ゴリさん、満島ひかりさんからも受賞コメントが到着!(SSFF & ASIA 2021受賞コメント2)

ゴリさん、満島ひかりさんからも受賞コメントが到着!(SSFF & ASIA 2021受賞コメント2)

ゴリさん、満島ひかりさんからも受賞コメントが到着!

★ジャパン部門ベストアクターアワード

ベストアクター:満島ひかり / Hikari Mitsushima

出演作:『演じる女』(A Woman Who Acts
照屋年之 / 18:30 / 日本 / ドラマ / 2020

病で余命いくばくもない年老いたアキラには、若くて美しい妻・好子がいる。好子は病のアキラを、外に連れ出しては二人の時間を楽しもうとする。日に日に衰弱していくアキラ。それを見て嬉々として楽しむ好子。果たして彼女の思惑とは?

〇受賞コメント(照屋年之氏
ほとんどセリフがない中、感情を押し殺し、観客をミスリードさせる演技は大変だったはず。しっかり話し合い挑んだ本番。一つ表情とっても、何度も悩み、何回も撮り直し、納得するまで演じてくれました。「彼女の狙いはなんなのか?」満島ひかりの目から溢れる喜怒哀楽。この映画は満島さんの表現力に魅了された作品です。だからこその受賞なのかなぁ。おめでとうございます。

〇作品のおすすめポイント
1番力を入れたのが歌のシーンでした。本番はカメラを2つ用意しましたが、満島さんの歌う姿が美しく切なく素晴らしいのでワンカットで撮り続ける事に決めました。現場の緊張感はマックス!誰も失敗は許されません。歌の途中にクシャミしようもんなら、物を落として音を出そうもんなら、大変な事になります。そんな一発オッケーのシーンを感じながらご覧いただけたら。

〇ご自身が影響を受けた作品や監督について
影響を受けたというほど作品も監督も詳しくないですが、80年代のハリウッド映画に刺激を受けて青春時代を生きてきました。トップガンのトムクルーズに憧れると、すぐ髪型を真似したりしましたが、もちろんトムクルーズにならなかったです。インディージョーンズやバックトゥーザフューチャーなど、夢のある世界を映画で見せてもらいました。僕も夢を与えられる映画を作れるよう頑張ります。

〇受賞コメント(満島ひかり氏)
『演じる女』は、脚本を頂いてから完成まで、変わらず「好き」な作品です。照屋監督のシンプル
で気持ちの良い青空のような演出は、すごい!
子供の頃から知っている沖縄のスタンダードナンバーを演じ唄う緊張感も、大好きな先輩方と
の共演もたまらなかったです。そして地元の映画スタッフ達の、知恵や才能に感動していました。
映画に何かが宿り、たったひとりを守り動かし、世界に種をまき育ってゆくことが、これからも絶
えませんように。
うれしい賞を、ありがとうございます。

【満島ひかり】
鹿児島県生まれ、沖縄県育ち。
1997年に音楽ユニット「Folder」でデビュー。
2009年に映画『愛のむきだし』で鮮烈なインパクトを残し、その後も俳優・歌い手・執筆など、豊かに活動中。
今年は映画『川っぺりムコリッタ』の公開と、来年22年はNetflix主演ドラマ「First Love 初恋」が配
信予定。

本作は、8/8-16に長野県阿智村で開催される「SSFF & ASIA 2021 in ACHI -日本一の星空映画祭-」で上映されます。

詳しくは以下公式WEBサイトをご覧ください。

http://info.sva.jp/shortshorts2021/