【レポート】今年もジャパンショートを高雄映画祭(台湾)にて上映

【レポート】今年もジャパンショートを高雄映画祭(台湾)にて上映


ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)は、2010年より、台湾・高雄市で毎秋開催される高雄映画祭と提携し、日本と台湾の最新ショートフィルムのプログラム交換を行っています。今年6月のSSFF & ASIAでは、高雄映画祭がセレクションをした台湾からの4作品を紹介しました。そして今回、10月23日から開催している高雄映画祭にて「SSFF & ASIA ジャパンショートセレクション」プログラムと題されたジャパンショートのプログラムを上映。プログラムには、ジャパン部門で優秀賞となった『こころ、おどる-Kerama Blue』を筆頭に『小春日和』、『Dance Dance Dance』、いばらきショートフィルム大賞に輝いた『帰ろうYO!』、そしてネスレオリジナルショートフィルム『恋する占女リータ!』の合計5作品がセレクションされました。

場外では観客による人気投票を実施

29日(金)に行われた2回目の上映は金曜日の夜にも関わらずチケットが完売!またこの回にはゲストとして『こころ、おどる-Kerama Blue-』の岸本監督とSSFF & ASIAスタッフが参加、上映後に観客からの質問に応じました。
質疑応答では、沖縄をロケーションに選んだ経緯や、様々な言語が飛び交う作品の撮影の進め方についての質問が出ました。(実際は全役者さん日本語が話せるそうで、撮影自体は日本語メインで進められたそうです。)また「映画で映し出される慶良間諸島と実際には違いがあるのでは?」という質問には、「本当に海の美しいところ。都会的なところも一部ありますが、リゾート地でもあるし自然の美しいところなので是非直接来て見て頂きたい。」とお話しされていました。さらに本作品で海をテーマにしたことについては「人間が国境や言葉などを脱ぎ捨て裸になれる場所」というコンセプトがあったそう。

 上映後のQ&A 岸本司監督(中央)
Q&A後も場内では監督のサインを求めて長蛇の列が。監督は一人一人と会話をされ、台湾の人々との交流を深めていました。

 監督のサインを求めて並ぶ観客

 イベント後、監督と記念撮影をする高雄の観客
3回目の上映は11月2日(月)19:00から。
高雄映画祭ホームページはコチラ