR25の表紙で有名なアートディレクター寄藤文平さんをはじめ、自治体関係者、および制作会社をパネリストに迎えます。
新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言の発令で、県を跨いでの移動に制限が設けられるなど、大きな変化を迫られることになった観光業。緊急事態宣言解除後は「withコロナ時代」に突入し、今までとは異なる夏のレジャーシーズンを迎える今、今回選ばれた観光映像を作った時期からの変化といった観光地の現状や、withコロナ時代の観光のあり方や楽しみ方、映像を使った観光のブランディング手法のこれから等、今後の観光業の展望を語ります。
また、自治体の目線、観光映像を通じた地域ブランディングの目線で注目のGo To キャンペーンのありかたについてもディスカッションいたします。
【開催日程】 2020年8月20日(木)20:00~21:30
視聴ページ:https://youtu.be/CxH0_xsHOZ0
※無料でご覧いただけます。
2012年にスタートした、日本全国で制作された観光プロモーション映像・映画・ビデオなどを募集するプロジェクトです。“観光や地域振興”という観点で創造性、振興性、話題性のある作品に「観光映像大賞 観光庁長官賞」を授与してきました。
第9回目となる今回は、全国60本の観光プロモーション映像の中から選考を行い、「地域をブランディングする」5本の映像作品をファイナリストとして発表いたしました。http://brandedshorts.jp/2020_kanko_finalist/
第9回観光映像大賞 ファイナリスト (タイトルの50音順)
『長生ノスタルジア』
【監督名】安田瑛己【尺数】27分45秒【地域名】千葉県長生村【ジャンル】ドラマ【制作年】2019年
季節が巡るたび、わたしは「あの頃」を思い出す。 九十九里浜に面する千葉県唯一の村、長生村。仕事を辞め故郷に帰ってきたアカリは、かつての親友・ハルになかなか会うことができずにいた。春、夏、秋、冬と巡る季節のなかで、ふと忘れかけていた「あの頃」の記憶が蘇ってくる。
『はつかいち物語 愛の取調べ室』
【監督名】宮川博至【尺数】1分30秒【地域名】広島県廿日市市【ジャンル】シティプロモーションPR動画【制作年】2019年
舞台は、とある「取調室」。そこには向かい合い座っている、はつかいち応援大使の香川裕光と和泉崇司の姿があった。架空の刑事役に扮した香川の尋問に、沈黙を貫く和泉。 自白を促す香川に対して、ついに和泉は隠しきれない廿日市への愛を叫ぶ。 そして和泉が着ているTシャツには「愛している、廿日市」の文字が・・。
『火の鳥”道後温泉編”』
【監督名】吉村文宏【尺数】8分10秒【地域名】愛媛県松山市【ジャンル】アニメーション 【制作年】2019年
愛媛県松山市の重要文化財・道後温泉本館は只今、営業しながら保存修理工事中。 そんな道後温泉に「火の鳥、到来」。日本最古の湯を舞台にした、時空を超えた「再生」の物語が 巻き起こる。手塚プロダクション制作による「火の鳥」の新作となるスピンオフ三部作。
(c)手塚プロダクション/松山市 2019
『ぽつり、岡山』
【監督名】前野朋哉【尺数】31分01秒【地域名】岡山県【ジャンル】フィクション【制作年】2019年
絵本が描けなくなった絵本作家の幸一と、笑うことができなくなった女子高生のハレ。 ふたりはある日、岡山の海で出会う。幸一はハレの秘密に触れ、彼女が抱えている深い孤独を知る。 幸一もまた、過去の傷みに縛られている自分のことをハレに打ち明ける。 岡山で新しい一歩を踏み出すふたり。そのときぽつりと一粒の雨が降る。
『もっと 知って ふくしま 第2弾(総集編)』
【監督名】監修:箭内道彦 監督・原画:寄藤文平【尺数】5分56秒 ※1市町村当たり6秒 【地域名】福島県(福島県内59市町村)【ジャンル】アニメーション【制作年】2020年
「ふくしまの魅力をもっと身近に感じてほしい、そして知ることからはじまる福島のワクワク感をもっと創出したい」という思いから、福島県内全59市町村の魅力を、それぞれ”6秒”にギュッと凝縮したショートムービー。郷土玩具である「赤べこ」をモチーフにしたナビゲーター『ベコ太郎』が、知るほどたのしいふくし まの魅力を、軽快なリズムとアニメーションで紹介します。
ホスト: 別所哲也(SSFF & ASIA代表)
パネリスト(作品タイトル50音順、敬称略):
1.長生ノスタルジア (千葉県長生村) 長生村役場 企画財政課 企画係長 河野真治 株式会社エレファントストーン ディレクター 安田瑛己
2. はつかいち物語 愛の取調べ室(広島県廿日市市)
廿日市市役所 環境産業部観光課 観光振興係長 丸子絵美子
株式会社バズクロウ 代表取締役 宮川博至
3. 火の鳥“道後温泉編” (愛媛県松山市) 松山市 市長 野志克仁
株式会社ポニーキャニオン エリアアライアンス部 部長 村多正俊
4.ぽつり、岡山 (岡山県) 岡山県 総合政策局 公聴広報課課長 玉置明日夫 監督 前野朋哉
5. もっと 知って ふくしま! (福島県) 福島県 総務部広報課 主任主査 平山知宏 監督・原画 アートディレクター 寄藤文平
前野朋哉
1986年生まれ。岡山県倉敷市出身。大阪芸術大学映像学科卒業。俳優、監督。おかやま晴れの国大使。
学生時代から自主映画の制作を始め、監督・脚本・主演を務めた「脚の生えたおたまじゃくし」は、
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2010で審査員特別賞&シネガー賞をW受賞。
その後、俳優として映画やドラマなど数多くの作品に出演
(映画「桐島、部活やめるってよ」「チェリーボーイズ」「嘘八百」「魔法少年★ワイルドバージン」「音楽」など、
テレビドラマ「おかしの家」「わろてんか」「フルーツ宅配便」「スカム」「行列の女神~らーめん才遊記~」など)。
近年の監督作には、第30回東京国際映画祭出品作の短編「春夫と亮二 第一話河童」、
NHKドラマ「謎解きLIVE」シリーズなど。岡山県のPRには2015年から関わり、2017年からはPRムービーの監督も務める。
寄藤文平
1973年長野県生まれ。1998年ヨリフジデザイン事務所、2000年有限会社文平銀座設立。広告やプロジェクトのアートディレクションとブックデザインを中心に活動。主な仕事に、東京メトロ「TOKYO HEART」「家でやろう。」、JT「マナーの気づき」「大人たばこ養成講座」、グリコ乳業「白黒つけないカフェオーレ」など。著書には、「地震イツモノート」、「ラクガキ・マスター」、「ミルク世紀」など。