『オベイ・ザ・ジャイアント』の監督へインタビュー! なぜシェパード・フェアリーを元にショートフィルムを撮ろうとしたのか?
アジア最大級 米国アカデミー賞公認国際短編映画祭がおくる ”シネマミュージアム”-秋の特別上映会監督特別インタビュー!
上映プログラムの一つであるアートショートフィルム プログラムの『オベイ・ザ・ジャイアント』の監督であるJulian Marshall氏に今回の作品の見どころについてお伺いしました。オベイのステッカーやアート作品は、エンターテイメントが好きな人であるならば、どこかで一度はみたことがあるのではないでしょうか。そんなアート作品の原点に迫ります。最後の部分のシェパードと市長の会話は見ものです。
① この作品の見どころは何ですか?
私にとっての見どころは、なんといっても撮影して楽しんで撮影したシーンです。ステディカムでの長回しで、シェパードのスタジオを撮影したシーン、そしてシェパードがビルボードに貼っているシーンは特に楽しむことができました。
② シェパード・フェアリーについての作品を作ろうとおもったきっかけは何ですか?
彼と初めて仕事をしたのは2009年のことでした。その後2011年、ロードアイランドデザイン学校(RISD)での卒業制作を作るとき、直感的にRISDの生徒として、RISDの生徒に関する作品を作ろうと思いました。シェパードの話は私にとって常に魅力的であり、誰も今まで描いたことがありませんでした。なのでシェパードと奥さんと会い、そのアイデアを話したところ、彼らは喜んで私に作品を作らせてくれました。
③ 日本のお客様に一言お願いします!
私は常にストリートアートは言葉の壁を超えるとても魅力的なものであると思っています。シェパードの活動はまさにそれを証明しています。芸術に関してグローバルな会話をすることは非常に大切だと思います、それは優れた芸術は常にユニバーサルなものであり、人間に直接的に影響するものです。そのような存在は稀であると言えるでしょう。